【カゲロウ 124f】秋中盤戦-相模川

相変わらず白みがかった濁りの取れない相模川、この濁りが原因と断定こそできないが、周りを見ても全体的に苦戦を強いられている印象。

例年の同時期と比べると、落ち鮎パターンが始まらない。でかいのが釣れない。

例年と同じなのは、メジャーポイントの混雑。
だからこんな時期、時間を掛けれない時は、マイナーポイントを2~3、時間を掛けずに廻る。

この日、2箇所目に選んだポイントはごく小さなタイドプール。干潮時は干上がり、釣りにはならない。まだ潮位が高く、プールとしてベイトをストックしているであろうタイミング。

プールの中は流れもほぼ無いが、パッと見ベイトっ気もなし。水深は腰くらい。

ここで注意するのは一投目のルアーをどれにして、どうトレースするか、ではない。

一番大事なのはそこに近づくための細心の注意。
モーションカメラが回ってたとしても(実際は無理だが)反応しないのではってくらい意識して、注意して近づく。

立ち位置を決め、更に自分を周囲に馴染ませる時間を費やす。

馴染ませながら頭の中でルアー選択。
ライブワイヤで爆発させる?
ソマリの平打ちでリアクションバイト?

カゲロウ124の早巻きのリアクションバイトにしよう。

このルアーは、コモモと同類だと考えて、置いて流す目的で購入したのだが、流したあとの回収時の早巻きでのバイトが頻発。試しに川の流れをぶったぎって早巻きしても釣れるので、今では完全に早巻き仕様。
強いて言うならレンジの入らないTKLM 。使い分けできて最高。

で、居れば一発のはず。

月夜もあり、ライト使わずにカゲロウセット。

ここまで、下手はこいてない。

あとは、このプールに魚が居るか、居ないか、だけの話し。

一投目、流れほぼないが、ダウンからの早巻きに決定。キャストも目と鼻の先、10mくらい。アンダーでふんわり入れて、、

巻き出し直後、、食わない
もうピックアップ、、食わない。食わない!

居ないのか??

二投目、反対にアップへ。。これも食わない。

早巻き、嫌いでした?スローがお好き?もう遅いって?

三投目、正面へ5mほどキャスト。めげてスローで巻きたい気持ちを抑えて早巻き、間に一瞬ポーズを入れる。2秒くらい。

残り半分。早巻き。。
う~ん、食わなかった。。

ここにもポーズ入れる。2秒くらい。

ブァフッッゥッ!!

出た!!リーダーしか残ってない足元!!

瞬間的にはフッキングはできたので、ベール開けてライン解放。5mほど出してからベール戻してスウィープにロッドに魚を乗せる。

残念ながらそんなに大きくなさそうなので、強引モードへ移行。ロッドを立て、頭の出し、空気吸わせて潜らせない。そのまま水面スライドしてゲットぉ。

カゲロウのフロントフックが上顎、下顎両方に掛かった65センチでした。ナイスボディだけど、この時期、もう少しサイズ欲しいね。

注意を払わないと出ない魚、やっぱり居ますね。


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