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▼ 久しぶりの雨の夜
- ジャンル:日記/一般
予報では昼から雨となっていたので、午前中から精力的に仕事をこなす。ちょっと長引いてしまい、自転車を駆って自宅を出たのは夕方になってからだった。
そして釣場に到着し、数投後には近頃同様の絶望を覚える。本日も魚の気配は無い。そのまま天を仰ぐと、昼間こそ、如何にも降りそうだったどんよりとしていた空は、雲が切れかかって、うっすらと青い空を見せていた。また、まもなく落ちるであろう焼けた陽の光までもが、私の背中を射した。
「なんだ、結局降らんのか!」
誰もいない河川のド真ん中で、大声で独り言う。
こんな時は、誰かの責任にしたくなるもので、やたらとお天気の手島さんの顔を思い出してイライラしていた。
「当たらなくて~ごめんなさ~い!」
では済まさんぞ!
とにかくこのままでは、釣りを続けるモチベーションを保てそうもなかったので、ちょっとだけ歩いて下流のゴロタへ移動してみた。
引越ししてきたばかりの頃に一度だけ行ったっきりで、なぜかその後は足を向けなかった。小さいとは言え、そこそこ数が釣れたのだから、行けばよかったのだが、そこは好き嫌いである。
以前来た時は夜の満潮だったが、今回は夕マズメの干潮である。“干潮なら悪くないな”と思う。何が悪くないかは、単なる気分であって、干潮だから釣れそうという事ではない。
そのままキャストしながら、河口に向ってズンズン歩いていった。どこまで行けるのか、ただそれだけだった。そして水位的にギリギリの場所で、一度、ミノーにガチッっと硬いアタリがあった。乗らなかったが、チヌだと思う。ここまで来てフナではないだろう。
少々、暗くなりかけていたので、そのまま石積みに登って、ライフジャケットのバックポケットから通常のメガネを取り出した。偏光レンズを外すと、思いのほかまだ明るかった。
そして、そのまま石積みの上からキャストしていると、ポタポタと雨が降ってきた。“ようやくか!”とホッとしているのも束の間、バタバタ、バシャバシャと一気に大雨に転じた。
風がない時に雨が降ると、水面の変化が判りやすい。潮目がクッキリ浮かび上がり、それに沿ってベイトが遡上しているのがよく見えた。ただ一時も留まることはなく、次から次へと通りすぎていく。 所謂、回遊ルート。こういうところは、ある程度、通い込んでなければ難しい。ポッと来て、ポッと釣れる場所ではないようだ。
その後、潮目で2度程アタリらしきものがあったが、雨がさらに強くなり、一寸先も見えぬ程になったので撤収することにした。
そして、そのままゴロタを引き返していくと、来る時は気にもしていなかったが、壁から突き出した直径1.5m程のドカンから凄まじい濁流が噴出して、完全に帰路を塞いでいた。振り返って観ても上へ登る道はない。
まだ降り始めてから15分~20分といったところだが、ナメていた。やはり慣れない場所は恐ろしい。ともかく、上へ行くルートは、ここへ来た時のように橋を潜って浅瀬を通るか、はたまたその濁流の向こう側に積んである石を登るかのどちらかである。
結局のところ、その濁流を越えなければ帰る道はない。
さすがに石積みが見えているところは通れそうもなく、出来るだけ濁流の勢いを避けるためにも、迂回した方が良いだろうと、腰まで入って、その濁流を突っ切ろうとした時!
