早く夏にならないかな～なんて思っていると、もう夏も終盤を迎えるあたりがそれらしい最近のロンドン。前までは滅多に会わなかったパイク狙いの釣り人によく会います。まさかどこぞの日本人が釣りまくっているらしいなんていう噂を聞きつけて増えているんじゃ、、、。そんなことは先ずなく、これから釣れる時期だって感じなのかな。１年を通して釣ったことのない僕には常に未知数です。


初のトップでキャッチのパイク


ここ２日間は、パイクのトップウォーターゲームをテーマに釣り歩いていました。トップで遊んでやるだなんて、少し遊ぶ余裕が出てきたななんて油断した矢先、指を噛まれて流血騒ぎを起こしました。写真を撮る前にくっついてきたウィードを取ってやろうと、左手で魚をぶら下げて、右手の指が口に近づいた瞬間、はためく様に上にバタバタっと動く。その時にサクサクっといかれてたみたいです。最初は魚から血が出たのかと思っていました、呑気なのもいいとこです。こんな怪我ばっかりしてる釣り人も少ないことでしょう。いつまでたっても子供扱いされることには、確かな理由があるんですね。

ちなみにエビフライなんかの『衣』のことを、英語でbatterバターといいます。バタバタのサクサクです。


日本の友達にルアーを送ってもらった時に彼チョイスで頼んだビッグベイトがバズジェットというかわいいルアーでして、中々出番が無かったのですが、本気で使い始めた瞬間からいい仕事をしてくれています。首を振ったりジュッジュッとスプラッシュしてみたり、ただ巻いてみたり、中々面白いルアーです、模様も遊び心があって今かなりのお気に入り。パイクはバスに比べて本当に捕食が下手だなぁと思うのですが、更にあまり賢くないのか、浅くフッキングしてバラしても、また平気な顔でしれーっとバイトしてきたりする時もあります。少し寝かせて戻ったりしてみるんですね。そんな風にしてやっとこさ釣ったパイク、久々にでかかった！１メートルにはあと５ｃｍ足りませんでしたがわくわくさせてくれました。


こいつに噛まれた



実はこの時笑顔とは裏腹に、ガチでビビる流血中でした。エラで隠してます(笑)１枚目の写真を取ってくれた女の子に血めっちゃ出てるよって言われるまで気づきませんでした。その１枚は少しグロいので、、、。

『すごい魚ー、でもすごく血が出てるよ！でもね、あたし絆創膏持ってないの、ごめんね、あはは　あれ？あたしのカメラうまく取れてないかも、も一回撮らせて！！カシャカシャ』

スペイン人かな？陽気でした。女の子ならそのドでかいカバンに絆創膏１枚ぐらい入れとけや！！なんて言ったら女性から猛烈な抗議を受けてしまいそうですね。でもでっかいの釣った後なので血を流しながらニヤける気持ちのわるーい始末。その後６人ぐらい通りがかる人に聞いてみましたが、みんな最初の表情はすこし戸惑いを隠せない感じ。

『すみません、こんな事聞いて悪いんですが、、、』

ってこのくだりめっちゃホームレスからよく言われる感じやんけ！


僕は滅多に行かない東ロンドンのカナル沿いには、ライトカバーのエリアがいくつかあります。またこれが師匠と勝手に崇めている方は、なんとフロッグゲームを楽しんでいた模様。早速雷魚釣りをしている友人に１個送ってくれまいかとメールしました。

面倒くさがりの僕はスピナベがあるとそればかり投げて攻めた気になってしまうので、それが手元にない今、この残り少ない夏をトップで釣り倒してやろうと思います。


ではまた