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金縛り

  • ジャンル:日記/一般
  • (日常)
夜遊びする釣り人にはついて回るような心霊現象。

昨年も数回そんなことがあったのですが、

今日は職場での話。



1ヶ月のプチ出張もついに中間に差し掛かったところ。

職業柄、そんな話はよくあるのだが、

この出張先は宿泊部屋にお札が貼ってあるくらいのいわく付き。

先週も金縛りに合って寝不足だと言っている先輩が数名いたのだが、

如何様霊媒師の中途半端な除霊まがいの行為で事態は一変した。

同じ部屋に所狭しと9人宿泊しているのだが、

皆揃いも揃って夜中の2時と4時に目が覚める。

たまに誰かが魘されていたり、金縛りに会う程度だったのだが、

遂に僕の番がやってきたのだ。

目が覚めた僕はすぐに違和感に気がついた。

部屋は薄紫のような明るさになっていて、

煙のようなものがふらふら、ゆらゆらと漂っていた。

まるでテレビの心霊特集のようなシチュエーションだった。

これはまずいなと思い、起き上がって皆に知らせなければ。

そう思ったのだが、

両腕と頭を掴まれたような感覚に至り、

振り解こうとするも微動だにせず。

声にならない声を上げるも、それは誰にも届かずに、

僕の体は硬直。

何分ほどのファイトだったのか、

ふと耳元で男の声が。

「おい、みんな待ってるから早くおいで、待ってるから」

慣れっこだからって流石に怖い。

こんなにはっきりと聞き取れたのは、僕の人生では数回しかないものだから。

ずりずりと引きずられる体を、なんとか踏ん張ろうとしたところで、

ようやく金縛りをふりほどけたのか、

体を起こすことができた。

部屋は相変わらず薄気味悪い空気が漂い、

金縛りの当初、頭の下にあったはずの枕は、

僕のお尻の下にまで来ていた。

およそ、それだけの距離を引きずられたのだろうか。

ぞっとしながらも、

畜生、コノヤロウと呟き、再び定位に戻り床につく。

時刻は4時44分。

また気味の悪い数字が並んだことに苛立ちながら、

あと一時間ほど寝れると思ったが、

この体験を思い起こし、呼ばれたのは3回目か、もう長くないのかなとかしんみりした。

掴まれていた部位にも痕はなく、左肩だけが痛む。

この地のいわくを話すと長くなるので、それは皆さんの需要があった時にでも。


今は何事もなく、時折めまいがある程度。

一時間ほどのジョギングで気を紛らわしてきたところです。

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