前回の釣りでは飽き足らずに、夢の10キロオーバーを求めて20日ぶりに秋田港に戻ってきました。


今回は自作テンヤで！（自作テンヤに魂を込める）

メンバーは全国から愉快なメンツが集まり、前日に仙台で合流して打ち合わせからのソウルフード[油そば]で準備完了。日本海へ向けて夜通し走り、朝五時の出船時間10分前に到着。

「前日は荒れすぎて出船中止だったんだ」と船長から伝えられたが、状況は良くないけど頑張ろう！デカイのが獲れる気がする！と気持ちをポジティブ変換して釣り開始。




開始一時間経過、、無反応




二時間経過、、、、無反応




三時間経過、、、、無反応




僕以外はミズダコ初挑戦なので皆まだ半信半疑。

完全にメンタルフィッシングなので船長と僕で士気をアゲてアゲまくるが、そろそろメンタルが崩壊しはじめて夢の世界に現実逃避するメンバーも出はじめた頃…


「なんか重たーい」

唯一の女性参加者カオリさんのライギョロッドが曲がった！

根掛かりと勘違いするような重量感に今だ疑問を抱きながらも、船長の「タコだー！絶対デカイ！巻き続けろー」で一気に緊張が高まった。

カオリさんは「巻けないー負けないー巻けないー（泣」と言いながら必死に巻くが、ホントにハンドルが回ってない。

長い格闘の末、水の底からビーチパラソルのように広がって抵抗するデカすぎるミズダコがゆっくりと上がってきた。


ついに釣った。しかも15キロオーバーの特大サイズ！


タコエキスで全身グチョグチョ。おめでとう！

そこからはラッシュで船中全員ミズダコヒット！

ヘッダーのロッドブチ曲がり写真は約12キロのミズダコでした。

ふいにテンヤが重く感じ、ロッドシェイクをするたびに重みが増してく。ゆっくり竿にテンションをかけると海底から《モチィーーッ》とタコが引き剥がされ、そこからは堤防やそこに張り付かれないようテンションを緩めずに巻きあげる。めちゃくちゃ辛い。

10キロ超えるとリールのハンドルが回らなくなるほどのパワーゲーム。自作テンヤで目標だった夢の10キロオーバーを釣りあげることが出来て本当に嬉しかった。来年は20キロを狙う！

そんな釣りに使ったロッドは、

取り回しを考えてFishman[BRIST510XXH（プロト）]をチョイス。結果、同行者達が一日平均2～3つのテンヤをロストする中、愛着がある自作のテンヤをロストすることなく釣行を終えることが出来ました。

今年発売予定のこの竿は、
1）ビッグベイトが巨大化していく昨今、投げ切れるロッドが殆どないのが現状。そんな中で登場予定のこの竿は5オンス以上のルアーもバシバシ投げれる強力な筋肉のような竿です。

2）国内では巨大ビッグベイトでブラックバス、ボートアカメ、ビワコオオナマズ、ミズダコ、ライギョ（クリークなど場所による）等に新風を吹かせると思う。

3）マルチピース（3本継）なので、国内にとどまらず海外の遠征にも向いている。ただピーコックバスやタライロンなどのゲームフィッシュにはオーバースペックすぎ（510LH、MXHがジャストマッチ）ｗｗマーレイコッドやパプアンバス、ピラルクにハマりそうな予感。
そんな竿なのでご期待ください。

話がそれましたが、
前日までの雨で港内に真水が入り、船長はじめ誰もが「状況が悪い…」と読んでいた中、終始笑いながらの楽しい釣りでナントROKUZOU艇の今季最大釣果！のミズダコ4匹計30キロ、マダコ1匹1キロ、ホヤ1個、ナマコ1個でした！お世話になったROKUZOU艇船長ありがとうございました！




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