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シンキングポッパーができるまで③ ~整形編~

前回のログ→ シンキングポッパーができるまで② ~成型編~

前回もセイケイ編で、今回もセイケイ編・・・まぎらわしいね。
けれども工程としては、前回までのただのバルサからルアーの元となる形を作るのは「成型」で、そこからきれいな形へと整えていく形は「整形」なのだ。

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僕が使ってるペーパーの番手はこの整形段階では、100~200、400、600ってとこ。
写真には耐水ペーパーも写っているけど、木を削るだけだから空研ぎペーパーで問題なし。

まずはカッターで成型しただけのボディを、荒目の120番ペーパーでざっくりと整えていく。

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ペーパーは番手が小さいほど荒く削ることが出来る。
ササっと全体を削って大まかな「整形」を行う。

次に400番のペーパーを使って、ちょっとキレイ目に整形する。

ちなみに、いろんな番手のペーパーを使ってどの番手が自分にとって整形しやすいのかを理解するといいかも。
僕の場合、ペーパーでの整形工程では3段階に分けて考えていて、

1段階目が、大まかな整形。
2段階目が、思い描くボディの線に限りなく近づける整形。
3段階目が、ボディ完成のための細かい凹凸の最終整形。

といった感じ。

だから、2段階目の400番のペーパーを使っての整形では、自分の思い描くボディラインまで丁寧に削る。
削り過ぎると元に戻らないので、丁寧にじっくりと(ここで時間をかけてあげると、完成品のクオリティがいつもより1割増しとなる気がするのは僕だけだろうか・・・笑)。

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こんな感じ。
これが僕の思い描く今回のシンキングポッパーのカタチ。

そして、ここからさらに600番のペーパーを使って、400番では取りきれなかった微妙な凹凸を除去する。

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400番の時と違って、600番を使うと若干ツヤが出る。
このツヤを見ると、まだまだペーパー掛けをやりこみたくなるけど、あくまで下地の段階なのでここらへんにしとく。

個人的なイメージでしかないんだけど、この後の工程でウレタンコートをする時に表面の目が粗い方が割と奥までウレタンを吸収してくれる気がする。
・・・まぁあくまでイメージの話。

今回はここまで。
次の工程では内部ウエイトを考えるのと、ポッパーの最大の魅力的部分である「口」を作っていくつもり。

シンキングポッパーができるまで④ ~カップ編~ へと続く・・・
 


<2017.12.30 記事の一部をリライトしタグを追加しました>

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