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上宮則幸

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三日目 中潮初日

  • ジャンル:釣行記
釣り場に向かう途中、前を走るシルバーのプレオにブルーブルーのステッカーが貼ってあるのに気がついた。
しかもステッカーの中にある『Tokyo』の文字が『Kanoya』に書き換えられていた。
自作なのかな?
そのクルマも肝属で振るらしく、ずっとおれの前を走っていた。
駐車スペースに車を向けながら「頑張れよ!」と声をかけた(笑)




昨日の釣りで思った事「このエリアにもランカーがいたはず」

ところが考えが揺れていたわけだ。
砂の堰で捕れる魚は、こと下げの地合いに関しては60止まりなんじゃないか?
大型の鱸を捕るなら…

ガンガンに下げが効く時間帯にこの浅いエリアに体力が回復しきっていないランカーが残っているとは考えにくいと思い始めた。

砂の堰は諦めた。
だから今夜は動いた。
と言っても少しだけだが(笑)

サンドバーにあたる流れがつくる深溜まりの少し下流のトロ場。
地形の変化はなだらかだが、流れの緩急ができやすくこの時期の鱸のフィーディングには適した場所に思えた。
干潮前の大型の鱸の最上流ラインと想定した。

この雨は明日まで降る。
状況が変わる前に結果を出したい。
今夜は上げまで撃とう。
そういう思いでゆっくりと川に浸かった。

やる事はいつもと変わらない。
フランキーを流してアングルとラインを絞りこみ、イイトコが決まったらそこにピースを入れてバーチに反応の出るレンジをさぐる。









最後の魚をリリースしたころ、河口の方からタプタプと小さなウネリが押し寄せて胸元の水がしぶいて顔を濡らした。
いつの間にかもうずいぶん上げてきたんだ。

冬の終わりで、春の始まりみたいな釣りだった。

たくさんの「ただいま」を聞いた。
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命の営みの激しさが刻まれた魚体。

おかえり
ありがとうな

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