【とーさくの釣りあれこれ】ハンドルが重たい？　リョーガ2020H

アルミの削り出しフレーム。
切削跡もまんま残ってるし、エッジの効いた角が実に格好良いのよ(^_^)ﾉ
シビれます、観てるだけで幸せな気分に成りそう、、、
こんなだから当然重いんですけど高剛性感は半端ないですな。

さて、今回のご依頼は、

「ハンドルが重いんよ、それにクラッチ切ってもスプールがクルクル回らんねん(-_-メ)」

確かに重たいような、、、？
でも、しっとり感のある落ち着いた巻き心地、、、みたいな？(^_^;)
正常の状態が解らないものですからどう判断すれば良いのか？( -_-)

一般的なベイトリールってハンドルはスカスカに軽いですわね。其れを考えると此は明らかに重たい。
スプールも普通クラッチを切った反動でクルルル、、、って回るもんでしょ。
指で弾くと軽やかに回り続けるはずなんですが直ぐに止まってしまって全く回りません。

考えられるのはベアリングが粘ってる、もしくは固着仕掛かってる、、、
ま、そんなとこでしょ(^_^;)

ダイワのベイトは初めてですので図面をよく見てばらす前に手順を組み立てるんですけど〜

部品が多いな〜
120個程か、、、
シマノの高級機カルカッタコンクエストが100個程だから2割も多い。
カルカッタなんか80個位しか有りませんからね。
心して掛かりましょう(^_^)ゞ

図面見ていて不思議なのは
スプールはどうやって取り出すんだって事でしてね？
ハンドルの反対側のカバーがネジ止めに成って無いのよ。
隠しネジも無いし〜

初っ端から引っ掛かってますよ。
ネットで調べてカバーその物がフレームにねじ込みに成ってるって事を知りましたわ。
面白い構造ですな〜(^_^;)

で、実際に回してみるんですけどウンともスンとも、、、(-_-#) ﾋﾟｸｯ
レンチを咬ませる溝なんかも無いから手で回して外せるはずなんですけどね？

滑る止めにゴムを巻いて渾身の力で捻り揚げましてやっと外れました。

成るほど、スプール外すのは簡単だ、、、

ピニオンギヤ側のベアリングは問題無さそう。
多分ブレーキ側のがおかしいね。

写真撮りながら気付いたんですけど〜？

此のめくれは何？？
腐食してんの？？？
なんかおかしいぞ？？？？

此処よ此処、なんかめくれちゃってるでしょ

初っ端からつまずいておりますな( -_-)

コリャーパパッと掃除して組み立てって訳にはいかないぞ！初っ端からきついな〜

ちょっとばらし方のノウハウ調べてみますね。
うかつに手を出してピョ〜ンて元に戻らないって事態だけは避けなければ(^_^)ゞ

つづく〜

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