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インターラーケンの風

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▼ 目をそらしたスキに

8月16日よる9時
この休み最後の釣行となるであろうと
車を西に走らせる。
夜の空いた時間帯なら大河川である木曽川近辺までは
自宅から1時間少し。
時間軸でなら市内の天白川とさほど変わらない。
ここ最近は揖斐川に通っているが、名古屋とは違いすごしやすい。
ネオプレーンを履いていても水がヒヤリと心地よい。

時計は10時過ぎ
前回のハゼ釣りの時にアプローチを見つけたポイントに入る。
水はゆっくりと川上に向かって流れている。
名古屋港のタイドグラフに対してどのくらいのタイムラグが
あるのかまだまだ調査中だが潮は空に浮かぶ月を映し出すほど
滑らかに動いている。

まずはPOP－Xをキャスト。
POP－Xが水になじんだ頃を見計らいアクションをつけてやる。
誰も居ない川面にポップ音が聞こえるだけだ。
２投目３投目とキャストするが生命反応が無い。
しかし足元にはエビの目玉が赤くひかり
水面には月が浮かび退屈させない。

キャストする事約30分。
水面の月を眺めながらロッドを操作していると
水面を割る音が!
音のする方に目を向けるとPOP－Xが無い!
すかさずあわせるとビニール袋でも掛けたような重量感ある手ごたえ。
そのまま流れに乗って走り出した。
ドラグが鳴りトルクのある引きがグッドサイズを確信させる。
左手でスプールを押さえながらプレッシャーを掛ける
エラ洗い1発。
これをかわし取れると確信。
バリスティックをあおり回頭させる。
リールでゴリ巻き。
手前に寄せてライトを当てると再び走る。
文字にするとこんな具合だが
ほんの3～4分だろう。
月の明かりでネットに入れる。
POP－Xでの自己最高となる65センチ。
時計は10時35分

目をそらしたスキのバイトが吉と出た。

この１本でここを後にする。
しかしこの後、川を上るがバイトが無い。
次回に備え暗い中、他のアプローチラインを確認して
終了とした。

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POP－Xをがっちりくわえ
これで少しは表層研の所長さんの域に近づいたか?

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ロッド　ヤマガ　バリスティック85/16
リール　ダイワ　レガリス3000
ライン　PE1号
リーダー　ナイロン25ポンド
ヒット　ルアー　メガバス　POP－X

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