プロフィール

RBB

東京都

プロフィール詳細

ジャンル

カレンダー

<< 2024/3 >>

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:19
  • 昨日のアクセス:460
  • 総アクセス数:1036386

検索

:

【HOW TO】クロロプレーンウェーダーの補修



こんにちは


RBBスタッフのmamaです。


気温も高くなり冬物は入れ替えられてメンテナンスされる方も多いと思います。


GWということもあり普段お問い合わせをいただくクロロプレン素材のウェーダーの修理方法をご紹介したいと思います。


工場で行っている作業を簡略化した物ですので道具が揃っていれば小さな傷の修理でしたらご自宅でも可能です。
-----------------------------

⓪用意するもの
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ハサミ
・補修用リペアキット
・接着用ボンド(リバレイボンド推奨)
・刷毛
・シンナーもしくは除光液



-----------------------------

①水漏れ箇所を特定する
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
xoovcsc8w8v9cp9z53ee_480_480-c35c4757.jpg

・傷がある場所が特定できたらウェーダーを裏返して内側の面に少し大きめに印をつけます。

※補修は必ず内側面で行ってください


・修理箇所が不明の時やなんかじわっと冷たいなと思われるときは
ウェーダー内部に水を入れて確認してみてください。


水圧により水漏れ箇所が特定できます。
逆にこの方法で水漏れが発生しない場合の多くは体温と水温、汗などによるウェーダー内部の結露の場合が多いです。

場所が分かったら外面にチャコペンなどで印をつけて水を排出します。
※この方法はウェーダーの内側が完全に乾かないと修理できません。
s6u58zvyu8adm5xzapxd_480_480-2a6e2e72.jpg

こちらの画像の印の中にも目に見えない傷があります。
-----------------------------

②補修用クロロプレンシートをカットする
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2n7osoxpn24vbmk4tmdz_480_480-55cc54b9.jpg

・クロロプレンシートは四角だと角が剥がれやすくなりますので〇にカットしてください。

-----------------------------

③補修箇所の本体ジャージ素材を剥がす
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

修理で一番難しいのが生地をカットするときです。


クロロプレン生地は肌に当たる面はクロロプレンではなくジャージ素材のものを貼り合わせています。


tvwcvt5p9b3mzg4tss7a_480_480-c093ebf4.jpg
簡単に絵にすると上の図のようになります。


このままボンドを付けてもジャージがボンドを吸ってしまい十分な接着強度になりません。


接着強度を上げるために内側のジャージのみを取り除きます。


最終的に下記の図のようになるように補修を行います。

a3z4ewtrhu36ecn3ohf5_480_480-3dd0c48a.jpg


青い線が接着剤を塗る箇所になります。


それでカット方法の説明を続けます。


xfiisajthecmopkmegsy_480_480-caf0e7b2.jpg

・先ほど丸く切った修理用生地を当てチャコペンで印をつけます


・若干小さめに内側にも丸を書き印をつけます


・内側の〇に沿ってハサミを使いジャージ素材の内側のジャージ素材の部分だけカットします。
※この時クロロプレンを貫通させてしまわないように気を付けてください。

8n5vouyex3a6dyeazdhs_480_480-f4bf6ec3.jpg


・ジャージ部分だけを丸くカットしたらジャージを剥がします。
※シンナーや除光液を使うと綺麗に剥がれます。

ionn8rxfbsrxamn52d54_480_480-8952b1f0.jpg

これで下準備は終了です。


-----------------------------
④補修箇所の接着
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
c3emfhgycbn9yendrckn_480_480-29504ed8.jpg


・刷毛を使い補修箇所に接着剤を塗ります。
※接着剤はリバレイボンドがおすすめです。


7yd9he8dtzn6wcoyz9fi_480_480-b0c1daec.jpg
写真左の補修用クロロプレン生地はゴム面に接着剤を塗ります。
※少し乾燥させ半乾きの状態にします。


y9occijykc2h4ku3yiec_480_480-6159aced.jpg



・接着剤が半乾きの状態で生地を接着します



u93cf35kyvjrp42yw88n_480_480-1e6fd936.jpg


・ローラーなどを使用ししっかり固定します。


usdx8mwsf4nmz6x5aorz_480_480-3d23d4cb.jpg


・しっかりと圧着し1~2日間しっかり完全乾燥させて完成です。



工場で修理の場合は再度水漏れ検査をして、漏れがないかチェックしています。最後に完全にウェーダーを乾燥させて終了です。


小さな穴あき程度でしたらご自宅でも修理が可能ですが、


シームテープの経年劣化や長年使用しているウェーダーの生地劣化修理などは工場でないと難しいので工場に修理依頼お願い致します。


以上ご自宅でもできるクロロプレンウェーダーのご紹介でした。


◆Rivalley official website◆
http://sohshin-fishing.jp/



◆Rivalley official facebook◆
https://www.facebook.com/sohshin.rivalley/



◆Rivalley official instagram◆
https://www.instagram.com/rivalley_fishing/



◆Rivalley official youtube ch.◆
https://www.youtube.com/channel/UC0MC2VwiLgK7cMjp84pTJ
 

コメントを見る