爆風マゴチ、真鯛は間一髪

平成29年2月18日 晴れ 西の風 小潮

週末いつものように2馬力で釣りに行ってきました。
GPV天気予報では南うねり1m未満、北西の風5m。
風が3~4m程度吹いている方がいい具合にボートが流れて釣れることが多いので、予報的には期待できます。

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ブリが釣れることがあるという日南のポイントへ。
駐車場では適度に風が吹いており、沖も波が立っていません。
潮目もいくつかあって、これは釣れるかも、という雰囲気。
30分程度で支度をして出艇。
ベストコンディションです。


ブリポイントは出艇場所から直線で2㎞ほど離れています。
最大時速8㎞/hのマイボートでは20分ほどかかります。
一路ポイントを目指す。


このポイントは島周辺がどん深になっており、ほんの200m程度の距離で水深が5~45mまでかけ下がります。
遠浅の宮崎では、なかなか珍しい地形なのです。

魚探を見るとベイト反応が多数。潮も効いています。
初ブリか~?
水深20mラインから40mラインまで流されながら自作ジグをしゃくっていると・・・ビュオ~ッ!という音とともに突風が。
帽子が飛んだ。涙
みるみる内に外洋へ流される。風は弱まる気配なし。周囲には白波が立ち始める。出艇場所方向を見ると白波が立っていない。
まだ何投もしていないのに。。。


安全第一で退散。ボートは問題なく進みますが、突風が吹くと左右に船体が振られ、当て舵をしないと向きが変わります。
風波を横から受けると大量のしぶきを受けるため、波を斜めに越えるように操船。
30分ほどかけて出艇場所近くまで戻るとさらに風が強くなっていました。この辺りでも白波が立ち始める。
さっさと退散してよかった~。



なんとか風裏を見つけて釣りをしましたが、今度は風裏過ぎてボートが流れないw
ジグをキャスト、インチクをキャスト、ワームをキャストするも反応なし。なんて日だ!


やっぱり船が動いていないと釣りにならない。
海面の様子を見て、風の境目を探す。海面がぞわぞわしているところは風が吹いています。
ちょっとずつ近づいて、適度に風があるところでパラシュートアンカー代わりのビニルバケツを投入。


渋い時にはこれ!TGベイト~ を投入。
ブログ書いてると自分がTGベイトに頼り切りなことが分かります・・・。高いけど釣れるんです。別にダイワの回し者じゃないです。


細かくシャクるもあたりなし。
しゃくり方を変えてロングジャークとタダ巻きを交互に行うと、水深30mの底から5mあたりでグンと重くなった。
明らかに魚ではあるが引かない。重みを感じながら巻き巻きするが暴れない。これはフラットフィッシュの感触。
残り5mというところで急に暴れだす。

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良型のマゴチさんでした。こいつら釣られたことわかっているのかな~といつも思います。


ボートを付けなおして同じようにジグをしゃくると、着底直後にガツンとした当たり!
今度はヒット後から竿先を叩くような反応。3~5回叩いて大人しくなり、また叩く。これは真鯛の感触。


食べて美味しいサイズのマダイでした。さっきのマゴチより断然引きが強かった。最後まで全力で抵抗するマダイ。ネットイン直前にアシストフックをぶっちぎられ、危うくばらすところでしたが、偶然にもネットの中にダイブしてくれました。惜しい!惜しいよマダイ君。


その後はイトヒキアジを一匹追加して反応が無くなりました。
風がさらに強くなりましたので安全に配慮して11時頃納竿。


エレキモーターとかでボート動かして釣れば無風でもいいんだろうか、と考えますが、エレキつけると2馬力超えるから免許が要るというジレンマ。
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楽しい釣行でした。

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