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▼ 釣り具の研究No.002
- ジャンル:style-攻略法
ハーフヒッチは必要なのか?
ミッドノットは巻き付けとハーフヒッチで構成されています。巻き付けは摩擦力を生むために必要ですが、ハーフヒッチをする意味はあるのでしょうか?
実際に巻き付けとハーフヒッチ1回で結束強度を測定しました。張力が4kgを超えたところでハーフヒッチ1回の下から巻き付け部分が巻き始めから解け、巻き付けの折り返しでラインブレイクしていました。リーダーのヒゲを切らずに測定すると、解けたPEがリーダーに巻き付くので何回解けているか分かります。締めこみでも解けるのでハーフヒッチは巻き付け部分を保護するために重要です。ハーフヒッチ1回だと締めこみで、巻き付けが4回転解けます。 ハーフヒッチ5回で締めこむと、巻きつけが解けることはありませんでした。これで、締めこみ工程で摩擦力を低下させることを防ぐことができました。
しかし、後にこの締め込みが結束強度を下げる原因になっていたことに気づくことになるのです。
結束強度
当然ですが、目指すところは結束強度100%です。SEABASSPE POWERGAME 20lb.testの場合直強力は9.4kgと表示されていますが、実際に計測したところ9.4kgに達することはありませんでした。とりあえず、目標を9kgにします。
結束強度が8kgを超えることができませんでした。何度やっても、巻き付けの折り返し地点でラインブレイクしてしまうのです。50回測定して、平均7kgでした。ここが、壁だったのです。ネット上の情報や動画を片っ端から確認しましたが、解決できませんでした。 問題が発生しているのは、折り返し部分です。それは、もう明白なのです。最初は巻き付けの折り返しに負荷が集中してかかるから切れていると思ったのですが、答えは全く別でした。問題が起こっていたのは、締めこみの工程だったのです。締めこみの時に、手を保護するためにグローブを着けギュッとノットが締まるまで締めつけます。程度によりますが、ラインには5kg程度の張力がかかります。私は、チョイ悪なのでグローブも付けずに素手で締めていました。素手なので2.5kgの張力が限界です。それでも、十分締めこむことはできました。締めこむときに、20lbではラインが締めこみの傷と摩擦熱で劣化し直強力を下げてしまうようです。締めこみのダメージを負った状態で、結束強度を測定するから平均7kgになったようです。グローブを付けた状態で切れない程度に思い切り締めこむと、張力6kgくらいなので尋常じゃないラインの劣化が予想されます。ラインが細くなればなるほど、締めこみのダメージは結束強度に影響します。結束強度100%が出せるのは、ダメージ無しの完璧なコンディションで1度きりだ。と、いうことに気づかされたのです。
この後、もう1つ問題が起こりました。一定の確率でハーフヒッチの上からラインブレイクします。考えられるのは、ハーフヒッチの締めこみによる傷です。ハーフヒッチをかけた後、整える程度に軽めに締めて対応しました。 この後は、問題は起こらず何度やっても安定して9kg前後の結束強度を出すことができました。 PE本線とリーダーが同時にラインブレイクしたところです。それでも、ノットは残っています。
次回は、具体的に組み方を説明します。
- 2013年7月13日
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