湾奥の鱸 2013.11.18

  • ジャンル:日記/一般
朝夕の寒さは一日一日と冬に近づき、

ナイトゲームには防寒着が欠かせなくなってきた秋終盤。

デッドスローの指先が、

ひんやりと冷え始めているのが判る。



秋雨前線の活躍で、

降りすぎない程度の小雨がパラパラと、

小河川や湾奥・水路の水を冬へ冬へと移行させてゆく。

だけど、

まだ居残ったベイトを求めて徘徊するスズキ達は、

秋最後の晩餐を何処で楽しむのだろうか?



知らないことはまだまだたくさんある。



そんな湾奥・水路的小河川。

『シャロー~ブレイク』『ストラクチャー』『明暗』の混在する、

超一級の超小場所での超接近戦。


秋の気まぐれ小雨で、

幸運にも『微かな茶濁り』と『微かな増水』と『西風2~3』。

時合いのタイミングにしては流れは無く、

風が叩きつける表層1枚だけが微かに流れを見せるだけ。

更に荒立つ波がベイトの存在を確認させない。




ごっつあん89が水面に引き波を立てるか立てないかの、

表層ギア1以下。

波に揉まれて左右にフラついてるだけ、

ごっつあん89のアクションはしてない。

その5投目。

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21:09 久々にメジャー。イブラン超接近戦の記録更新

モフっと吸い込まれてごっつあん89丸呑み。




この1匹は幸運な状況に重なって、

幸運なサイズ。


ひとつ前のキャストに水面でバイト。

その魚がもしHITしていたら、

この魚は獲れなかったかも知れない。


寝そべってじっくり蘇生させながら、

そんなことを考える。






釣れた、釣れたと釣りログを書きながら、

その魚1匹に出会えたことそのものは、

ただの幸運だっただけ、なのかもしれない。


だけど、

その『幸運に巡り合う確率を自ら高められる』、

そんな釣りを出来るようになりたい。


 

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