前回の釣行でかなり再現性を感じていたので高知県へ。




以前に120オーバーを仕留め、沢山のボイルも目撃していた場所へ迷うことなく向かうことに。



地合いピッタリに支度し、エントリーする


が、しかし期待とは裏腹に全く静か。


9月、10月は毎日アカメが廻ってきてスーパーボイルをしまくっていいたのだが11月はそううまくはいかない様子



しばらく攻めて見ることに




すると早々にヒラスズキがヒット

300ミリオーバーのルアーに70センチくらいのヒラ。
何を思って食ったのかはわからない。（笑）



しばらくギラギラコウゲキを投げるが反応がないのでルアーを変え、スラスイ２５０にしてみる
前回はこれで１２０オーバーが釣れた。


場休めをしているとボーナスチャンスが訪れる。


自分から起こすことはできないのだが、浦戸湾では１日通して釣りをしていると数回ほど起きる。
日によってムラはあるが



チャンスが起こり狙いを定めて今かなというタイミングでキャストしてみる。


すると


ドスッ！

ロッドが曲がり少々リフトが重いがあまり引かないので強引にずり上げ。


ランカーヒラスズキ釣れる。




早々に写真撮影を済ませ、再度キャスト。




あら、ダメか。
と思い回収間際に　　　ガチン！！！　


ギュイーーーーーーー…　




すごい勢いでラン


これは間違いなくアカメだろう。




１０メーターくらい走ったところでランも落ち着き止まったので寄せに掛かる。

お、重い…（笑）


この場所は手前のブレイクラインにかなり鋭利なガレが沢山点在する場所なので沖で走らせ、ゆっくり寄せて走りそうならまた走らせて確実に弱らせて手前のブレイクを超えたほうが良いのでゆっくりゆっくり寄せてまた走らないか様子見をする。

すると　ガッバッバっバッバ！！！！

重たいエラ洗いの音が静かな夜に響き渡る。


ほんと、アカメのエラ洗いは遠くまで聞こえるだろうな。
とにかく音がイカツイ（笑）



いいぞ。エラ洗いをするとアカメは弱るのでテンションの掛け方に気を遣いながらいなす。


再度　ズババー!　ガッバッバッバ！！


かなり弱ってきたのとブレイクラインに近づいてきたので一気に超えるため、少し強めに寄せに掛かる。


よしよし、ブレイクは超えた。

グリップを用意しようとその時最後の抵抗か弱々しく


ザババァ…　　　ポロッ…


うわぁああああ！！！！！！！


…



民家もない、人もいない周りには海しかないのでかなりの声量でうわぁあああと絶望した声を出してしまう。



しばらく放心してガッカリしていたが地合いがまだ続いていそうだったので仕切り直してラインをチェックする。

すると少し一部かなり上側のリーダーに引っ掛かりがある程度でほぼ無傷。

おそらくかなり上の引っ掛かりはアカメのボディの擦れ傷だろう
そして、外掛かりだったと予想

アカメはあの長寸ゆえ、リーダーは長めに組んだほうが良いです。
口周りはもちろんザラザラにされますがかなり上の結束部付近もやはり擦れ傷が付きます。
自分の場合ルアーをティップまで巻いてギリギリレベルワインドの手前で収まる長さにしています


アカメボディはかなり固く、鱗もでかく鋭い
背びれもかなりでかく鋭いです

下びれにも長い棘があり　物持ちは気をつけないとぶっ刺さります

過去、８４センチを太ももに乗せたら一発でウェーダーが穴あいてオシャカにされました



気を取り直して再度キャスト。



しかし無情にも反応はない。


かなり勿体ないことをしてしまった。



移動。



このエリアも９、１０月かなりボイルしていた場所で自分自身始めたての頃から目は付けていたのだがかなり不気味な場所なのとかなり歩くのでなかなか足が運べなかったが名人さんからここもかなりアカメが廻ってくると聞いたので行ってみるとめちゃくちゃボイルしていた。



