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STAFF BLOGGER


アジング初めます。

『 アジングを初めたい。』
 釣りのターゲットを拡げる為なら、
釣りの基礎やタックルセレクトも一家言あるでしょう。
難しいのは『 釣り=アジング 』を初める方です。




皆さんそれぞれに、趣味の捉え方があると思います。
週末に楽しむ、毎日欠かさず、友人と都合を合わせて、形態も様々です。
どのような趣味にせよ、専用の道具を揃え、時間を使う事が必須。
アジングに最低限必要なのは『 ロッド・リール・ライン・ジグヘッド・ワーム 』です。
どれも数多くのメーカーから、沢山の製品が発売されています。
それではどれ位の『 お金 』が掛かるのでしょう?

※ 私はもう『 初心者のウブな気持ち 』を無くしてしまったので、全く釣りに興味の無い嫁さんをサンプルにしてみました(笑)




まず見たのは大手メーカーのHP。
『 流行りの釣り 』はラインナップが豊富なので、早速悩ましてくれます。
最初に戸惑ったのは『 値段の差 』。
ロッドは10000~70000円と、7倍の差があり「 何が違うのか判らない。」と(笑)
まあ私も判らないくらいなんで、初心者は意味不明でしょう(笑)
とりあえず一番安いのを選んだようです。

『 計   10000 円 』

リールはロッド以上の差があり、これまた理解不能(笑)
そのうえ安い物は『 オープン価格 』なんで、判断出来ませんでした。
amazonと見比べながら選んだのは、実売6000円のリール。

『 計   16000 円 』

ライン・ジグヘッド・ワームは当然『 34 』を使うので、ざっくり5000円のお買い上げ(笑)

『 計   21000 円 』

お買い物が終了し『 21000円 』の散財です。
大人の趣味の第一歩としては、妥当な金額でしょう。
全て大手メーカーの製品を揃えたので、使い勝手に問題はありません。
安いですが、私がアジングするのにも使える品質です。
では、金額の差はどこにあるのでしょうか?




『 フラッグシップ 』と呼ばれる、値段・品質共に最高の製品があります。
『 技術 』を惜しみなくつぎ込み、妥協を許さず仕上げ、各メーカーの『 顔 』となる製品です。
装飾・色使い・材質の違いは見て取れますが、本当にコストが掛かっているのは見えない部分です。

一昔前に比べ、ラインは細くなり扱うジグヘッドの重量は軽くなりました。
それに伴い、ロッドに求められる事も変化しています。
各メーカーのスタッフが色々なシチュエーションで必要に感じる技術を選択し、一本に仕上げる。

これだけでもコストと技術がてんこ盛りです(笑)

でも初心者には必要ないと思います。
『 投げる 』『 掛ける 』『 取り込む 』を高次元で成立させるロッドより、『 気軽に 』『 気負わず 』『 気兼ねなく 』が必要だからです。
今、初心者が選ぶ価格帯のロッドは、5年前の中間グレードくらい。
そのうえ、当時の最新技術が普及品まで降りているので、悪いわけがない。
先ずは大手メーカーの安いロッドを自信を持って使ってください。




リールの値段はロッド以上に違いますが

アジングに高いリールは要りません。

全然意味がない(笑)
ドラグが良い。回転が滑らかだ。剛性が高い。バランスが良い・・・。

そんなもん全く必要ありません。

そんな銭があるなら、ガソリンを買う方が間違いなく釣れます。
巻ければエエし、出難いドラグは緩めにしたらエエんです(笑)
重いメタルボディですが『 1000~2000番クラス 』ならそれ程でもありません。
高いリールの機能・理屈は忘れてください。
『 この色遣い格好エエ!』くらいの動機で十分です。
ただの自己満足アイテムですから、最新技術に底知れぬロマンを感じ、超絶人間感度を持つ方以外は必要ないでしょう。

当然私も対象外です(笑)

