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第1回 欧州釣行記(下)

  • ジャンル:釣行記


釣具屋のオヤジの言葉を信じ、友人宅から車で15分ほどの大きな湖に到着した。

なんでも、ベイトがピチャピチャと騒ぎ、パイクがボイルしていれば釣れるとの事。

あたりまえじゃないか!




小魚でも、小型のトラウトでも、水鳥でも、なんでも喰いつくとのこと。

なんかアホ見たいな魚だな。

早速 車を止め、すばやく支度をする。




ポイントに到着する。

しばらく湖面を観察。

ささにごりで、絶好の条件。





すると、釣具屋のオヤジが言ったとおり、目の前2mでざわざわとベイトが騒ぎ出した。

突然 水面を割って、大きな魚がライズ!

ドバッシャーン!!!



パイクだ!!!!

なんと、体高はゆうに30cmを超す大物。

全長はメーターオーバーじゃないか。




はやる気持ちを抑え、まずは卵形の太ったルアーをキャスト。

オヤジがアクションつけずに、ゆっくり巻けといっていたので、その通りに巻き、手前5mまで来た瞬間





ドッ!

重たい手ごたえで、アワセを入れる。

緩めのドラグがギュイーンと鳴り、1投目で来たか!!




ところが、生命反応はなし。

上がってきたのは、湖底のビニール袋。

むぅぅぅー。




気を取り直して、キャストを岸よりの葦が茂っているところへ。

ムワァーと、水面が盛り上がり、来たかと思いきや、何もなし。

見切られたか。





オヤジ曰く、なんでも喰いつくと言っていたので、随分アホな魚だと見くびっていたが、とんでもない!

警戒心も強く、見切りも早い。

特にメーター級なので、随分危険な目に合ってきた老獪なパイクに違いない。




その後も、ラパラも投入し、購入したすべてのルアーで、ただ巻き、トゥイッチ&ジャーク、リフト&フォール、ロッドを立てたり、立ち居地かえたり。

しばらく場を休ませて、違うルアーで攻めたり、早巻きしたり、デッドスローにしたり。




そのうちに、ガー公やら白鳥やら、近くに寄ってきて釣りにならず。

その間にも、パイクはあざ笑うかのように、突如 水面を炸裂して、ベイトに襲いかかっている。

朝の8時30分から開始して、既に昼の12時を回ろうとしている。

その間も、ドバーン、とライズが合計20回ぐらいあっただろうか。

ベイトは4-5cmの小魚。

10cmクラスのミノーに見向きもしない。





しかし、マッチザベイトのルアーなし。

今度はパイク以外で、背びれがピンと張った、ウオールアイ(淡水スズキ)が水面を躍り出た。
60cmはあろうか。




ウオールアイが炸裂した岸際にラパラをキャスト。

見事に岸10cmに決まり、ジャークを入れて巻き始めると




ドスン!

ウイーンとドラグがなり、重たい手ごたえが。

ヌボーっと、古木のような色をした細長い物体が浮いてきた。




ついに来たか!

胸の高まりを抑えつつ、慎重に巻いてくると。




やっぱり、古木でした。

あー、ちくしょー、色がパイクそっくり。




ドイツへ戻らなければならない、13時がやってきた。

最後の1投を10回ぐらいやったが、何も起きず。




結局 ノーバイト!




なんとドイツからオランダへの遠征は、ホゲリ、それもノーバイトの完全試合を食らってしまいました。




ちくしょー、苦労してオランダまできたのに。

しかし、それだけ難しいということだ。




もう一度よく研究、情報収集して、そしてルアーを揃えて、再戦をしなければならない。




固く、リベンジを誓ったのでした。




おーい、みんな、ルアー送ってくれー。

お金払うからさー、頼むー!!




パイクの野郎、覚えてろよ!




こんなの捕まえてやる!!

そして、塩焼きにして喰ってやる!

やっぱりお前はアホだって、言ってやる!










メラメラと燃える、鎮まらない心を、ビールのやけ酒とオランダ名物の菓子、ストローフワッフルをバクバク食べて、またまた体重が増えてしまったのでした。



アウエーの洗礼に身も心もズタズタ。


つまらないログに最後までお付き合いいただき、恐縮です。


ー 完 -

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