今日も相変わらず暑い。こんな時は川をジャブジャブと歩きながらの釣りが気持ちいーし楽しー！

しかし川の魚はなかなか釣れないと思い込んでいる人が多いのではないだろーか…
川の魚は釣るだけじゃなくて網でガサガサと掬うのもこれまたおもしろいんもんだ

今日は環境省が定める絶滅危惧種のオヤニラミに逢いに行ってきた。

毎年夏に必ず棲息観察に来てるが、まだいるだろーかと心配しながらポイントに向かった。
TALEXの偏光グラスをかけていると、水面の乱反射をカットしてくれるんで、それはそれは見事に水中の魚たちを観察することができる。
まず釣る前に石をはぐって底物を探してみると、いるはいるは！

シマドジョウにカマツカ、本命のオヤニラミも確認できた。

まだこの川は元気である。
元気な川で遊んでいると、自分も頗る元気が湧いてくる！

そしていよいよオヤニラミが潜んでいる場所に到着。
まずは気になる今年孵化した個体がどれだけいるのかを確かめるために周辺の石をはぐったり岸際をガサ入れしたり、続けていると目が慣れてきて稚魚の姿が目に付くよーになってきた。
いるいる、川が元気やからオヤニラミも元気いっぱいだ！

さて今度はこの稚魚たちのオヤを探してみることにしたが、さすがに伊達に厳しい環境を乗り越えてきただけに網で簡単に獲れるよー
なところにはあないんで、釣ってみることにした。
エサは熱帯魚用の乾燥赤虫を戻して使っている。
決して警戒心が強い魚ではないんで魚影を見つけたら鼻っ面にエサを落としてやると突いてくる。
突いてきたとこを合わせるんだが、今日はなかなか乗らん…
近所にいたヨシノボリやオイカワのこまいのが横取りに来やがる。
しかし何が何でも釣らんと気が済まんので粘って、今日は3尾を釣ることができた。

いつ見ても綺麗な斑紋と精悍な面構えにはいつも見惚れてしまう。

しばし観察しと後に放してあげるとのんびりと石の陰に姿を消した。

今年の夏もオヤニラミに逢えたことに感謝！

今日観察できた魚は
オヤニラミ・シマドジョウ・カマツカ・ドンコ・オイカワ・アブラバヤ・ヨシノボリ・ムギツクの8魚種。

大人の自由研究は永遠につづく、川の魚たち今日も遊んでくれてありがとー！