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筑紫次郎

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限界の疲労の中 激務一段落・・?!

File No.2010.09.003

Field Date                   19.September.2010
Field Time                   22:00 ~ 01:00 
Sea Bass Size              57cm 53cm 40cm 35cm  
Field Place                  筑後大堰下流域  筑後川
Field Information          若潮 ↘  (三池)  曇



やっと集中業務の激務が一段落・・・!
「ほっ」としたのもつかの間、恐ろしいほどの疲労が襲ってきた・・・(若くないね・・・)
精神状態としてはかなり危機的で、少しのライントラブルでもイライラしてしまうような始末。
もはや「死語」となった「ヒステリー」の状態。

とは言え、やっと落ち着いてフィールドと向き合えるようになった訳で、そうなると夢遊病者のように筑後川へ向かう・・・(笑)

少し潮の高い状態から、フィールドインする。
水面には小さなさざ波、間違いなく、エツ稚魚の波紋。
そして潮の澱む時間帯だったようで、マッタリとしたカンジだった。

「チャンス・・・!!」

経験則的には、こんなカンジがいい 筈・・・! 
シンペンから通すも反応はない・・・?!
この状況のために購入しておいた独特の動きを武器にしている小さめのシンキングミノーにチェンジ。

その3投目にあっさりと答えは出る。




40cmの筑後川の有明シーバス!! 
すんなり、キャッチ。

そして連発・・・?!




小型シンキングミノーを「コツッ・・」と反転魚信(バイト)
その瞬間にステラSWのドラグが「ジッ・・・」と鳴ってオートフッキング・・・(笑)




57cmの有明シーバス!!
とりあえずのリミットメイク!!

その後は潮の澱みが終わり、流速が加速度的にあがると、お決まりのように魚信(バイト)がなくなる。
こんな状態でも、有明鱸は近くには「居る」はずなので、何とか魚信(バイト)を拾えないか・・・?と悪戦苦闘するが、結果、自分の経験則が「無駄な努力」と断罪するように本日もその強い流速では魚信(バイト)を拾えなかった・・・(泣)

我々の考え方の中には、この攻略が難しく、素晴らしい筑後川フィールドで自由に釣り、「一夜一本」を「どの季節」にも釣ることができるようになることが目標として存在している。
それは同時に、どの潮もどの流速も、すなわち「フィールドの状態がいかなる状況」でも釣ることができるようになることなのだと思っている。

一方でこれまでの筑後川フィールドでの経験則は、「この流速だと釣れんもんね・・・!?」などと自分の中で勝手に??「固定観念」を形成してしまう。

そうした自分の内なる「固定観念」を打ち砕いていくことが、自分達の「進歩」なのだと思っている。

「昔はもっと釣れたもんね・・・?!」と諦めの嘆きなど自分は発したくない。
あやふやな情報に右往左往しながら、「釣れる時」だけ、所構わず釣りに行こうなんても思わない。

釣人にとって釣れないことが最大の「不自由」ならば、もっと「自由」にこの筑後川フィールドで有明鱸を釣っていたい。
少なくとも今はそう思っている。

そしてイライラしながら、キャストを続けていると「秋」の筑後川に適合する筈と思い、某釣具屋さんで叩き売りしていた少し古い???シンキングミノーに明確な反転魚信(バイト)・・・!!
自分の「読み」が的中すると人間誰しも「してやったり・・・!!」と思うもの。
その「想い」を確実にするために慎重にドラグワークを駆使して、キャッチを優先する。
何とかオーシャングリップでがっちりキャッチ!!


 

53cmの有明シーバス!!
「してやったり・・・!!」の一本!!

沖目の流芯に撃ち込んだジグミノーの立ち上がりに明確で小さな魚信(バイト)!!
「でかい・・・!?」と思うのも瞬間的で、痛恨のバラシ??というよりのらなかった・・・(泣)

そして最後に、澱んだ流れから一本!!

 


35cmのミニマムサイズの有明シーバス!!
しかし、この個体は「推測」を「確信」に変えてくれた。

大きく開けた口の中の奥の上部に何か見えている。




未消化のほぼ原形をとどめた「エツ稚魚」
手前の澱みの水面での小さなさざ波はやっぱりこの「エツ稚魚」だった。
そしてこの40mmのスモールベイトは「秋」の筑後川の大事なベイトのひとつなのである。

「推論」が「確信」に変わる瞬間・・・!!

わずか35cmの筑後川の有明シーバスがもたらしてくれた「確信」

これからも、こうした自然の「筑後川フィールド」に落ちている何気ないパズルの欠片を一つ一つ拾っていくのだろう。

疲労からくる精神的なイライラも限界の達しつつあったので、「確信」を与えてくれた筑後川フィールドから静かにフィールドアウトした。


筑後川および筑後川河川敷に生息する野生の「狸」や「狐」、「鼬」や「猫」などが凄惨な車の事故によくあう時期でもあります。
筑後川堤防の道路はよくそうした野生動物が飛び出してきます。
できれば、今年はそうした痛ましい事故を見たくないと思う。
そうしたことにも気をつかえる余裕のあるアングラーでありたいといつも思い願う。



Tackle
Rod                 Shimano GAME AR-C 906
Reel                Shimano 08 Stella SW 4000 PG + 10 Stella 4000S Spool 
PELine             UNITIKA SilverThread SaltWater-PE 20Lb.(♯1.2 ) 200m
Joint               Sasame 200-F RedPowerStainSwivel Size10
Shock Leader      Duel Sea Bass Leader 30Lbs. Fluoro Carbon
Lure                SinkingMinnow  


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