【NORTH CRAFT】漆塗りロッド

2年の歳月を経て完成した、漆塗りのロッド。

輪島塗りの職人さんに塗ってもらっているので、輪島塗りと言いたいところですが、そう称するには必要な工程があり、販売までにその基準まで持っていくかなど、まだ検討の余地があります。

とは言え、ブランクからガイドのセッティングまではほぼ完成に近いモデルで、プロトと言っても完成度は100％に近いものです。

写真上はシーバスのウェーディングを想定した８’３”のシンキングペンシル専用ロッド、仮称「BACCARAT」（バカラ）。

写真下は５’６”の渓流ミノーイングロッド、仮称「Extremer」（エクストリーマー）。

発売時期や価格など詳細は全くの未定ですが、要望があれば欲しい人にだけカスタムで受注生産するようなスタイルで行こうかなと思っています。

写真ではよく見えないかもしれませんが、やはり漆の色は、なんとも言えない深みがありますし、光の加減によって様々な表情を見せるのも大きな特徴の一つです。

日本の伝統工芸を釣具に施したいという願望はずっと持ち続けているのですが、これで一つの形ができそうです。

実戦的なロッドに関しては、我が師匠であるufmウエダの西村兄貴には到底及びませんが、趣味の道具としての価値創出という意味で、いろいろなものを追求して行ければと思っております。

2010年9月10日
コメント(4)

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みんなからのコメント (ログインが必要です)

北出弘紀 KD

石川県

篠田さん

やはり、いいとこ突いてきますね。

僕もグリップの長さが気になり、このモデルは短く作ってあります。

2010年9月11日

北出弘紀 KD

石川県

前田君

ほぼハンドメイドに近いカスタムロッドです。

来年はフィッシングショーに出展せず、大阪だけサロンを開催しようと思っております。（横浜には行きません）

そのサロンで皆さんに触ってもらえると思います。

2010年9月11日

北出弘紀 KD

石川県

久保田　剛之さん

軽量が売りのロッドに比べれば重さは感じるかもしれませんが、使っている分には全く重さを感じさせません。

ロングロッドも欲しいところなので、ゆっくり時間をかけて作っていきます。

2010年9月11日

噂のロッドですね・・・
伝統の輪島塗りに近いなど拘りづくしが贅沢な一品ですね。
シンキングペンシリ専用ってところがまた北出さんらしく泣かせる魅力。
市販のロッドは個人的にグリップの長さがディープに浸かるウェーディングでは邪魔に感じます。
ただ、ティップの周期安定にはグリップエンドの重量も重要なんでしょうが
どうにかならないものかと思ってます。
渓流とソフトの融合でその点期待しちゃってます♪

2010年9月11日

篠田信宏

福岡県

漆塗りかぁ。
マジョーラ系の塗料は数社がやってましたが
漆はメジャー企業初ですかね？

生塗りのような独特な仕上がりになるのでしょうか？

でも実際買うとなるとロッドは触ったり、振ったりする機会がないとなかなか手が出せないです・・・（高価だし自分の釣りを大きく左右しますし）

触れる機会があればいいなぁ。

2010年9月11日

前田泰久

東京都

はじめましてm(_ _)m
漆の文字に惹かれての書き込みです。漆塗りロッドありだと思います！
シーバスの世界にルアー以外では『シブさ』ってジャンルが少ないように感じます。重くても実釣機能に多少欠けたとしても絶対受け入れられると思います。

いつかサーフ用のロングが出るのを期待しつつお金を貯めておきます！

2010年9月11日

久保田剛之

神奈川県

北出弘紀 KD

石川県

加地さん
そうそう、座頭一だけに本物の刀・・・

違うっちゅうねん。

本物の刀も、実際に持ってみると重いでしょ？
本物は重いんですよ（笑）

というのは冗談ですが、やはり塗膜の厚みに比例して重量感も増しますし、シャープな感じとは逆方向に向いますよね。

この辺は販売モデルで、どこにセッティングを持っていくかです。

ただ想像するよりは、かなり軽く仕上がっているのでご安心ください。