かつお節の香りと、1人二重盲検化試験。

  • ジャンル:ニュース
一人親方状態なので、孤軍奮闘、孤立無援、ここぞとばかりに畳みかけて参りますよー。
蛇足にならないようにしないとなー。



盲検化、と言う言葉があります。
薬の治験とかでよく使われる手法ですね。


釣りを例に挙げると、
『濁った水の中で、
A群:波動ルアーと、
B群:かつお節の香りがするルアー、
どちらが魚が釣れるか』
を調べたい時に、

この研究に参加してくれるアングラーに、
自分が手渡されたのが、
Aのルアーなのか、
Bのルアーなのか、
わからないようにしてルアーを配布してキャストしてもらう、ってのが(敢えて言うなら一重)盲検化です。


更にここで、例えば、ルアーを配布する人(験者)が、
この人は波動を理解してそうなアングラーっぽいからAを渡そうかな
とか、
あの人は釣りが下手そうだからBを渡して匂いで釣ってもらおうかな、
ってゆー配布する験者によるバイアス・偏りが生じないよう、
配布する験者にも、配布された被験者にも、
A、Bどちらを配ったかわからなくさせるのが、
二重盲検化です。


波動って、本来人間が感じるものではなく、
魚がどう感じるか、が問題なので、
Aを手渡されても、それがAであるかはわからないはずなんです。
この問題はクリア。

ニオイが関わる二重盲検化試験、
例えば、
漢方薬とプラセボとの試験でよく問題になるのが、
漢方薬特有のあのニオイ。

あのニオイがしなければ、プラセボだってわかっちゃうし、
薬の効能と関係ない漢方薬っぽいニオイ物質だけを混ぜ込んだとしても、
そのニオイ物質によりプラセボ群になんらかの影響が出ちゃうじゃないの?
って言われちゃう可能性があるのが、ニオイを扱う上での二重盲検化が難しいところですね。

かつお節の香り、気付かなかったんか?


話が逸れました。 

 



さて、ここで、
『A群の波動ルアーだと思い込んで釣っていたのに、
実際はB群のかつおの香りがするルアーであった場合』
はどうなるでしょうか(笑)


しかも!


験者と被験者が同一人物の



世にも珍しい




1人二重盲検化試験!!!!!


とでも言いましょうか・・・



本当は、かつお節の香りがするルアーなのに、

波動で釣れた♪波動で釣れた♪


って言ってるって事は、

波動なんて関係無いって言ってるって事に等しいような???


実際はかつおの香りが関与している可能性があるのに、
擬似絵・ルアーだからニオイの関与は無い、と言う誤った前提のもと、
波動で釣れたんだ、って仰ってるんだから・・・


1人二重盲検化試験に関して一家言お持ちの方は是非ご意見をお寄せください。


コメントを見る