11月27日 第2回 オランダ釣行記(ノーザンパイクとの戦い)




心臓がバクバクして、鼓動が激しく聞こえている。






うおおおぉぉぉーっ!






天を見上げ、咆哮のような叫び声をあげ、喜びを爆発させてしまった。







それにしても、なんと言う強烈な引きだったんだ?






振り返るだけでも、凄まじい戦いだった。






これほど興奮したのは、人生で初めてスズキを釣った時以来か。









11月27日(日)
雨時々曇り
風速 5-15m
釣行時間 9-12時






昨日の暴風雨は若干弱まったものの、まだ風速5m、最大で15mぐらいの突風が吹き荒れる。





オランダ人の友人から教えてもらったポイントをいくつか探ってみる。





ルアーはKomomo SF-125をチョイス。





ヤツがいれば、必ず反応してくるはずだ。








ここもだめ。









こっちもだめ。









あそこもだめ。







ちくしょー、またホゲリかよ。





半分 諦めモードに突入しだしている。





どうしようか?

第1回目の釣行で、メーターオーバーが乱舞したポイントへ。








あー、やっぱり風が強すぎ。









こっちもススキがぴゅーぴゅー鳴っている。





あと1時間で、ドイツに戻らないと。


最後に森の中を探索してみよう。









意外と風の影響は少ないポイントを発見。









何回かキャストするが反応なし。










でもルアーが近くを通過する際、黒い排水管の先の水面が若干ざわつくのを見逃さなかった。






いるぞ!!






5m奥からKomomo SF-125をキャスト!


着水前にスプールのラインをサミングして、ふわりと着水させる。


ワンジャークで水をつかみ、その後 トゥイッチを入れながらゆーっくり巻いてくる。





あー、何もいなかったか。







手前でルアーを抜き上げようとしたところ














ドバッシャーン!!




水面が炸裂して、パイクがルアーに飛びつこうとしたが、既に3m手前からルアーは空中に抜き上げてしまっている。





しまったー、やっぱりいたのか。




サイズはよく分からないが70cm近いかもしれない。





はやる気持ちを抑えつつ、5分ほど深呼吸しながら、場を休ませる。









もう一度、キャスト!



排水管の横を通るように、同じコースをかすめるように。



あれ出ないな?




トゥイッチをチョコチョコって、入れて見ると



あっ!






もわーっと、水面が盛り上がり、魚体が反転した。



むぅぅぅー。



パイクの野郎、気づきやがったか?







もう一度 キャスト。


同じように巻いて、同じようにアクション入れてみる。


ぐわーん!


水面が盛り上がるが、喰わない。


やっぱりいる!






なんだろう、ルアーがデカイのか?


それとも見切られたか?


ルアーを水面からピックアップ。







草むらに腰を下ろし、バナナとりんごと、柿を食べた。



待つこと、15分というところか。



この15分で考えたことは、見切られたのではなく、ルアーのサイズがパイク様のお気に召さなかったという結論に達した。


だから、3回もチェイスしたということ。


やつは食い気満々でイライラしているに違いない。






日本から送られてきたタックルボックスの中を見て、2つのルアーが気になった。






スーサンとごっつあん89。

図らずも、湾億のカリスマとプリンスのルアーだ。






よしっ!



ダウンサイジング作戦、ごっつあん89で行って、だめならスーサンで勝負をかけよう!







ルアーを手に取り、ワイヤーリーダーの先端に取り付ける。






ポイントに忍者のように気配を消して近づく。






呼吸を整え、葦のストラクチャーギリギリにサミングでふわりとキャスト。





フラフラと弱ったベイトを演出しながら排水管の横を通過した。














その瞬間













ドッ!

ん?

あー、排水管に引っ掛けてしまった。(笑)


チクショー!







と、思いきや









ギャイーン!





いきなりロッドはバットから満月のようにしなり、リールは悲鳴をあげてドラグが逆回転しだした。




いまさらながら、腰と背筋でゆっくり大きな合わせを入れる!




ドドドドーン!





ワニのような顔が水面を炸裂し、森の奥へ奥へとラインが突っ走る。





なんせAbu Garciaのロッドもリールもオランダで買って以来、今までバイトもヒットもなかったので、その性能はまったくもって分からなかった。

つまり、どうやって操るのか入魂されてないので、勝負の仕様にない。





ロッドはノサレタままだが、肘と膝を使って、ラインテンションだけは掛けている。




うぅぅぅ。


強烈な引きだ。


ピューン、とPEラインが走り、ドラグを緩め、走りたいだけ走らせる。





随分長く感じたが、時間にしたらわずか2-3分だろう。





手前に寄ってきた魚がもう一度 大口あけてジャンプする。


ドバババーン!



葦の枯れ草がPEに絡まっている。


あー ヤバイ!!





近くまで来て暴れている魚を見て、ギョッとした!


すごい歯だ、ホントにワニとピラルクーみたいだ。





ネットもないのにどうやって捕まえよう?









暴れるパイクを必死で草むらにズリ上げたが、また暴れて沼にバッシャーンと戻ってしまう。




意を決して手袋で口を掴んだら、針で刺されたような戦慄が走った。





ザックリとフィッシンググローブが切り裂かれた。







致し方なし、エラに手を突っ込んで、今度こそ 草むらへ投げ出した!










ずっどーん








やったー! ついにやったぞー!








歯が怖くて、おっかなびっくりのブツ持ち。

なかなか、うまく決まらず。(汗)

あー、見っともない。
小生は1か月半で6kg太って顔がまん丸。
緑のエラが頬っぺたに出来たようだ。(爆)









全長69cmのノーザンパイク。
さすが、チームAKB69に所属しているだけある。(笑)

fimoメジャー、3cmの口ずれのため、66cmで申請!






ごっつあん89で御用となりました。


でも、Komomo SF-125で見せたから、ごっつあんで決まった1発。





大野ゆうきさん、オーパ!!


ごっつあんミノーでやりましたよ!!


マサッチ、ごめん。
先にスーサン投げなくて!(笑)



開高健さんの力作、オーパ!を思い出しながら、地球の裏側で叫んでいたのでした!





しかし、次なるターゲットは、メーターオーバーのパイクか?






みなさーん、なんとか、パイク野郎を仕留めました。

ご声援 誠にありがとうございました!

欧州釣行記 第三弾、気長に待っててください!