「あれ~」
想像以上の流れに立っていられず、3mくらい流されてしまった!工エエェェ(´Д`;)ェェエエ工。
運良く、すぐ向こう側が浅くなっていたので、すぐに立って(這って)岸に戻ったが、いや~危なかった。ライフジャケットって大切だね!(※誇大魚さんが喜ぶような意見も添えておこう。)
ウェーダーの中まで水が入り込んでいたが、土砂降りの住宅地で脱ぐわけにもいかず、歩くたびにグチョグチョと音がした。ただこの感触は嫌いではないけどね(強がり)。
日中、雨が降らなかったことを、手島さんのせいにしたその罰かもしれないなと、ふと思う
o(-_-;*) ウゥム…。
その後、救援を求めた佐藤さんに事無きを得たことを報告すると共に、“この事は暮々もどーか一つ”と誇大魚さんへの口止めもしておいた。ネタが欲しくて博多湾を彷徨っている(誇氏)の恰好の餌食になるのは御免である。┐( ̄ヘ ̄)┌
家に帰っても悶々とする。
夜中、PCを弄りながら、窓の外の小雨を眺める。
家族は寝静まっている。
暇だ。いや、ぜんぜん暇ではないヘ(°◇、°)ノ~。
釣りから帰ってシャーワーを浴びてスッキリしているのに、まさかもう一度、雨の中へ突入するわけがない。
もうガリガリ君も食べた。それは一日の終わりを示す儀式であり、後は寝るだけだ。
「おやすみ♪」
自分でも気付かぬうちに、いつの間にか先程の溺れかけた川のやや上流に、私は竿を手にして立っていた。自分でも驚きを隠せない( ´,_ゝ`)プッ
さすがに大雨の後だけあって、流れがある。すごく生命感があって雰囲気もある。デカボラくんもいない。こういうゾクゾクするようなシュチュエーションは8月に入って初めてのことじゃないだろうか。
こんな時は下手に考えず、素直に、素直に、を心掛けて、ミノーを投げる。
そして数投後、流れの中で「ガツン」と食った。
いや~雨が降ったら、途端釣れるんだから~お互い素直なものだ。
な~んて思いつつ、しばらく振りの魚なので、ドラグを緩めた。とにかく安全にまったり寄せる。
ジージー鳴って、クルクル回す。
またジージーなって、またくるくる回す。
メッチャ、タノスィ~~(≧∇≦)キャー♪
そして、まもなく魚体が足元の水面に横たわった。もう観念したようであった。サイズは70といったところだろうか。
あとはタモで掬うだけだった。足場から水面まで2mくらいあったので自転車に立て掛けたタモを引き寄せようと、一歩、後ろに動いた瞬間。
スカッと外れた。 バレた~Σ( ̄ロ ̄lll) ガ-ン

八つ当たりしたいが、手島さんはやめておこう。(-"-怒)
そして釣場に到着し、数投後には近頃同様の絶望を覚える。本日も魚の気配は無い。そのまま天を仰ぐと、昼間こそ、如何にも降りそうだったどんよりとしていた空は、雲が切れかかって、うっすらと青い空を見せていた。また、まもなく落ちるであろう焼けた陽の光までもが、私の背中を射した。
「なんだ、結局降らんのか!」
誰もいない河川のド真ん中で、大声で独り言う。
こんな時は、誰かの責任にしたくなるもので、やたらとお天気の手島さんの顔を思い出してイライラしていた。
「当たらなくて~ごめんなさ~い!」
では済まさんぞ!
とにかくこのままでは、釣りを続けるモチベーションを保てそうもなかったので、ちょっとだけ歩いて下流のゴロタへ移動してみた。
引越ししてきたばかりの頃に一度だけ行ったっきりで、なぜかその後は足を向けなかった。小さいとは言え、そこそこ数が釣れたのだから、行けばよかったのだが、そこは好き嫌いである。
以前来た時は夜の満潮だったが、今回は夕マズメの干潮である。“干潮なら悪くないな”と思う。何が悪くないかは、単なる気分であって、干潮だから釣れそうという事ではない。
そのままキャストしながら、河口に向ってズンズン歩いていった。どこまで行けるのか、ただそれだけだった。そして水位的にギリギリの場所で、一度、ミノーにガチッっと硬いアタリがあった。乗らなかったが、チヌだと思う。ここまで来てフナではないだろう。
少々、暗くなりかけていたので、そのまま石積みに登って、ライフジャケットのバックポケットから通常のメガネを取り出した。偏光レンズを外すと、思いのほかまだ明るかった。
