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北出弘紀 KD

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設計変更



 

スローからファーストリトリーブまで、どんなスピードでも安定して泳ぐスーパースタンダードバイブレーショ「Bounty VIB 78 S」。

GARAGE MADEのオリジナルバージョンをもっと廉価で使いやすくということで、プラスチック版モデルの開発を進めております。

大方の仕様が決まり製造へと進めようと思っていたのですが、引き心地(引きおもり)とアクション、遊泳姿勢のバランスを取るのが難しく、最後まで悩んだまま金型のファーストトライまでいってしまいました。

向かって左、鱗の入っていないほうがファーストトライの金型です。

これまでのテストでは、ストラクチャーまわりでの根掛かりのしにくさを重視し、最近のバイブレーションでは珍しく(笑)タイイングアイをボディーのセンターに近い位置に取り付けていました。

この位置に持って行くにしても、幾度となくテストを繰り返しながらの決定だったのですが、やはり最後の最後に「引き重り」が気になり、位置の変更を決断・・・・

タイイングアイを約5mm前方に移動です。

一旦、考え方をゼロに戻し、微調整を重ね・・・

再び黄金のバランスを見つけることができました。


「ルアー作りに方程式はない」


仕様を細分化したサンプルを数多く作り徹底的に比較検証する、というのが自分のスタイル。

一見、原始的な手法ですが、これが何よりの成果と発見を生むのです。


GARAGE MADE ではBounty VIBの他にもうひとつ、本流トラウトでの使用を前提としたBounty Streamというバイブレーションを作っていたのですが、これはゆっくり巻くと動かない、その名の通り完全なストリーム仕様でした。

このプラスチック版Bounty VIBはソルト仕様のオリジナルとStreamを足して2で割ったようなバランスで、ゆっくりゆっくり巻いても動き出し、早い流れの中でも引いてくることができる、まさにスーパーバイブ。

サーチベイトとしてのバイブレーションだけではなく、主戦力として皆さんのお役に立てるバイブに仕上がったと思いますので、ご期待ください。



来週の18日、19日に開催される「アカメ釣り大会」参加のため、テスト釣行も含め昨日から高知入りしています。

これから3日間、いろいろな試作品を含め現場で実釣テストを行いますので、タイミングが合えばレポートもお伝えできればと思います。




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