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銀鱗の魚を求めて・・・・

  • ジャンル:日記/一般
秋田のシーバスを獲りたいと、遠い所から態々駆けつけた”仲間”が居た。

”はとにかく大自然の中で光り輝く、銀鱗の魚体を手にしたいと、宮城県からやって来た。
私はその期待に応えられるように、走りまわった。


そんな三日間の出来事である。



初日。
「何キロも遡上した魚を見て見たい。」

電話越しに””が言った。

緑の中光り輝く魚体、それを見せたい一心で彼を案内した。
 
朝靄で真っ白な景色にほんのりオレンジに色づき始める時、命の鼓動が聞こえ始める・・・・・・


「気持ちいい・・・・・」

彼はそう話した。

大きな波紋を残し、躍動する魚体。
呼吸を整え彼はキャストし始める・・・・・・・・

後ろから見ていた私が見とれてしまうほど、美しい景色だった・・・・・


ゆっくり準備を整え、私も魚達にご挨拶。

すると、数投で「おはよう!」と言わんばかりの元気いっぱいの子が飛び出てくれた。
 
 実に気持ち良かった。

だが、今回の主役は私では無い。

”彼”だ。

しかし、自然は平等に私達に喜びを与えてはくれなかった。
いきなりの出来事に空を見上げた・・・・・・・

 
その空は青かった。

 
足元の押しの強い強靭な流れは、中を覗くと、空の青さが移り鮮やかな色をしていた。
 
こんな川を上る魚だからこそたくましく美しいのだと、彼に話した。


良い流れはここだけでは無いと、歩いた。
 
普段”彼”がする釣りとは全く違う。

歩く事は疲れる事だが、感じてほしい物がいっぱいあった。
それを感じたのかは彼の心の中しか分からないのだが、沢山の自然溢れる中を歩いた”彼”の表情は明るかった。


水質が良く、生命感あふれる場所には、やはりコンディションが良い魚が居る。
 
狙い澄まし、ムダのない捕食を見せたこの魚は綺麗だった。

 
 
彼に見せる事は出来た。

しかし、無情にも時は過ぎて行き、終了の時刻を迎えた・・・・・・・



いつも穏やかな彼の瞳の奥底に、「リベンジ」と言う想いがにじみ出ていた。

彼にはまた、このフィールドに足を運んでもらいたいと思う。




つづく・・・・・・・・・・・
 

 
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