そして、そのまま石積みの上からキャストしていると、ポタポタと雨が降ってきた。“ようやくか!”とホッとしているのも束の間、バタバタ、バシャバシャと一気に大雨に転じた。
風がない時に雨が降ると、水面の変化が判りやすい。潮目がクッキリ浮かび上がり、それに沿ってベイトが遡上しているのがよく見えた。ただ一時も留まることはなく、次から次へと通りすぎていく。 所謂、回遊ルート。こういうところは、ある程度、通い込んでなければ難しい。ポッと来て、ポッと釣れる場所ではないようだ。
その後、潮目で2度程アタリらしきものがあったが、雨がさらに強くなり、一寸先も見えぬ程になったので撤収することにした。
そして、そのままゴロタを引き返していくと、来る時は気にもしていなかったが、壁から突き出した直径1.5m程のドカンから凄まじい濁流が噴出して、完全に帰路を塞いでいた。振り返って観ても上へ登る道はない。
まだ降り始めてから15分~20分といったところだが、ナメていた。やはり慣れない場所は恐ろしい。ともかく、上へ行くルートは、ここへ来た時のように橋を潜って浅瀬を通るか、はたまたその濁流の向こう側に積んである石を登るかのどちらかである。
結局のところ、その濁流を越えなければ帰る道はない。
さすがに石積みが見えているところは通れそうもなく、出来るだけ濁流の勢いを避けるためにも、迂回した方が良いだろうと、腰まで入って、その濁流を突っ切ろうとした時!
「あれ~」
想像以上の流れに立っていられず、3mくらい流されてしまった!工エエェェ(´Д`;)ェェエエ工。
運良く、すぐ向こう側が浅くなっていたので、すぐに立って(這って)岸に戻ったが、いや~危なかった。ライフジャケットって大切だね!(※誇大魚さんが喜ぶような意見も添えておこう。)
ウェーダーの中まで水が入り込んでいたが、土砂降りの住宅地で脱ぐわけにもいかず、歩くたびにグチョグチョと音がした。ただこの感触は嫌いではないけどね(強がり)。
日中、雨が降らなかったことを、手島さんのせいにしたその罰かもしれないなと、ふと思う
o(-_-;*) ウゥム…。
その後、救援を求めた佐藤さんに事無きを得たことを報告すると共に、“この事は暮々もどーか一つ”と誇大魚さんへの口止めもしておいた。ネタが欲しくて博多湾を彷徨っている(誇氏)の恰好の餌食になるのは御免である。┐( ̄ヘ ̄)┌
家に帰っても悶々とする。
夜中、PCを弄りながら、窓の外の小雨を眺める。
家族は寝静まっている。
暇だ。いや、ぜんぜん暇ではないヘ(°◇、°)ノ~。
釣りから帰ってシャーワーを浴びてスッキリしているのに、まさかもう一度、雨の中へ突入するわけがない。
もうガリガリ君も食べた。それは一日の終わりを示す儀式であり、後は寝るだけだ。
「おやすみ♪」
自分でも気付かぬうちに、いつの間にか先程の溺れかけた川のやや上流に、私は竿を手にして立っていた。自分でも驚きを隠せない( ´,_ゝ`)プッ
さすがに大雨の後だけあって、流れがある。すごく生命感があって雰囲気もある。デカボラくんもいない。こういうゾクゾクするようなシュチュエーションは8月に入って初めてのことじゃないだろうか。
こんな時は下手に考えず、素直に、素直に、を心掛けて、ミノーを投げる。
そして数投後、流れの中で「ガツン」と食った。
いや~雨が降ったら、途端釣れるんだから~お互い素直なものだ。
な~んて思いつつ、しばらく振りの魚なので、ドラグを緩めた。とにかく安全にまったり寄せる。
ジージー鳴って、クルクル回す。
またジージーなって、またくるくる回す。
メッチャ、タノスィ~~(≧∇≦)キャー♪
そして、まもなく魚体が足元の水面に横たわった。もう観念したようであった。サイズは70といったところだろうか。
あとはタモで掬うだけだった。足場から水面まで2mくらいあったので自転車に立て掛けたタモを引き寄せようと、一歩、後ろに動いた瞬間。
スカッと外れた。 バレた~Σ( ̄ロ ̄lll) ガ-ン

八つ当たりしたいが、手島さんはやめておこう。(-"-怒)
- 2011年8月23日
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