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山鹿 晃
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▼ 『湾奥』の鱸 (2014.11月)③
- ジャンル:日記/一般
水の中の『見えない』という好奇心。
魚は自分が思っている以上にたくさん居る。
けれど、
ルアーに反応させきれているのはその一部。
そして、
喰わせることが出来ているのがその一部。
ただ、
魚は本当にたくさん居る…そういう理論。
…本当か?
投網を打ってやろうか?
水中に飛び込んでやろうか?
…いつもその『魚は居る理論』と裏腹に、『魚は居るのか疑論』に苛まれる。
そんな小雨のパラつく11月のある休日。

一行は『見えないものを見る』ことを求めて、西へ。
ひたすら西へ。
着いたのは隣県・佐賀。
見てやろうではないですか、水の中を。
『ホエール級哨戒潜水艦・Zeela』出動。

灰雲の渦巻く空が冒険の始まりを予期させる。

目指すは『魚の都・玄界灘』。
勇敢なる海の兵士達は、

大冒険の予感に武者震いを隠せぬままに続々と乗り込む。

最下層・哨戒室へ。

着席。

索敵開始。

『アレ?』

『アレ?居ない…』

『なぁんにも居ないね…』

いよいよ最前線・哨戒区域帯に侵入。
水面下10m以浅の岩底付近に差し掛かり兵士達の緊張が高まる。

『敵影、発見!!』

『距離1000、近いですっ!!』

『敵の数は?』

『多っ!!!!』
片道20分弱の『何とか島』の周辺は浅い岩礁帯になっていて、
海流も非常に速い5以上。

その流れに全ての個体が頭を向けて、
悠然と泳ぐ姿が観察された。


残念ながらスズキの姿を発見することは出来なかったけれど、
小魚1:ベラ系1:イサキ系1:クロダイ97
そんな割合でクロダイ群が占めている様相。
クロダイってこんなに群れるの…と常識を覆される。
一行はさらに西へと走る。

『玄海海中展望塔』。

左も、

右も、
雰囲気あふれる地磯。
そこから80mの桟橋で繋がった白い塔が『海中への入口』。

再び最下層・玄界灘の深淵へ。

その水族館の如きぶ厚い耐圧ガラスを覘くと、

そこは水族館の如き世界。
けれど、

そこに居たのは、
やっぱりクロダイ群。

360度、
どの展望枠を覘いても99%を占めるクロダイ・クロダイ・クロダイ…
そういうシーズンのようで。
ここでも残念ながらスズキの姿を確認することが出来ず。
じゃあ、
一体どこに行ったら『スズキ』を見ることが出来るのか?

『あ、居た』

『あ、こっちにも別の個体』

『ここはスズキの楽園か…』

こんな小場所にスズキがわんさか(それも70~80の大型)。
真鯛やアラもみんな仲良くお友達の様で、
昼間っから水面直下を悠々と遊泳しているココはまさに『魚の楽園』。
遂に辿り着いた模様。
『魚の楽園』は『イカの楽園』でもあるようで、

エギング経験のない者にとっては、

『楽園』という他ない。

2014.11月中旬
そんな本物のスズキの魚影を求めてやっぱり湾奥・水路的小河川。
ホームで徹底的にやることが、
ホームではない時に役に立つこともあるはず。
超大型を獲る道を模索し始める時に役に立つはず。
そう信じて徹底的に積み重ねる。
状況に合わせてルアーを交換していく作業。
基本であり重要であると説かれる。
けれど、
逆にその『ルアーの特性』がちゃんと判っていなければ、
その『重要性』の効果を半減させかねない。
なので、
あえて徹底的に『交換しない』のも必要ではないか…と。
もちろん目的を持って。
西の明暗でスーサンに単発。

22:37 特筆することの無い魚
北側のポイントに移動して追加。
けれど単発。

23:40 これも同じく…ということはこれも狙って獲った魚ではない魚
しっかり沈めてみたり、
思いっきり上から流し込んでみたり、
ガンガン動かしてみたり…あとどんなコトが出来るかな?
別の日。
同じく北側のポイントの足場の高い岸際側。
イナッコにライズする単体に合わせて水面直下のスーサン。

04:44 まだまだこのサイズも残っているようで。60後半。
もっと居るはずなんだけれど、
反応させることが出来たのはこの1本のみ。
ライズもそれきり。
いろんなことが考えられる。
西側に移動した頃にはもうすぐ夜明け感。
そんなストラクチャー周りでもライズ。
けれどイナッコではなくシラウオのような半透明の稚魚に出ている。
水面直下のスーサン。

05:56 サイズはでない。けれどかなりの数が居る感じ。
同じパターン。

06:02 このサイズが大半な感じ。
ストラクチャーの複雑に絡む奥側ではいいライズ音も出るけれど、
そこで掛けたとたんにラインブレイクしそうな、
そこは撃つべきではない場所。
けれど、
この魚は本当にストラクチャーを好むんだなぁと確信。
水がめちゃくちゃにヨレている隙間。
比較的危険ではないであろうストラクチャー先端部にて掛けていく、
同じパターンの最後のHIT。

