【緩々なボートシーバスライフ】ショップもさあ・・・

先日アイクルで出船した時のこと。

同船した方で女性の方がいらっしゃいまして。普段は旦那さんと乗っていて前回いい思いをしたらしく、今回は新たにロッドを購入して気合入れての参戦。

おニューのロッドを見せてもらったら、ちょっとびっくり。

ティムコのジャンピングジャック　トーナメントエディション　6.6フィート。

いいロッドですよ！僕も6.9を愛用してるし。でも・・・。

購入したいきさつを伺いながらシゲちゃんと

「どこで買ったんだろうね？」

「あそこじゃね！？」

なんて話してたらズバリ、某老舗のショップさん。

この方、ボートシーバス歴は3回。失礼だけどオーバーヘッドキャストもこれから回数重ねて上手になる途上段階。3回じゃ普通の話ですね、他の釣りの経験もなければ。

で、最初は某量販店に行ってキャリアなんかも正直に言ったら「〇千円」のロッドを勧められ、なんとなく店員が舐めてるような印象だったんで、断って近くの某有名老舗ショップにいったらしい。

そこで量販店の時と同じ話、自分の現状を伝えて勧められたのが上記のロッド。

普通、初心者に勧める？

そりゃあ、使いこなせればすごくいいロッドですよ。でもとても初心者向きとは思えない、どちらかと言えば遣い手を選ぶ部類のロッドじゃないかと思うんですよ。あくまで僕の印象ですけど。

僕も6.9を購入した当初はキャッチ率20％ぐらいでしたもん。ハリが有って、ヒットした時「ロッド曲げよう」とすると小さい魚はみんな「口切れ」してしまって。反面いいサイズが掛った時は綺麗に「曲がる」上にパワーも有るから「楽」に寄せられるけど。

おまけに価格だって、今売られてるシーバスのロッドの中では最高峰のランクに入るんじゃないですかね。

実際どんなやり取りがあったのかは当事者じゃないかわかりませんが

初心者が扱いやすいロッドってスペック的にも価格的にも他にいくらでもあると思うんすよ。

せっかく特定のシチュエーションで使うには素晴らしいロッドなのに、使い手によってはただ高いだけの「使いづらいロッド」になってしまう・・・。

それって、作り手にとっても、使い手にとっても　

大変残念な　

ことじゃないですかね。

ショップの店員さんもお客さんの話を聞くだけで、実際釣りしてるところを見ないでその方の技量を

「正確に掴むのは難しい」

ことなのかもしれません。

それでも敢えて言わせてもらうと、プロの販売員ならそれぐらいの

コミュニケーション能力

は持っていて欲しいです。でないと新しいジャンルに手を出す時に１人じゃうっかり買いにも行けない。

購入したロッド自体は「素晴らしいロッド」なのは間違いないので、使いこなせるように頑張って使い続けて欲しいと思います。

ちなみに僕の「ジャンピングジャック　カナル」、投げるのは最初からいい感じでしたけど、キャッチ率は・・・、目に見えて向上してきたのは使い始めてから多分3年目ぐらいです。

今では「外せない」1本になりましたが、購入した当初は・・・（苦笑）。