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極めて個人的な話

  • ジャンル:日記/一般
突然だけれど、今週末、熊本に行こうか悩んでいる。


 
ここ数日、航空会社の空席情報を見ては、熊本便の席が空いては埋まる状況をただ眺めている。そしてその度に、僕は自分の決断力の無さをため息で吹き飛ばしたくなっているのだ。
 


熊本へは過去に二度行ったことがある。初めて訪れたのは2010年の10月。僕が雑誌の編集者だった頃。某有名シーバスアングラー同士の対決モノのDVDの撮影で訪れたのだが、魚のクオリティ、数、大きさ、バラエティに富んだポイント……、そのポテンシャルを目の当たりにして、目の前で真剣勝負をしているアングラーに釣り竿を貸してくれないかと何度も頼みそうになったものだった。
 


二度目はその一年後の2011年の11月末。今度は釣り竿を持って、僕はランカーシーバスの聖地・緑川のほとりに立っていた。無理繰り(雑誌を私物化して?)、「編集者の熊本シーバス挑戦記」というような企画を組んだのだ。一年越しの想い、募った憧れ、妙な「帰ってきた感」があった。ただ、結果を聞かれると、少し気恥ずかしい。なぜなら、ランカーはもとより、一度のアタリすらなかったのだから。そしてさらに恥ずかしいことには、シーズンが遅かったからだと、いまでも自分に言い訳をしている……。
 


その後、僕は雑誌業界から離れた。家族も増えて、何かと慌ただしい。そんな中、今年も10月になり、3年前のこと、2年前のことを思い出したのだ。
 


さて、熊本行きを決められないでいる理由だ。おそらくは、僕も多くの妻子持ちの釣り人と変わらぬ悩みを抱えている。「三連休」「行楽の秋」、世間から少し離れて自然を楽しむ釣り人からすると少し耳の痛い「世間的な」事情がある。もちろん家族と過ごすのはとても楽しいし有意義だ。ただ、そのいっぽうで……。しかも先週末も松岡さんとの奄美大島へのGTフィッシングの誘いを断っている。ま、そんな狭間で揺れているのだ。
 


実をいうと、何か答えが出るかなと淡い期待を抱きながら、この文章を書き始めた。しかし、どうにも答えは出なさそうだ。手元には、かつて熊本のエキスパートアングラーから、実はどのルアーより地元で実績があると教えてもらったアイルマグネット3Gリップレス125がある。見れば見るほど行きたくなる。迷いは深くなっていくいっぽうだ。
 


それでもひとつだけ、この文章を書きながら確からしいことに気付いた。長々とお付き合いさせてしまったが、最後にそれだけ書いて今日は筆を置くことにしよう。
 


釣り人というのは、どうにもメンドクサイ人種だ!

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