ウンが良いとか悪いとか、
ウンも実力のうちだとか
ウンを引き寄せるのは釣人の努力と執念だとか
今日は全てを受け入れた。



2日前から風邪で寝込んでいた。
5日の夕方、熱が下がったので
6日に日付が変わった頃出撃した。

病み上がりで体力が無いので、青物ロッド1本とエギングロッド1本
の軽装で磯へ向った。

駐車場へ着くと餌氏の釣人が背負子かついで準備している。
『おはようございます』と挨拶すると。
わざわざライト照らして『バックオーライ』と駐車の手伝いしてくれた。
地磯は親切な人が多いですね。
本気の釣吉が多いからだと思う。

磯へ降りて、夜明けまでエギングからスタートする。
入れ食いのつもりで来たが、全く反応が無い。
闇夜だからか？

東の空が明るくなった頃、クンクンと小さなアタリであわせると
600ｇ位
直ぐに、また違和感があったので合わせると乗らない。
送り込むとクンクンと小さなアタリ。
400ｇ位



連発しそうだったけど、夜が明けてきたので青物竿にチェンジ。
コバペン8，11，13号機をローテーションするが全く反応が無い。
唯一釣れるのはダッツンダ！

3時間ほど投げ続けて疲れたので、再びアオリ狙うも
既に朝マヅメ終了で反応なし。

目の前にサラシがあるのでヒラスズキさんが居るかも？
足場が高く距離が短いので青物竿では絶対に弾きそうなので
エギングロッドにアスリート12S付けて投げ込むが無反応。

風邪が悪化し熱が上がってきた気がするので10：00に磯上がりした。
体調悪く、車までの登りがかなりしんどかった。

他の磯の様子を道路から見て回った。
何処の磯も満員御礼だ。
双眼鏡で何人居るか確認しながら移動していく。
この磯も満員だなと確認したとき

沸いた！ズブ沸き！

行っても定員オーバーで迷惑になるので我慢する。
30分ほど見ていたが、まだ沸いてるし・・・
体調悪いので、軽自動車の助手席倒して寝ることにした。

昼すぎに目が覚めた、体調は悪いままだけど
昼ごはんを食べることにした。
美味しいと聞いていた近大本マグロのメガ天丼を食べた。



かなり美味かったが食べ切れなかった。メタボなのに残すなんて。
これで完全に熱が高いと確信し帰宅すること決めた。

が、ズブ沸きしていた磯を双眼鏡で確認すると誰も居なくなっていた。
いま行けば貸切だ。
海の神様が
『メジロ2～3本持ってけよ』
と言ってる様な気がしたので、磯へ降りることにした。
ヒーヒーフー　ハアハア　しんどいなあ

磯へ降りると血だらけ。海面はキビナゴ大量発生。
日暮れまでに、もう一度沸きそうな気配だったので2時間ほど
投げ続けたが無反応。
今度こそ本当に帰ることにした。登りながら
ヒーヒーフー　ハアハア　しんどいなあ

駐車場へ到着し、スパイクを脱いだ瞬間左足に違和感を感じた。
裏を向けると全体に泥？が付着している。
山道はぬかるんでいなかったが？
39年近く生きてきた経験上『ウンコ』ではない気がした。

自信が有った。自信が有ったが確認した。

石橋を叩いて渡るような感覚

　そう、ウォシュレット付きのトイレでも
　　　　　　良く拭けたか目視確認するだろ

それと同じような感覚で・・・

小川　健太郎氏の
0cmまで最接近記録ミノカサゴ　の様に

無防備にも鼻先1CMまで靴底を近づけ
息を吸い込んだ。
自信が有ったからこそ・・・



脳が溶ける感じがして涙があふれた。


愛なのか？



1時間後
あれほど体調悪かった体が、完全に復活した。
気が張っているとき風邪引かないのと同じで
体が戦闘モードに入ったんだな！





ロッド：WB100HS
リール：ソルティガZ4500
ライン：ジグマン4号＋ニュークロー18号
ルアー：コバペン8，11，13号機

ロッド：カラマレッティ832MH
リール：ナスキー2500
ライン：AR-C１号＋フロロ3号
エギ：アオラ3.5号、墨族3.5号
ルアー：アスリート12S