プロフィール
TOMMY
和歌山県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:19
- 昨日のアクセス:38
- 総アクセス数:346592
QRコード
▼ “東海魂”的野営
- ジャンル:釣行記
あれから一週間・・・。
まったく、これ程現実に戻るのに苦労した事が過去今までにあっただろうか。
去る、5月12、13日。
兼ねてよりお伝えしてきた“東海魂”渓流満喫キャンプを、岐阜県郡上市白鳥町の『ロックフィールド石徹白』にて敢行してきた。
言葉にしがたい、充実した二日間。
その代償に、翌日からは自分でもびっくりする程の腑抜けっぷり。
この五月と言う気候が相俟って、更にそいつに追い討ちをかける。
“五月病”。
どうやらこいつにもれなく冒されていた模様。
長良川の皐月鱒も絶賛遡上中だと言うのに・・・。
それもこれもあの、楽し過ぎた“野営”のせいなんだ。
5月11日、AM1:30。
仕事を終えたばかりのTOMMYは、激しく悩んでいた。
行くべきか、否か・・・。
実はこの日のTOMMY、仕事を終えたその足で、ここから二時間先の高鷲地区へ“山菜”を獲りに行こうと企てていたのである。
来る翌日のキャンプに備え、皆が食べれる分だけの山菜を取りに。
夜明けと共に採集を開始し、ダッシュで戻って食材等の買出し、そのまま出勤へ・・・という手筈だった。
しかし日頃の激務から、体の疲れはピーク。
少し休んでから出動の筈が、起きるとしっかり朝。
「だーっ!やっちまった!」
山菜採集はアウト!
慌てて食材の買出しへ!
陳列棚から浮かぶメニューを拾い集め、野菜や肉をカゴにガンガン放り込んでいく。
何せ山菜採集の道中で今回のメニューを考えようとしていたもんだから、忘れ物がないよう頭で調理しながらの買い物。
「玉ねぎだろ、肉だろ、あれをこうして、これをそうして・・・あーっ!炭がねぇ!」
みたいな(笑)。
慌ただしく買い物を済ませ、冷蔵庫にブツをしまってそのまま出勤。
「すまねぇみんな・・・山菜はダメかも・・・」
12日、AM1:00。
和歌山より参戦の『yohechi』さんにTEL。
どうやら既に、TOMMY家に到着した模様。
仕事を終わらせ、ダッシュで帰宅。
家に到着したのは二時近かった。
そこから、渓流タックル、キャンプ用品、食材、そして忘れてはならない防寒具等を、急々と準備。
そうこうしている内に、続々と東海魂の面々が集まって来た。
「しんすけ」さん、「ごっ」さん、そして「剛」。
皆、目はショボショボ、一同に「寒い」と口を揃え、肩をすくめながら。
それもそのはず。
この日東海地区は、“西高東低”冬型の気圧配置にすっぽりと包まれていたのだ。
寒いのが苦手なこの面々。
そんな奴等がこんな日に標高高い山奥でキャンプだと!?
まったくイカれてるぜ!
そう、イカれてるのさ。
12日、AM3:20。
よくもまぁ、こんな荷物が自分の部屋に納まっていたものだと思える程のキャンプ用品を携えて、yohechiさんの運転するハイエースは北へと向かう。
AM4:00。
東海北陸道「長良川PA」に到着。
ここで、同志の「魚道」さん、「ふぃ~猛」君と合流。
何と一年振りの再会(笑)。
この頃には、皆寒さを忘れ、次第に心と体が温まって来ていた。
アイドリング完了。
いよいよ極寒の地「石徹白」にて、熱く、滾る(たぎる)様な“東海魂”的野営の始まりだ!
AM5:30。
二台の車は石徹白山中をひたすら登って行く。
途中、所々に在る山菜を車中より捕らえ、摘んでいく。
この頃のTOMMYには、晩のおかずの事しか頭になかった。
やるからにはとことん。
一切の妥協はしない。
「アナタタチノ~ “エガオ”ガ~ ミタイカラ~!」
その為なら何だってしてやるぜ。

(自生していた“あさつき”)
PM12:00。
各々に釣りを楽しみ、ガイドをしながらも、TOMMYはここまで4匹のイワナを手中。

皆それぞれに魚を手にしていたので、おかずは十分。



そこからTOMMYは山菜獲りの“鬼”と化した。
一年振りとなる、“極上の天婦羅”を振舞う為に。
数名が言っていた。
『今日は釣りよりも食がメインなんです』
と。
PM3:30。
心地良い疲れの中、この日の為にキリンビールに協賛させた生ビールサーバーと樽をセットし、宴開始。
豪快なBBQをメインに、ダッヂオーブンでは“ポークビーンズ”。
そして釣れたての“イワナの塩焼き”、“採れたて山菜の天婦羅”を皆で食す。



最高だ。
皆の笑顔。
これがTOMMYにとっての一番の肴。
海釣りを通じて出会った仲間と、畑違いの山で釣りを楽しみ、酒を呑み交わし、自然の恵みに舌鼓を打つ。
至極の時、ここに極まれり。



夜は一気に冷え込み、23時には就寝。
初めて、寝袋が敗北を喫した夜。
まさかここまで寒いとは、誰も予想していなかっただろう(笑)。
早朝5時の気温は何と3℃。
また寝袋に包まったのは言うまでもない。
よって、翌朝の釣行予定は、誰一人起きる事なく終了(笑)。

笑い声で目を覚まし、モゾモゾと寝袋から出ると、既に火が起こされていた。
朝飯はまだかと、視線が突き刺さる(笑)。
やってやるぜ、朝から極上のステーキ(笑)。

それらを肴に酒を呑む者、ギターを奏でる者、目の前の川に糸を垂れる者、二度寝する者、カメラを片手に散策する者、各々に山を楽しみ、遊び、たくさんの思い出と共に山を後にした。







あれから一週間・・・。
どうやら“心”を山に忘れて来た様子。
取りに戻らなきゃ(笑)。


yohechiさんのログ
http://www.fimosw.com/u/yohechi/sirbvafeknbcmy
http://www.fimosw.com/u/yohechi/sirbvafj3645t7
しんすけさんのログ
http://www.fimosw.com/u/EJYn7HuVSf/xenhwme2rwdybw?c=5
http://www.fimosw.com/u/EJYn7HuVSf/xenhwmea2cg8sn

- 2012年5月20日
- コメント(10)
コメントを見る
fimoニュース
登録ライター
本日のGoodGame
シーバス
-
- BELUGA復帰戦
- ハマコー
-
- ナイトリバーシーバス
- OKB48
最新のコメント