かなり広い場所なのだがアカメがボイルする箇所は割と決まっていて、やはりボイルするには何かしら捕食しやすい要素がある。


その中でも自分が一番食わせやすそうなボイル箇所は目をつけていたのでそこえエントリー。




するとボーナスタイム。

今日は頻度が多いな。




しばらく様子を見て、キャスト



スラスイを横飛ばしでジャークし、ロングステイ。


反応なし。



次は上下飛ばしのジャークを入れてみる。


スラスイ、横飛ばしと、上下飛ばしのジャークが意図的にできます。

やり方があるのですがまた今度にもスラスイの操作に関する記事を作ります。


ほかにもたくさんあります



上下飛ばしを入れ、頭向きを下に飛ばしたらステイしてレンジを入れ込んでみる。



すると　　　　　ガンッ！！！！！！

合わせを入れないように堪えるが少し遠目でバイトしたからか一向に走らない。



抑えられなくなり間髪合わせを入れてみることに。


かなりの重みがロッドに乗る。


乗った！！
と思ったら相手もすぐに掛けられたと気づいたのか


ガッバッバっバッバ！！！！！


ズババァア！！！！

すんごいエラ洗い（笑）





見た感じ、メーターはありそう。



ここも手前にガレがあり、元気があるうちに寄せ過ぎると厄介な場所。


沖で弱らせよう。

と思ったらこちらに向かってくるではないか。（笑）


何度もエラ洗いをしながらテンションを抜くわけにもいかないのでひたすらゴリ巻きしながらこちらに向かってくるアカメに合わせる。

手前のガレまで到達。




ここで好き勝手させる訳にはいかない。　
かなりエラ洗いされたのでリーダーの心配もあるが
強引に寄せに掛かる。

HUGE　CUSTOM　H3N　６２Fのパワーが生き、主導権を与えることなく足元まできた

グリップを準備するが案の定、近距離で大暴れ（笑）


なんとか掴んだ。

スラスイ丸呑み
攻め方がマッチしていたんだろう。
アカメに関しては攻め方やルアーマッチが非常に重要で、ルアーが合っていても攻めが間違うとミスバイトが多発なような気がします。
これだけでかい口ゆえ、外掛かりはやはりなにか違うんでしょうね。
マッチしていると必ず吸われる気がします










１１４センチ
重さにしておそらく２０キロは間違いなく超えていたと思う。




良かった。なんとか釣れた
まだ初日だがこれが後々ほんとに良かったを思う羽目に。





安定の写真のセンスの無さ（笑）

ほんと皆写真撮るのうまいよね。

一人ではほんとに大変です。


重いんよほんま（笑）






それから１週間、色んな場所を廻りました。


アカメからのコンタクトも得られ、強烈なバイトがあるのに乗らないとか
掛けてもバラすとかでほんとに悔しい思いをしました。



でっかいヒラスズキもたくさんバラシ。
しまいにはメーター超えてそうなシーバスすらランディング間近でバラしました。




ただ、たくさん開拓して色んなポイントが増えました


自分の予測や目星がかなり的確にヒットに持ち込め
とても充実した日々で、今後に繋がりそうです。


なにより　　人が来ない（笑）



かなり車から場所まで距離がある場所+気味が悪い場所なので人とバッティングすることがないです


自分はそういう場所が好きです。（笑）




日に日に状況は渋くなり、最後に名人さんの例の時刻でアカメが来る場所へ。



すると一投目で　　ガチン！！！




自信初めてこの場所で掛けました。

名人さんすげーなやっぱ（笑）



しかも名人さんが言った時刻ピッタリ。



これもメーターありそうなアカメ



強烈なエラ洗いを何度かして弱り、もうランディング体制に入れる感じだが、ここで自分に嫌気がさす。


その場所は少し高い場所

そう、ランディングツール問題だ



まさか掛かるとは思わなかったので、掛かったら１００メーター先にある先端までいけば取り込めるのでそれでいっかと。



仕方なくはるか先の先端に誘導することに




あと少し。もう５メーターくらいで取り込める場所。



するとエラ洗い　　　　　ポロリ。



…



甘かったです。

かなり悔しく　すこし半泣きになりました（笑）



それから悔しいので半日延長しましたがダメでした



色々課題を残した釣行でした。