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連休最終日

  • ジャンル:日記/一般

GW。

何と忌まわしき響きだろうか・・・。

今年のゴールデンウィークは「フル稼働」に終わったTOMMY。
結局普段と何ら変わらず、日曜日だけのお休み。


まぁ、いい“大人”である私は・・・それでも仕方がないとして、子供達にとって大型連休は、やはり楽しみでないはずがない。


まったく相手をしてやれなかったGW・・・。
『子供の日』にも、こづかいを渡して「好きなモノを買っておいで」と言うのが精一杯。

それでも、「どこかに連れてけ」だの「遊びに行きたい」だのと、まったく我儘を言わない出来た息子達。

(本当に俺の子供なのか?(笑))


このまま仕事に忙殺されたんじゃあ、あまりにチビ達が不憫じゃねぇのかい?。
頑張れ俺(笑)。


と言う訳で、7日。
世間で言う所のGW最終日。
この日TOMMYは、家族の為に “生きる屍” と化す事に決めた。


仕事を終え、ほとんど一睡もせずに、子供達が大好きな山へと連れて行く事に。
もちろん、この日は釣竿を部屋に残したまま。
この時点で既に目は虚ろ・・・。


今回の目的は、この時期限定の山菜、“コシアブラ”の収穫。
数年前から、この山菜獲りに夢中になっている嫁と、長男「行誠」。

今では教えずとも、しっかり自分で見分けて収穫するってんだから末恐ろしい(笑)。


TOMMYが、親父から学んだ事を息子へと伝える。
今回収穫した場所も、親父が教えてくれた場所。
門外不出だ(笑)。


東海北陸道「高鷲」I.Cを降り、目的の山へと向かう。

すると、5月1日にオープンしたばかりの“恐竜アトラクション”があるとの表示看板が目に飛び込んで来た。

これには、行誠大喜び!

ここ最近、恐竜にとんと目が無い行誠。
毎日、穴が空くほど図鑑を読み漁り、映画『ジュラシックパーク』に至っては台詞に止まらず、恐竜の格闘シーンすらも完コピする程ハマっている(笑)。


看板に案内されるがまま、着いた先は『N.A.O 明野高原キャンプ場』。





周辺には、山荘が立ち並び、キャンプ場はもちろん、乗馬や釣堀、そして写真のライダーズハウスや、カフェバーも併設されている、ちょっとしたアメリカンな香り漂うリゾート地。



どうやらここに、恐竜のアトラクションが誕生したらしい。


何の前情報もなくチケットを購入し、列に並ぶ。

この頃には、降っていた雨も上がり、晴れ間が広がっていた。





この『DINO ADVENTURE Ride』は、
無人のカートに乗り込み、自然の山に潜む“恐竜探索”に出掛けると言った仕組みのもの。

所要時間約20分。








割と良く出来た恐竜達が至る所から出現し、子供だけじゃなく大人もそれなりに楽しめた。


更にここで、魚釣りもしたいと言う事で、釣堀で糸を垂れる。


待ってました!とTOMMYが一投目からレインボーを釣り上げる。

すると
「パパが釣ってどうすんの!」と嫁に一喝・・・。

面目ねぇ・・・。


渋々、そこからはランディングとカメラマンに徹するTOMMY。





途中、嫁が周囲をどよめかせた50cmクラスのレインボーを見事掛けるも、パパ掴み損ねて痛恨のラインブレイク・・・。

あれは俺のせいじゃねぇ(笑)。
ネットがなきゃ獲れないって!






嫁も子供も真剣そのもの。

TOMMYの背中では、次男「海斗」が魚と水を見て大はしゃぎ。
うん、間違いなく俺の子供達だ(笑)。

数匹持ち帰り、大満足で明野高原を後にした。





そしていよいよ、メインイベントの山菜獲りへ。


一度山へ入れば、あるわあるわ(笑)。

たらの芽、ハリギリ、そしてコシアブラ。




最初の内は、
「パパ~、これ獲っていい?」

『それは胴芽だからダメだ』

「これは~?」

『それは二番芽だからやめとけ』

こんなやり取りをしながら収穫していたのだが、
途中からは、


『行誠にまかせる。いいと思ったら獲りな』

と。

中には似たような草もあり(ウルシ等の有害植物)、子供には少々危険かなと思っていたのだが、
ふと目をやると、教えてもいないのに息子はそれを“匂い”で確かめていた。

「あ~ いい匂い♪」


やはり山は、学校や教科書だけでは学べない色々な事を教えてくれる。


たらの木の棘に刺され
斜面ですっ転んで
枝に顔を引っ掻かれもしていたけど、

夢中でコシアブラを摘んでいた行誠。




(獲り過ぎ(笑))

帰って来てから、これらを友人と家族で天ぷらやおひたしにしていただく。

言うまでもなく酒が進み、最高に美味い。
皆、バリバリと山の恩恵に肖った。

生きる屍、任務完了。


『今日はすごく楽しかった!』


TOMMYが重い目蓋をこじ開けて聞いた、この日最後の行誠からの言葉だった。



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