【緩々なボートシーバスライフ】湾奥発ボートシーバス10/27横浜８時間　場況に合わせて...

あまりの予約の取れなさにうっかり予約を入れちゃった、凄腕終了直後の27日。特に緊張を強いられる要素もないので、ノンビリ横浜へ。

随分久しぶりの人も居れば、先日ご一緒した方、初めて一緒になる方、といかにもこの時期らしい組合せ。

この日の船長はスエ君。聞けば、船長歴6年目とのこと。初老の時の流れは若い頃のそれとは

大分違う

最近スエ君指名でチャーターするお客さんが居るみたいで、意外に思ってたけど。6年もやってれば、そりゃあ、お客さんも付くか（笑）。

対岸は行ってみないとわからない上に、北っ気の風が結構吹いていたことから最初はこっちの川筋へ。

風裏とはいえ、水面はそこそこ波立ってる。朝イチはブーで広く探って喰い気がある魚を拾いたいんだけど、ブーじゃ

気付かれないかも...

上手な人は普段から頭に入ってることかもしれないけど、魚にルアーのことを気付かせるってことが、特に最近ルアーを選ぶ上で気になるようになっていましてね。

そんで選んだのはアマペン。正確な商品名は「アマゾン」らしいけど、僕には

アマゾンペンシル

の方がしっくりくる、それはともかく。付近にはコノシロはいるとのことなので、適当に投げやすい角度にキャストして、適当に

自分の動かしやすいリズム

でジャボジャボやってると、よそ見してる隙を見計らったようにロッドを押さえ込まれる。せっかく出たのに

一番いいシーン

を見逃すとは（笑）。ただ、それが幸いしたのかフッキングは上手くいった感じ。だけど...

リールが巻けない

今年購入したエクスセンスDC SS XGが早くも入院中の最中、予備のお前もか？　って感じだったんだけど、実際は

ドラグの締め忘れ（苦笑）

相変わらず間の抜けた話だけど、幸い今回は早いうちに気付いたので締めてる間に魚も疲れちゃったのか、すんなりネットへ。

77。なんか先週釣った魚と体型が違う。アフターっぽい。幸先は良かったけど、これはこの後苦戦するかも。

案の定、この後は同船者も含めてバイトがないので、オープンエリアの方に移動。

ここは川筋以上に風の影響を受けていて、やっぱり動きと水押で誘う普通のビックベイトは効かない感じ。

ビックベイトにこだわるなら同じくアマペンかダヴィンチかな。取り敢えず疲れるまではアマペンか。1発出してるし。そんなノリでアマペンを選んでジャボジャボやってると

ドバっ

と出たが、吹っ飛ばされただけで乗らず。唖然として吹っ飛ばされたアマペンをそのままにしとくと

もう1発、ドバっ

これも、吹っ飛ばされただけ（苦笑）。尻尾が見えたけど、結構いいサイズだったなあ。

これでどっと疲労を感じてトップは終了。同船者の方々もデカいブツを投げてるけど、そんなに反応がないみたい。

状況としては先週もそんなに良くはなかったし、麻雀で言えば、小場で動いてる時に自分だけ常に満貫縛りでやらなくてもね。

渋い時は、渋いなりに

ってイメージ。バルナで2～3投して反応がないので、さっさとバイブレーションへ。

今年はすっかりやらなくなったHWの風上にキャストしてのスローロール。実際は

ハイギヤ

のセルテート3012を使ってるから、そんなにゆっくり巻いてるわけじゃないんだけどね。

ただ、ハンドルを回す手の動きはほんとにゆっくり回してると思う。ルアーが

発する波動（笑）

を感じながら風に押されてボートがルアー引っ張る分じゃ足りない分を補う感じ。

喰わせどころは巻いてる最中に小さく入れるトゥイッチと、回収間際の軌道が変わるところ。

トゥイッチは波動が乱れたことで喰ってんのか、バランスが崩れたところを好機として喰ってんのかは

魚に訊かなきゃわかりません（笑）

回収間際のところも同じ。軌道が変わる時に波動も少し強くなるからね。

勿論、ただ巻きでも喰うから、巻いていてバイトがあればそれでよし。巻いてて喰わないなあ、と思った時に

チョン

と動かしてやる。で、喰わななきゃそのまま巻いてると、そのうち軌道が変わるから、その時にって感じ。

この日はこれが結構合っていたと思うんだけど、喰って来るサイズがね（苦笑）。

これ、この釣りの最大の弱点。ボートで引っ張ってる上に使ってるリールがハイギヤだから、喰った魚が小さいと弱る前に水面に引っ張りだしちゃうんで、キャッチ率が著しく下がる。

ヒットは15～6発、いやもしかしたら20発ぐらいヒットしたんだけど、キャッチに至ったの5本（匹）だけ。

去年まではこれで結構いいサイズが喰ってきてたんで、そこまでバラしは多くなかったんだけど。

他の方々は結構苦戦してる様子。訊かれたら何やってるかは伝えるんだけど、これが案外難しい。

基本的に感覚的な部分が大きい釣りだから。特にリトリーブスピードの

早い・遅い

で考えちゃうと、大体迷宮入り。使ってるタックルも風に対するキャストする方向も違うからね。

波動の大小（巻き感の強弱）で考えるとわかりやすいんだけど世の中、案外波動否定論者が多いのかもね（笑）。

で、他の方はなかなかアジャスト出来ず。また、僕もサイズが出ないので移動。

しばらくコノシロを探し回って北上したところで、少しゆっくり出船した遠藤さんから入電。朝イチに入った川筋でバタバタっと喰ったとのことで、そっちに戻る。

入ったのは朝イチとは違い、水深があるエリア。川筋と言ってもほとんど海の方。

なんか鳥がわさわさしていたので、ノーマルウエイトのビックバッカーを着水からノーカウントで巻いて来るとあっさりヒット。

ビュンビュン走るから絶対青物。それも抜けるサイズだと思ってドラグずるずる状態でゴリ巻きで寄せる。抜いちゃおうと思って寄ってきた勢いで浮かせると

シーバスでした（笑）。70ジャスト。さすがに抜けないので掬って貰いましたわ。

それにしても、こいつも痩せてる。完全に前の週と魚が変わっちゃってる感じ。

コノシロを追い掛けてる間は比較的大きいルアーばかり投げてたけど、ここで完全に頭を切り替えて、デカいルアーは

封印

久し振りに会った常連さんがそれまでの不調は何処へやら。風表にキャストして連発してる。

この方はほぼほぼベイトオンリー。大体いつも同じリズムで巻いてる。その上で、下に投げたら喰わないのに上に投げたら喰ってることは

早く引っ張るのか...

僕は逆に風に乗せて遠投して表層を早巻き。実際は糸ふけ取って巻き始めてるからカウント3～5ぐらいのところを通してたと思う。したらば...

ヒットは連発。も、結構バレてキャッチ数が伸びない。なんか、嵌めてるんだか嵌められてないんだか

よくわからん（苦笑）

最後まで苦労してた方が居たので1時間ぐらい残業するも、最後はスタミナ切れも加わり、キャッチ11本で終了。

デカいルアーで釣りたい人は軒並み苦戦していたから、上手く場況に合わせて拾うことは出来たと思うんだけど、そのわりに数は伸ばせなかったな。

小場の中で70UPが2本入ってるから贅沢は言えないんだけどね。なんせ、昔は散々ひどい目に遭ってるエリアだから（笑）。