【SEABASS STYLE in TOKYO】台風後の釣りはこれをチェック♪

各地に被害をもたらした台風１１号も温帯低気圧に変わり、ようやく吹き返しの強い南風も治まってきました。

そうなれば早速釣りに出掛けたくなる方も多いかと思いますが、気になるのが大雨による濁りの影響・・・

特に濁りやすい河川の場合、例外もありますが基本的にポイントが土砂濁りのカフェオレ状態なんかになっていれば前回までの好釣果が嘘のように何もなく丸ボウズ・・・なんて思いをした方もいるんではないでしょうか？

僕もその一人です（笑）

そんな釣果にも大きな影響を及ぼす河川の濁り具合ですが、僕の場合は幸いにも釣り場環境に恵まれているため、とりあえずポイントに足を運んで確認し、ダメそうなら帰れば良いのですが、当然片道１時間以上かけていらっしゃる方もいれば、ご家庭の都合で週に何日も釣りに出れない方もいらっしゃるかと思います。

そんな貴重な時間を無駄にしないためにも、既にご存知の方も多いかとは思いますが、参考にして頂きたいサイトが僕も台風、大雨後には必ずチェックしてから釣り場へ向かうようにしている国土交通省水文水質データベース。

このサイトは全国各地にある河川観測所にて計測された水質を表す濁度や水温の他、リアルタイム水位など様々な情報が確認できるので、安全な釣行を行う上でも必要不可欠。

ちなみに僕がホームとしている河川の１つ、荒川の状況はこちらを参考に↓

※検索開始でデータが表示されます。

荒川（南畑観測所）

この中に表示されている『濁度』が水質を示す項目となりますが、濁度は水中に含まれる不純物の粒子の多さを度数にしたものなので、数値が低ければ必ずしも水が澄んでいるといった訳ではないようですが、大まかな目安となりますので、是非確認してみて下さい。

例として２日前の台風１１号による大雨直後は８０以上と非常に高い数値を示しており、それから徐々に低下してきましたが、先ほど降った雨で少し上昇したといった感じに釣り場の水質を把握するのに非常に役立ちます♪

ちなみに荒川に関して僕の中の目安は濁度が１５以下が理想で３０程度までが許容範囲、４０以上ではそれなりに強い濁りとなっている場合が多いので少し厳しくなるように感じます。

この国土交通省水文水質データベースですが、観測所によって計測している内容が異なっているため、全ての観測所で濁度が確認できる訳ではなく、河川によっては濁度を確認できない場合もあるかと思いますが、近隣の河川の水質をチェックできればある程度参考になるかと思いますので、是非ご自身が行かれる河川の観測所をチェックしてみて下さい♪