新年あけましておめでとうございます。
BlueBlueの吉澤です。

本年もよろしくお願いします。

さてさて、新年いきなりですが昨年末の釣行レポートになります。

奄美大島GTテスト釣行

乗船：ビックディッパー




昨年末にバスメイトの徳永さんにお誘い頂き、プロトモデルのテストも兼ねて奄美大島のビックディッパーさんにお世話になってきました。


アングラーならばいつか手にしたい夢のサイズ達。

歴代の大型GTの釣果写真に圧倒されつつも前日入りということでゆとりを持っての準備となりました。


さてGTゲームと言えば春～秋のイメージがありましたが、
実は12月でも釣れるとの事で今年は12月のツアーもはじめたとの事です。


初めてのビックディッパー乗船。


今回の釣行日程は釣行前日に奄美入りし、実釣３日間です。
コースは奄美大島、徳之島北部のポイントぐるっと回ってきました。




結果から先に伝えますと私は3日間かけて4ヒット3キャッチの釣果となりました。



今回はルアーのテストを兼ねた釣行のためそれぞれ使用ルアーとヒットパターンが違いましたので、ヒットパターン事に解説をしたいと思います。




ヒットパターンその①　ガチスラ230HS使用時

昨年の春に発売しましたガチスラ230HSをキャストし30mほどカウントダウン。水深は40m前後だったかと思いますが、ボトムまで沈めずに中層よりもちょっと下まで沈めた所から誘い上げてきました。

それまでも色々な誘いのパターンを試してきましたが、このヒットは早巻きをからのストップ&ゴーを繰り返していた時のストップ時にヒット！！



岩礁帯の際での攻防はキモを冷やしました。



それでもどうにか20kgオーバーのGTをキャッチ。



初日に釣れた事もあり少し気が楽になった1本でした。


ピンクのクマノミカラー、使ってみてください。




ヒットパターンその②　ガチスラ180HSプロトモデル使用




ガチスラ230HSのダウンサイズモデルとしてガチスラ180HSを開発しています。

110g前後のウエイトで投げやすく、引き抵抗がとても軽いのが特徴です。女性やヘビーウエイトルアーが投げ慣れない初心者でも投げやすいというのも開発コンセプトの1つです。

また投げやすさと引きの軽さだけではなく、230HS譲りのフォールスピードが早いのも特徴の１つです。

今回のヒットはフォールの速さ、引きの軽さを生かしてボトム付近からジギングのようにワンピッチジャークで誘い上げて来た時にヒットしました。

小さいながらもGTゲームに革命をもたらしたシンキングルアーの可能性をさらに引き延ばす、スピードとジャーキングのキレで食わせた1本でした。





ヒットパターン③　スネコン180Sプロトモデル使用


主にシーバスゲームに向け発売したスネコン130Sのサイズアップバージョンとして作成中のスネコン180Sでもヒットがありました。

スネコンならではのゆったりとしたS字アクションを確認するため、風を背負って投げるのでなくあえて流れを掴むようオオドモから後方にキャスト。

流れを横から受けたスネコンがゆーったりとS字を描いて泳いで来た所に黒い弾丸のようにGTが飛び出してきてヒット。

残念ながらこの魚はラインブレイクにより逃してしまいましたが、タダ巻きのゆったりしたスピードでもS字アクションならGTを引き出せるという１つの経験になりました。

ここでお詫びです。
昨年発売予定としておりましたスネコン180Sですがボディー強度不足のため素材の見直しを行っております。
お待ちい頂いているお客様には大変申し訳ございませんが、発売については再度ご案内させて頂きたいと思います。




ヒットパターン④　スネコン220Sプロトモデル使用



スネコン180Sに比べ、さらに大きなサイズ220mmのスネコンをテストしています。
スネコンはタダ巻きでのS字アクションだけでなく、ジャーキングにより水面直下をドックウォークするようなアクションで泳がす事ができます。
また内部のウエイトが大きく動くことで発する音も特徴の１つです。
その特徴を生かし、周囲の魚を呼び込むように音を立てて水面直下を誘ってきた時に水柱を立てるようにヒットしました。
こちらもサイズは小さいながらも新しいメソッドで掛ける事が出来た嬉しい1本でした。



GT（ロウニンアジ）は比較的浮き袋が大きい部類の魚です。
浮き袋はガスを溜めるので、水中の音を反響させることができる器官です。　ウェーバー器官のような聴覚器直結の器官はGTにはありませんが、聴覚には鋭い部類の魚にスネコンの"音”という切り口で攻めるのは理にかなっているのかと思っています。

今回の釣行ではルアーテストを交えながら４つ別々のルアー、別々のパターンでGTを引き出せた事が大きな収穫でした。




もちろんこれらの魚以外にも同船者にも釣果がありました。


スタジオオーシャンマーク森川さん

ガチスラ230HS　グローグロー　カラーにてキャッチ！！


バスメイト徳永さん
カーペンター社　幻影120gにて今釣行で1番サイズ、30kgオーバーのGTをキャッチ！流石の1本でした。

この他にもポッパーにバイトがあったりとダイペン、シンペン、新型ルアーに何度かバイトはありました。

ポッパー、ダイビングペンシル、シンキングペンシルと様々な釣り方が確立されてきたGTフィッシングですが、まだまだ魚を引き出す釣法は残されているのかと思います。


歴史を学びながらも固定概念にとらわれずに挑戦する！
2019年もBlueBlueはそんな姿勢で活動していきたいと思います。

BlueBlue 吉澤

タックル紹介

ガチスラ230HS使用タックル
ロッド：ダイワ　ソルティガエアポータブル　C80HS
リール：シマノツインパワーSW　14000XG 
(スプール SOM　NO LIMITS 13SW16000　ver.2)
ハンドル：NO LIMITS 13SW20000/18000BM
メインライン：ガリス ウルトラキャストマン ＦＵＬＬ ＤＲＡＧ ＷＸ８ＧＰ−Ｄ　６号
リーダー：ガリス　キャストマンアブソーバー130lb
接続金具：SOM　 OGM OceanSnap OS#6


ガチスラ180HS使用タックル
ロッド：TRANSCENDENCE　7ft プロトモデル
リール：シマノツインパワーSW　14000XG 
(スプール SOM　NO LIMITS 13SW16000　ver.2)
ハンドル：NO LIMITS 13SW20000/18000BM
メインライン：ガリス ウルトラキャストマン ＦＵＬＬ ＤＲＡＧ ＷＸ８ＧＰ−Ｄ　６号
リーダー：ガリス　キャストマンアブソーバー130lb
接続金具：SOM　 OGM OceanSnap OS#6

スネコン180S、220S使用タックル
ロッド：カーペンター　TBL　80/35　
リール：シマノ　ステラSW18000HG
(スプール SOM　NO LIMITS 13SW18000　ver.2)
ハンドル：NO LIMITS 13SW20000/18000BM
メインライン：ガリス ウルトラキャストマン ＦＵＬＬ ＤＲＡＧ ＷＸ８ＧＰ−Ｄ　８号
リーダー：ガリス　キャストマンアブソーバー130lb
接続金具：SOM　 OGM OceanSnap OS#6

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