僕は朝靄に包まれた湖を切り裂くようにボードで疾走していた。


僕は期待に胸膨らませていた。



ボードは湖の奥へ奥へ進んでいく。



そして湖の岸際で止まった。



ガイドが岸のカバーを打て。と言った。



僕はバズベイトを選んでキャスト。



何も起こらない。


最初の一投で出るとは思わない。


ガイドがゆっくりと岸に沿って船を進める。


僕はバズベイトで岸際ギリギリを狙う。


するとバシュっとバイトがあるが乗らない。


何者なんだ。



そしてバズベイトを投げ続ける。


するともう一度バシュっと水面を割ったかと思うとロッドに魚の重みが乗る。



すかさずごり巻きでカバーから引き剥がす。


以外と簡単に寄って来る。


そしてボードの上にランディング。


なんだこの魚は？


綺麗なニゴイみたいな魚だ。


これがカスープなんだ。


狙っていたチャドーではないがめちゃめちゃ嬉しい。


サイズは小さいですが


海外で釣りをするのは難しい。しかも移動もガイドも全部自分でした。



長い道のりだった。



釣りが出来る幸せを感じました。



そしてバズベイトを投げ続けるともう一度カスープが出ました。



でも乗りませんでした。



一日中釣りましたがアタリなし。



チャドーはどこにいる？


どうやって釣るんだ？


今日の僕のガイドは笑顔が素敵な少年だった。


この湖はとても綺麗だ。




明日また色々試そう。








Android携帯からの投稿