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ショータ・ジェンキンスです。 ようやくfimoの触り方を理解してきました。 皆様よろしくお願い致します。

▼ 英国アーバンストリームフィッシング

今週から、日本の小学生時代からの友人がロンドンに遊びに来ていて忙しくしていました。折角最近こまめに更新してたのにまたサボり気味でしたが、やっとこさ釣りに出かけることが出来ました。
イギリスに来たのならやっぱり田舎町もじっくり見て回らないと、イギリスに行ったなんて言えないでしょ、と半ば強引に友人と相棒を釣れ、都心の鉄道駅からぴったり１時間、電車で揺られてたどり着いたのはウィンチェスターという小さな町。古い学校や水車小屋など、歴史ある街並みの続くのどかな場所ですが、もちろん僕の最大の目的はその街中を流れる川。言うまでも無く釣りもしっかり楽しませてもらいましたよ、ありがとうＮ君。何でここだったかというと、6年ぐらい前だったか、管理人が一人でイギリスを少し旅をした時、川だけでなくそこから繋がるどぶ川の様な水路に、トラウトが泳いでいたのを鮮明に覚えていたことがあります。


家のすぐに裏を流れていく川、少し増水気味？

観光ついで、と言うより釣りの合間に観光な具合になってしまいましたが、ウィンチェスター到着後早速川に向かうも、流れが予想以上に早く、ルアーを上手く泳がすのが難しい。ドリフト気味に、あまり泳がない(？)ミノーを流しながら、ポイントを変えた１投目、早速元気な魚がヒットします。幸先良く出迎えてくれたのは、２０ｃｍ程のブラウントラウト。一応本命はグレイリングですがやっぱり嬉しい久しぶりに手にする魚、とても綺麗でした。



土曜日ということで、散歩をする人や観光客で賑わう川沿いの遊歩道。ポツポツと、釣りをするのかこの辺りの釣りに少し詳しい方々とも話をしました。前半だんれも釣り人が他に居ないので少し不安でしたが、ここはカウンシルがフリーライセンスでの釣りを許可しているエリアで、もちろんグレイリングもいるよとのこと。インターネットでの下調べ通りでした。と言うのも、僕には有名なチョークストリームに高いロッドフィーを毎週払って通うことが物理的に不可能なうえに、そういった場所は基本的にルアー釣りが出来ません。そこで僕が最近ネットで調べていることと言えば、ライセンス不要で、釣り方に特に規制の無い、トラウトやグレイリング達の狙える釣り場。正直困難を極めますが、便利な時代です。いくつかロンドンからさほど遠くない場所でそういうところをいくつか発見したという訳です。だってカナル全然釣れないんだもん、、、。



川で出会ったフライフィッシャーマン

素晴らしい出だしだったものの、その後バラしを連発です。あのマス類特有の首振りでことごとくバラされる上に、食べるのが上手じゃないのかミスバイトも多数。３回ほどハリを曲げられてしまうほどの良いサイズも逃してしまいました。そう考えると街中とはいえかなり魚影は濃いと思います。かなりフラストレーションも溜まり一旦休憩、観光しつつランチを取り、また川に戻って来ます。その後もしっかり乗らなかったり、バイト後のデスロールで逃すを繰り返し、もうダメかと思っていた矢先、流れのよじれから大きなミスバイト。そこで２度ほどトウィッチを加えて誘ってやると今度はしっかりバイトしてきました。もう逃すまいと、負担をかけてまた針なども曲げられない様に慎重に、時には川沿いを走りながら魚を追います。あのグリングリンと体を回しながらのファイトは、何度味わってもとてもスリリング。ようやく釣り上がったのは４５ｃｍぐらいの素晴らしいブラウントラウト、この魚も綺麗だった。


魚を置ける場所が無いのでちょっと微妙なアングル、、、

このサイズには出会った釣り人と地元のおじさんも驚いていましたが、あれだけのバイトを味わっていた僕には正直当たり前というか、驚きはしませんでした。嬉しさで膝は震えてましたが(笑)意外とみんな知らないものなんだなぁと実感。普段釣りをするロンドン市内のリージェンツカナルでも、パイクがいるなんて知らない人の方が多いですからね。６０ｃｍはあるかと思われるヌシも目撃しました、夏のリベンジも間違いないでしょう。しかしストーンヘンジに出かけた際のトラウトフィッシング(※こちらから)の時も感じましたが、町の中を流れる、それも決して渓流の様に綺麗とは言えない様な川で鱒族が釣れると言うのはやっぱり不思議な気分ですね。きっと中々味わうことは難しいんじゃないかという【アーバントラウトフィッシング】、イギリスにお越しの際はアフターヌーンティー付で、このちょっとお洒落で新鮮な釣りをご案内致しますよ。残念ながら今回はノーグレイリングで終了です。

次回は食べてみようかな？
ではまた。
ポチっと、夢は田舎町釣り全国制覇、日本一です！！

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