おはようございます。

先日の雨で海水温が一部的に下がった遠州灘。先日といっても数日前ですが、影響は数日後に出ます。

この時期の魚は、水温に敏感です。
少しの変化で小さなベイトフィッシュが敏感になり、大型のフィッシュイーターもそれを追うように。。。と、水中の中は日々変化しています。
ようやく１８℃前後まで上がった水温も、大海原に流れ込んだ浜名湖や大型河川の水によって２℃ほど下がり、この時期期待できるフラットフィッシュも週末はあまりよろしい状況ではなかったようです。

そんな中、静岡県の大型河川へウェーディングでの釣行です。

今年の稚鮎パターンは、、、うーんいかがなものかと。笑
それでもシラスウナギは近年稀に見る遡上数のようですね。
数を狙いたければ浜名湖へ足を運ぶのですが、この日はサイズを求めて河川へ行きました。

この日は若潮からの中潮、久しぶりの週末釣行です。潮止まりはAM３：００頃、プランは０：００にポイントに入り潮止まりまでやり移動し朝マズメはフラットフィッシュ狙いのプラン。

父と相談し以前から気になっていたポイントへ。
途中で自分が下痢であることに気付き、コーヒーを買いながらコンビニへ。笑
こういう時は絶対に気にしながら釣りをしたくないので必ず出し切ってから向かいます。本当にこういう時のコンビニは助かります。

ポイントへ到着してみると、予報よりも風が強い。南西の風はある程度覚悟していてが６ｍほど吹いていました。ポイントからはほぼ真正面。
気になりながら支度をしていざ入水。
ポイントは河口から５００ｍほどの河口部に形成されたL字シャロー。
複雑に流れが入り組み、ブレイクラインに付いたもしくはブレイクライン沿いを回遊しているベイトを捕食するシーバスを狙う。

まずはウルングマ９０で表層をアップで投げ、アクションの切り替えで狙う。

無反応。

少しレンジを下げてラムタラバデルをドリフト。

無反応。

パンチラインマッスル８０で中層から底を狙う。

無反応。

イナッコを目視で確認できたため、もう一度バデル、その後パンチライン９５を表層意識でアップから漂わせる。

こういった、レンジやリトリーブスピードをポイントごとに様々なパターンで試す。ルアーフィッシングはここ最近、各メーカーが物凄い進化と競争をしてくれているおかげで、本当にいろいろな事が試せるようになった。それを使いこなして操作し、パターンを探し出すのが本当に楽しくて仕方がない！

ここでのパンチラインの使い方は、基本はアップで投げてしっかりフォールさせ頭が上流を向いたと同時にデッドスローで漂わせながらリトリーブする。その頃にはルアーは流れをつかみ本人はデッドスローで巻いていると思ってもルアーはそれなりのアクションをしている。流れの中でいかに不自然な動きをさせないかが大事になる。そしてレンジキープ。ロッドのポジションと糸ふけをとり常にテンションがかかる、かかからないかで調整する。

水温が下がっても魚は数日ほどでその水温に慣れ、いつもどうりの捕食を開始するが、大型河川になると水温の低い水は何日もかけて河口に達する。では低活性の魚には何が一番効くか？
自分の答えは、目の前に（最低限の捕食行動範囲に）ルアーを持っていくこと。

水はクリアだったが月が出ていなかったのと周りには常夜灯などの明かりがなかったためリアルカラーは避けていた。
だがイナッコが表層部を泳いでいるのを発見してからボラヤンにカラーチェンジ。可能性を丁寧に潰していく。

一番上流部のブレイクを扇状に攻めようとして２投目にかっさらうようなバイト。

フッキングした瞬間に伝わった重量感に思わず

「でかいっ！」

父に叫んでいた。

エラ洗いした瞬間に視界に飛び込んだのは図太い頭。

エラ洗いしっぱなしでヒヤヒヤだった。

シャローに入ってきて尚更暴れる

足元まで来てようやくフッキング状態が確認できたので、強引にランディングする。ハーモニカ食いだ。想像して作り出したパターンとフッキング状態を見て、すべてが繋がったことに笑いが止まらない。



大事な写真なのにメジャーがずれてしまっていますが、堂々たる魚体はランカー８１ｃｍ
ランディングしたときの頭のゴツさと胴体の太さを見たときは９０いったと思ったのに。。。。。。。。。。。縮んでやがる。笑

こうなると父に火がつく。笑

がしかし、潮止まりでウェーディングを終了しサーフへ。

サーフは風の波が夜明けから出ており、明らかな底荒れ状態。ジグでフルキャストしボトムをとりながらランガンしましたが、早々断念。

息子もビビリながら祝福してくれました。