ライズが無くなるのと、
ベイトが霧散してしまうのと、
夜明けがほぼ同時でこの2夜はTIME OUT。
残念ながら自然のスズキが群れを成して、
海中を遊泳する姿をこの目で拝むことが出来なかった佐賀の旅。
けれど、
シーズンを選べば・タイミングが合えばきっと遭遇できることと期待している。
魚を知ること、海の中を知ること。
その好奇心は子供のままに、
『見えない世界』を夢想していくのも面白いのではないかと思う。
魚は自分が思っている以上にたくさん居る。
けれど、
ルアーに反応させきれているのはその一部。
そして、
喰わせることが出来ているのがその一部。
ただ、
魚は本当にたくさん居る…そういう理論。
…本当か?
投網を打ってやろうか?
水中に飛び込んでやろうか?
…いつもその『魚は居る理論』と裏腹に、『魚は居るのか疑論』に苛まれる。
そんな小雨のパラつく11月のある休日。

一行は『見えないものを見る』ことを求めて、西へ。
ひたすら西へ。
着いたのは隣県・佐賀。
見てやろうではないですか、水の中を。
『ホエール級哨戒潜水艦・Zeela』出動。

灰雲の渦巻く空が冒険の始まりを予期させる。

目指すは『魚の都・玄界灘』。
勇敢なる海の兵士達は、

大冒険の予感に武者震いを隠せぬままに続々と乗り込む。

最下層・哨戒室へ。

着席。

索敵開始。

『アレ?』

『アレ?居ない…』

『なぁんにも居ないね…』

いよいよ最前線・哨戒区域帯に侵入。
水面下10m以浅の岩底付近に差し掛かり兵士達の緊張が高まる。

『敵影、発見!!』

『距離1000、近いですっ!!』

『敵の数は?』

『多っ!!!!』
片道20分弱の『何とか島』の周辺は浅い岩礁帯になっていて、
海流も非常に速い5以上。

その流れに全ての個体が頭を向けて、
悠然と泳ぐ姿が観察された。


残念ながらスズキの姿を発見することは出来なかったけれど、
小魚1:ベラ系1:イサキ系1:クロダイ97
そんな割合でクロダイ群が占めている様相。
クロダイってこんなに群れるの…と常識を覆される。
一行はさらに西へと走る。

『玄海海中展望塔』。

左も、

右も、
雰囲気あふれる地磯。
そこから80mの桟橋で繋がった白い塔が『海中への入口』。

再び最下層・玄界灘の深淵へ。

その水族館の如きぶ厚い耐圧ガラスを覘くと、

そこは水族館の如き世界。
けれど、

そこに居たのは、
やっぱりクロダイ群。

360度、
どの展望枠を覘いても99%を占めるクロダイ・クロダイ・クロダイ…
そういうシーズンのようで。
ここでも残念ながらスズキの姿を確認することが出来ず。
じゃあ、
一体どこに行ったら『スズキ』を見ることが出来るのか?

『あ、居た』

『あ、こっちにも別の個体』

『ここはスズキの楽園か…』

こんな小場所にスズキがわんさか(それも70~80の大型)。
真鯛やアラもみんな仲良くお友達の様で、
昼間っから水面直下を悠々と遊泳しているココはまさに『魚の楽園』。
遂に辿り着いた模様。
『魚の楽園』は『イカの楽園』でもあるようで、

エギング経験のない者にとっては、

『楽園』という他ない。

2014.11月中旬
そんな本物のスズキの魚影を求めてやっぱり湾奥・水路的小河川。
ホームで徹底的にやることが、
ホームではない時に役に立つこともあるはず。
超大型を獲る道を模索し始める時に役に立つはず。
そう信じて徹底的に積み重ねる。
状況に合わせてルアーを交換していく作業。
基本であり重要であると説かれる。
けれど、
逆にその『ルアーの特性』がちゃんと判っていなければ、
その『重要性』の効果を半減させかねない。
なので、
あえて徹底的に『交換しない』のも必要ではないか…と。
もちろん目的を持って。
西の明暗でスーサンに単発。

22:37 特筆することの無い魚
北側のポイントに移動して追加。
けれど単発。

23:40 これも同じく…ということはこれも狙って獲った魚ではない魚
しっかり沈めてみたり、
思いっきり上から流し込んでみたり、
ガンガン動かしてみたり…あとどんなコトが出来るかな?
別の日。
同じく北側のポイントの足場の高い岸際側。
イナッコにライズする単体に合わせて水面直下のスーサン。

04:44 まだまだこのサイズも残っているようで。60後半。
もっと居るはずなんだけれど、
反応させることが出来たのはこの1本のみ。
ライズもそれきり。
いろんなことが考えられる。
西側に移動した頃にはもうすぐ夜明け感。
そんなストラクチャー周りでもライズ。
けれどイナッコではなくシラウオのような半透明の稚魚に出ている。
水面直下のスーサン。

05:56 サイズはでない。けれどかなりの数が居る感じ。
同じパターン。

06:02 このサイズが大半な感じ。
ストラクチャーの複雑に絡む奥側ではいいライズ音も出るけれど、
そこで掛けたとたんにラインブレイクしそうな、
そこは撃つべきではない場所。
けれど、
この魚は本当にストラクチャーを好むんだなぁと確信。
水がめちゃくちゃにヨレている隙間。
比較的危険ではないであろうストラクチャー先端部にて掛けていく、
同じパターンの最後のHIT。

ライズが無くなるのと、
ベイトが霧散してしまうのと、
夜明けがほぼ同時でこの2夜はTIME OUT。
残念ながら自然のスズキが群れを成して、
海中を遊泳する姿をこの目で拝むことが出来なかった佐賀の旅。
けれど、
シーズンを選べば・タイミングが合えばきっと遭遇できることと期待している。
魚を知ること、海の中を知ること。
その好奇心は子供のままに、
『見えない世界』を夢想していくのも面白いのではないかと思う。
- 2014年11月28日
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