初心者なら10000円を上限に選んだらエエと思います。




上記は、嫁さん(初心者)が選んだ製品ですが、釣具屋さんでも同じ様な感じになるでしょう。
取っ掛かりとして、全く異論はありません。

これが大手メーカーの存在意義です。

大手メーカーは『 超初心者~エキスパート 』までがターゲット。
なので値段差が大きいんです。
ロッドであれば、表記はジグヘッド専用とあっても、分離リグを背負えるパワーは必ず持ち合わせています。

お客様の顔が見えないので、専用色を押し出せないんです。

何でも使える汎用性を片足に残しつつ、製品を仕上げてあります。
そうなると豆アジには強過ぎ、0.5g以下がキャストし難いロッドになってしまう。
なので超軽量ジグヘッドがラインナップから消えていきます。
エキスパートであれば、ラインを使い分ける事でそれを補いますので『 ナイロン・フロロ・PE 』の複数ラインナップは欠かせません。
ラインと組み合わせて0.5g以下を作るんです。
必然、製品ラインナップと複雑さは増しますが、それを面白いと感じるアングラーも居ますので、欠点とは思いません。




一方『 34 』のようなライトゲーム専門メーカーがあります。
魚種・釣り方に特化した製品を出しています。

違いは『 極端さ 』です。

ロッドであれば、細いティップ、異端なテーパーデザイン、シングルハンドしか受け付けないグリップ。
リールなら、純正より軽量なダブルハンドル、振れ防止のバランサー、ライトゲーム専用のドラググリス。
どれも大手メーカーには出来ない『 とんがった個性 』です。
個性を押し出す事を重視し、使い方を限定してでも『 信念 』を伝えていく。

目指すのは汎用品ではなく専用品。

これが専門メーカーです。




釣れる様になると、好みの釣りが見えてきます。
ここからは専門メーカーの出番です。
個性的な製品はどれも違いがあり、好みの物にも出会えるでしょう。
地域による海の違いは違和感を産んで当然ですから、選べるだけのラインナップは揃えてあります。
そうなると、今より良いロッドが欲しくなるのは釣り人の性・・・。

2本目は高額な製品が気になったり・・・。

個性的なロッドが自分にどハマりする様な気がするし・・・。

あのシチュエーションなら・・・。


ここまで妄想が膨らんだら、買うしかないでしょうね(笑)




店頭購入時に注意点を一つ。

初心者はブンブン振っても何も解りません。

必ず店員さんにラインを通してもらい、愛用ロッドとの違いを確認してください。
軽量ジグヘッドを付けてみるのもオススメです。
『 軽さ 』『 張り 』『 テーパー 』の違いが判ると思います。
気になるロッドは取っ替え引っ換え、しつこく何度も。
高い買い物ですから、それくらいしたらエエんです。
これだけやると、印象がガラっと変わります。
柔らか過ぎると感じたロッドは丁度良く、パッツンロッドはさらに棒度がアップ、勿論その逆もあります。
後は、メインとするジグヘッド重量に合わせてロッドを選びましょう。




タックルを選ぶ時の高揚感は醍醐味の一つですが、本来の目的は『 釣る事 』です。
初めはタックルに右往左往せず、竿を振り続けてください。

つーか安物で『 自称上級者 』に釣り勝った方が格好エエじゃん(笑)

現場に何本も持ち込むより、自分が釣れるトコロに移動したらエエんです。
アジの多いエリアでは、投げてテンションフォールさせたらアタリが出ます。
それで釣れなければ「 自分の釣り方がココのアジに合っていない。」と思えばエエ。
釣り方はコレだけです(笑)




タックルは揃いました。
後はガソリンを焚いて走り回るだけです(笑)
毎回アジが釣れる様になった頃には

何故か・・・家族がつれなくなっていきます(;´Д`A

コレはアドバイス出来んわ(笑)

私も真っ最中ですから((((;゚Д゚)))))))

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松本幸治
 

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