『港湾』の鱸 (2014.12月)

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手元の温度計は昼夜を問わず、

10度の目盛りを下回る日が多くなったココ最近。

西高東低の気圧配置と、

気圧の谷間がもたらす低温降雨は、

一日一日秋の色を奪っていく。


師も走らざるをえない12月、

泣く子も泣き始める予感の秋も最後の『極寒シーズン』。

その序章がいよいよ開幕。




2014年 12月上旬

日の差した昼間とうって変わって、

夕方から暗くなるにつれて一気に流れ込んだ冷気は、

車窓からの視界を遮るほどの降雪景色へと姿を変えた、

みぞれ雪降り注ぐ花の金曜日。


まだまだ湾奥・水路的小河川には魚の気配は十分にあって、

水温低下にも慣れてきた頃かと。

また、

港湾・常夜灯まわりにもずいぶん魚の姿が確認出来るようで、

ワーム+ジグヘッドのパターンに2ケタ連発とのこと。



そんな情報を頼りに、上げの後半・港湾常夜灯周り。



みぞれ豪雪の合間に​ABE氏とほぼ同時に現場到着。

『寒い、寒過ぎる』と判りきってたことをやたら連発。

けれど、

合い間だったみぞれ雪も合い間間隔が長くなり、

暴風も2程度まで和らいで『寒海』にはどうやら歓迎されている模様。


ABE氏は連夜のHITパターン『ワーム+ジグヘッド』で、

早速、ポツリポツリと獲っていく。

サイズは出ないけれど、

ライトタックルで心地良いドラグ音を存分に楽しんでいる。


こちらはベイトが確認出来ないので『港湾定番パターン』で、

岸壁際の明暗を徹底的に探り。

ごっつ89とスーサンにチェイスしてくるものの、

何をどう見切っているのか肝心なところで反転されている。


『楽しそうでよろしいですね』

5本くらい釣られた頃に皮肉の呪いを吐いたりしながら、

こっそりレンジや巻きスピードを盗み見ていく。


しっかり濁りが入っている割に中層~ボトム付近で、

流れもほとんど無いけれどスローに引いている。

常夜灯+ブレイク・杭周りでHIT…な感じである。

そしてワームなのである。


なんだか聞いたことのある状況。

遠目から超デッドリーブ・0.2でのろりのろりと這ってくるヤルキ4.5にHIT。

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21:59 寒空の中を1時間も待たせてしまった可愛い子、やっとご対面


ちょうど後ろから職務質問されかけたタイミングのHITで、

お巡りさんも説明不要で魚釣りとご理解頂けた。

(今年3度目のお巡りさんである)



やや沖目に撃ってカウントダウン、

中層以下を意識して超デッド0.2リーブ。

同じパターンに追加HIT。

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22:08 ややサイズアップ、けれどそれでも50には届かず


もはや頂いた感に嬉々満々。

ベイトは全く目視することが出来ないのだけれども、

『バチ抜けパターン』に似た感じのパターン。

肝はとにかくゆっくり。


最後のHITは岸際・明暗部から。

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22:32 サイズは出ないけれども、喰わせてやった感は非常に嬉しい


残念ながらABE氏のワームパターンには大差で負けてしまったけれど、

貴重ないい経験をさせてもらった。

ABE氏に感謝である。



まだまだ未開の部分がたくさんありそうである。

もうちょっと粘ってあれこれ試したかったけれど、

寒さに耐えきらず下げが少し効き出した頃にTIME OUT。





極寒シーズン、絶対防寒で挑むべし。




























 

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