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フライのお話

  • ジャンル:日記/一般
  • (Various)
ヨーロッパに行ってらっしゃるタケポンさんのログで、見事なワイルドのレインボートラウトを目にして、思わずコメント入れさせてもらいました。いや、しかし、ホントに見事なヒレピン。タケポンさんは荒川でランカーのシーバスを何本も釣っておられるので、50センチは小さいとの認識みたいだし、別な方のコメントでも「次はランカーを」なんておっしゃってるんだけど、、、50アップのワイルドのレインボーですよ? ですよ? 充分じゃないでしょうかねぇ。。。荒川のシーバスの価値と較べればアッサリ70アップというところでは? 逆にレインボーで80アップなんていった日にゃあ。。。
 
ワイルドのレインボーといえばフライフィッシングの憧れのターゲット。昔一生懸命フライを巻いていた事を思い出して、フライボックスを引っぱり出してみました。
 
ここはソルトのしかもルアーのサイトなんですが、寒くて外に出る気がしないので、ちょっとフライの話を書いてみようと思い立ちました。昼間の屋外に持ち出してちょっと写真も撮ってみました。
お時間のある方だけちょっとおつきあいを (^_^;). 
 
その前に釣りそのものを始めた時の話をちょっと。。。。
 
まだ釣りのツの字も意識していなかった頃、月刊プレイボーイで開高健師の「オーパ!」を読みました。釣りに興味がなかったのに、それから師の他の著書も読んだりして、だんだんと『釣り、いつかやってみたいな』と思うようになりました。すぐ近所の荒川でシーバスが釣れるなんて事は思ってもいなかったので、ルアー釣り→淡水という意識でしかいませんでした。で、自分も家内も都内の生まれなんですが、結婚した頃には家内の実家は近県の地方だったんです。で、その実家に行った時に山の方でできるかも、なんて思って、安いロッドとリール、そしてメップスとブレットンのスピナー、いくつかの安物のスプーン、それから当時タバコ屋くらいの広さの渋谷のサンスイで買ったラパラの小さなフローティングミノー。いちおう道具だけは持っておいたもののキッチリ始めるキッカケがなく時間が過ぎていきました。そうこうしてるうちに仕事の際、フライをやってる人がいて、行ってみたいんですよーじゃあ今度行きましょうかーという事で、山梨の渓流の管理釣り場にでかけました。自分はルアー、他の2人はフライで楽しくやったんですが、何匹かのニジマスの他に運よくヤマメが釣れたんです、そのヤマメが美しかった事。これが最大のきっかけでした。大きい魚を釣るためでも食って美味い魚を釣るためでもない、『キレイなヤマメを釣りたい』が釣りを始めたキッカケでした。で、それならルアーよりフライかな、と、あと一緒に行った人がやってた釣りの方がカッコよく見えたっていうか。。。(笑)
 
普通フライを始める時はいくつか買って、だんだんとフライを作るようになるんでしょうが、自分は最初から作りました。始めた時点ではロッドやリール、ウェーダーなどの他に、フライを作る材料も一気に全部揃えてしまいましたからものすごくお金がかかりました。もうあまり覚えてないんですが、銀行に借りたような気もします (^_^;). 
自分は車を持っていなくて、運転もペーパードライバーだったので、友人が行く時に連れて行ってもらうか、家内の実家に行った時に家内に運転してもらって行ったりしました。自分だけ釣りをするだけならまだしも、そのためにカミさんを運転手にしちゃうとは、、、思い出すと申し訳ない(笑)夏休み家族の旅行も山の上の湖のキャンプ場でバンガローです。ホントに申し訳ない事をしました。この夏休みのキャンプは子どもたちも充実してたようで良かったですが、夕食の準備をする時間はイブニングライズの一番オイシい時間で必ず釣りなので、この「キャンプの夕食はお父さんがはりきって作っちゃう」というのは我が家には一切なく、、、ホントに申し訳ない (^_^;). 
 
