ヒデはやし氏のアカメ攻略にゃあ毎度驚かされる!?

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まあ、毎度毎度ヒデはやし氏には驚かされるんですが、去年の20.4kgに引き続き、今回125cm36kgのアカメをたった遠征4日目で手中に収めるとは。いやはや。
 

しかし、彼は偶然で取ったのではないですね。
 

その日は、午後1時過ぎまで仕事して、急いで支度して午後2時半に高知
へ出発。カメラマン兼釣行・・・間に合うかな?と思いつつ車を走らせる
も、午後
4時半にハンズフリーからの着信コール。ん?第一声は高知の弘瀬
氏からだった。「ヒデさんが釣った。何時着?」ん?この時間に釣った?え
っ!?僕の想定より
1時間早かった・・・。道中の外気温29度、到着して出
た時間に納得。条件が揃っていた。これもヒデはやし氏の読みか・・・。


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年に数回、四国へ参上してくれる親友ヒデはやし氏。嬉しい限りです。

  

そもそもアカメって魚は気まぐれで、3年通って釣れない人もいるくらい
で、条件とポイント選びと時合いの全てが合わないとアタリすら拾えない事
もあるもっとも気難しい魚の
1つと思ってます。

 

また、口周りは堅く(正確には骨が硬い)フッキング1つにしても苦戦する
こともしばしば。また鱗も堅く、ミノウオとまで呼ばれるメーターオーバー
サイズはパワーも半端ではない。

 

それゆえに幻の魚と呼ばれるんでしょう。

そう考えると、ヒデはやし氏の探求心と読みと根性には感服します。実際、
遠征に来てアウェーじゃないですか。当然地元勢に状況やポイントの説明を
受けても
100%は無いです。ポイントの熟知から、そのシーズンによって変
わる時合い探し、食わすタイミングや、フッキングの方法、どうすればメモ
リアルフィッシュをランディング出来るかまで全てにおいてとことん考え抜
いて結果を出している事に脱帽させられたわけであります。


 

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実際、このサイズはリアルタイムでは、まずお目にかかれない。
 

僕も徳島県南在住のため高知はアウェーですので、ある年にアカメ狙いの
ため5月から9月末
まで1ポイントオンリーで毎週2日~3日通い続けて、
1シーズンを通して
そこのアカメが食う条件を把握し、80cm弱のアカメを1
尾はキャッチしたものの、その年に
20数回でかいアカメとファイトし散々
引きずりまわされ、ラインを切られ、フ
ックを伸ばされ、フックをはずさ
れ、たくさん悔しい目にもあいました。だ
からこそ分かる感覚です。

 

簡単に説明させていただくと、あくまでシーバスタックルでどうすればで
かいアカメを捕る事が出来るか?フッキングひとつにしても、どうすればあ
の堅い口に確実にフッキングさせられるか?どうすれはフックを伸ばされず
にファイト出来るか?どうすればこのタックルで主導権を握ってファイト出

来るか?全てにおいて1つずつ実践で導き出した結果の末、ヒデはやし氏が
自分のスタイルと理論と信念を貫き通しての1尾だったと思いますし、その
内容を聞かされたときには愕然とした限りです。

 

そして、それを聞かされた時にはその考え方の全てに納得出来ました。し
かし、ヒデはやし氏と同じタックルで同じ事をやれと言われても僕には出来
ないかもしれません。それほど彼の釣りのスタイルは彼にあっていると思い
ます。

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巨大アカメを見つめる目は勝利の喜びとアカメへの敬意とアカメへの愛情さえ感じられた。

 


(ファイト状況の詳しい内容はHIDEイズムで↓)

http://www.fimosw.com/u/hidehayashi1972/zbwsgt19vf4xek


おわりに、ヒデはやし氏がキャッチしたアカメは正確に測れなくても参考に
計ろうと弘瀬氏が用意してくれた新品の体重計に僕が抱きかかえて乗りまし

た。その後持たずに乗り差し引きしましたので参考目方ですが、JGFA記録
魚だったことには間違いないですね。申請には厳しい条件があり2年以内の
検査を受けた正確な秤で計れて生きてリリースが前提、その他諸々の申請条
件があるのでなんで仕方なかったんですけどね。釣った本人はもちろん、少

なくともアカメを狙うアングラーの皆さんの記憶には残ったと思います。

 

 

 

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メモリアルフィッシュをキャッチしたヒデはやし氏に祝福の言葉としてこ
の記事を掲載します。


 

 

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