脱線・・・夕食の準備をしないかわりに、前日におでんを仕込んで持って行って温めるだけでOKというのがキャンプ初日の定番でした。ある時、山の上のキャンプ場なのでものすごく寒い時があったんですが、炊事場でおでんを温めているとそれを見たどこかのお父さんが「あ、おでんですかー、いいですねー」と心から羨ましそうにしていたそうです。おでんオススメです(笑)キャンプ道具などは一切揃えず、普通のヤカンやナベだし、ナイロンのタープなどはなくブルーシートだったりもしましたwが、ずいぶんキャンプ上手になりました。
 
そんなわけで、一年のうち春から秋がオンシーズンですが、その間にヒトケタしか行けない釣行だったので、釣りはなかなか上達しません。山梨や群馬の人が荒川来てすぐ釣れるかっていうとまずムリですよね?そんな感じです。それでも印象に残るイワナとの出会い等はありました。しかし、釣りを始めた第一の目的であったネイチャーに近い尺近いヤマメとの出会いというのは出来ずじまいでした。
今度行ったらこれ投げよう、今度は夏の山岳渓流だからこれ巻こう、と、フライの数だけは増えていきます。200個ほど巻いたあたりで初めて巻いたフライから100本くらいはゴミに見えて全部ほどいてやりなおしたりもしました。釣りは上達しないのにフライタイイングはメキメキ上達するというアンバランス (^_^;). 

その後の釣りの歩みはプロフィールに書いたとおりです。
 
どの釣りに関しても、自分には自慢できるものがなく、唯一人様に見てもらえるものといえばこのフライくらいしかないので、見ていただけたら幸いです(笑) ここはフライのサイトではないので、細かい説明は省きたいと思います。
 
ドライフライ(メイフライのスピナー&ダン)/カゲロウ)
カゲロウなどの水生昆虫は水面で羽化します。それを狙って魚が補食するのでその際に使用する浮かぶフライ。モンカゲロウなどはトンボに近いくらい大きいですが、コカゲロウなどは小さい、そのために色々なサイズを用意します。




ドライフライ(パラシュート/視認性重視)


ドライフライ(カディス(セッジ)/トビケラ)(メイフライ・ダン)




ニンフ(
ウェットフライ)(カゲロウやカワゲラの幼虫)
水中を流される水生昆虫のイミテート。ウサギの毛などで作ります。一見モジャモジャにしてるだけに見えますが、作るのは意外と面倒くさいです。




ミッジ(ユスリカなど極小の虫)
ユスリカという小さな虫だけを補食している時があり、その時は大きいフライには反応しません、バチ抜けのような感じですね、箱全体だと解りにくいですが、楊枝の頭も一緒に撮った写真で小さい事が解ってもらえると思います。が、こんなので仮にかかったとしても獲れるのかよ?って思いますね。使った事ないです(笑)




テレストリアル(蟻や蜂などの昆虫、甲虫など)
夏の山岳渓流だと昆虫を偏食してる場合があります、その時のために。

 
 
これらはせいぜい20〜30センチのヤマメやイワナのためのフライで、フライ全体の中でもごく一部です。大きなレインボーやサーモン、海でのフライなどはまた全然違ったものが必要になります。小魚をイミテートしたストリーマーやゾンカーと呼ばれるフライですね。

 
最後にフライのリール。スピニングリールやベイトリールは夜シミジミながめたりする事はあまりないですが、フライのリールは味があってよくながめてました。
イングランドの超名門、ハーディーのフェザーウェイトの限定モデル。シンプルな作りですが、すごくお高いです(笑)


アメリカのオービスのOEMも引き受けていたSTH(スティールヘッド)社のニューケンというリール。アルゼンチン製。渋くて一目惚れして購入しました。これはそんなにお高くないです(笑)


 
殴り書き状態ですみません。乱文ご容赦です。

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