シーバスバトル　4〜6回目の記録です



3連敗の記録なので見所はありません




4回目　11/30 高知磯ヒラ

バトル開始から3連勝でウキウキ


寝起きもいいし体が軽い

釣り場までの120kmもノッてる時は短く感じます



道中では最初に入る場所と潮位と波の高さに合わせてルアーを考えたり通すコースをイメトレ


今日のポイントは数は出ないしプレッシャーも高いけど出たらデカい最新のあるエリア


そういうポイントの中でも実は苦手な場所

潮位と波向きの関係で苦手だけどその場所をチョイス


一つの立ち位置に対して投げれるコースがとても少ない、そのくせ次の立ち位置までが迷路のようになってて迷うし遠い


最初の立ち位置に到着


東の空は薄明るくなって来てるもののまだ暗くて投げるにはちょっと早いかな？って時間(フックアイにスナップは通せるけどスナップのロックは目視では厳しいぐらいの時間)だったのでタバコ吸いながら長めに海を観察



(今日ならあの場所も立てるかなー？あの場所に立てたらあっちの磯裏も投げれるなー。お、あっちの磯も立てそう！あちゃー、セットが入るとあっちはダメだな)



ヒラに限らず水面をじっくり観察して投げる位置や引くコースを検討する時間はとても大事だと思います


波がドカーンと磯に当たって出来たサラシが集まって払い出した先に瀬があって流れが曲がってその先にシモリがあって…絶対釣れますやん！！



タバコ吸い終わる頃にはいい感じの光量になったので少し浅めに潜る13cmミノーから



トゥイッチしてテロテロ巻いてトゥイッチしたところで引き波に当たったんでステイさせたらヒット


一投目からヒットはテンション上がりすぎてオシッコ漏らしそうでした


水深のある場所なのでゆっくりファイトを楽しんでから予定していたランディングポイントまで誘導して大きな波が来るのを待ちます



少し待つと大きめの波がきたので波に合わせて魚をリフト…リフト…リフ…




…動かない。





足元を確認すると50ちょいのチビたんがピチピチ

リーダーが貝に挟まれてました




嘘でしょ！？やめてよ！離してっ！！




引き波に合わせてバシッとロッドを弾くとスッと抜けるラインテンション




切れたぁぁあああああああ嫌ぁぁあああああああああ





家を出る前に箱から出した新品ルアーに交換したての新品フック3本が一投で消えました



悲しい…とても悲しい…けど魚はいる

いい時間を無駄には出来ないので泣きそうになりながらもリーダーを組み直してさっき見つけた良さそうな立ち位置までトボトボ歩きます



一投目の払い出しの流れを釣るのとは違う足元の濃いサラシの下を狙うポイント


ルアーは水噛みが良くてさっきより少しレンジの入る11.5cmのフローティングミノー から



めちゃくちゃ良さそうなのに崩れた波が手前方向に寄せてくるので同調させるのが難しい



2投だけして反対側まで回り込む為に歩く



すぐそこに見えてる場所なのに岩を登ったり降りたりを繰り返して着いた頃には息は上がるし手足はプルプル



本命とは違う薄めのサラシにルアーを投げてみるとさっきとは真逆で崩れた波が強く引いていい感じ



大きめのセットを待ってさっきの本命ポイントにキャスト



引き波が始まるタイミングで強めのトゥイッチを数回入れて引き波にステイさせます


かなり強めな引き波だったので引きに合わせて少しずつ竿を送ってやると引ったくるようなバイト



竿をけっこう送っていたのとロッドが硬いのもあってフッキングができてない…やばいやばい


急いでロッドを抱え直して追い合わせ入れようとすると豪快なエラ洗いでルアーがポロン


見えた魚体は70ちょいぐらい


数釣りを捨ててサイズ狙いに来たのにフッキングミスという情けない失敗で釣りたかった良型に逃げられました



このエリアに魚はいるという考えと、逃してしまった悔しさから大きく場所移動する決断が出来ずに貴重な朝マズメを使い切ってしまい2ヒット0キャッチで敗退



ヘビーロッドを使ってる事を忘れずにちゃんとフッキング動作をすれば釣れたはずなのに竿の硬さを恨む

竿が悪いんではなくて自分が悪いのに悔しくて悔しくて



俺みたいな下手くそがバイトをヒットに変えるにはもう少しオートマチックなティップが欲しいとか結局竿のせいにしながら情けない事考えながら帰宅しました


ラール チャートバック
津留崎ラウンド115 コットン






5回目　12/3 鳴門北西

今日は爆風予報　北西15m 波高1.6m

潮位はない


潮位の無い日がめちゃくちゃ嫌いだけどこれは釣れるやつ！


ウキウキでポイントに着くと見覚えのある車が…



車の中でナビかスマホか薄く光ってるのが見えた

どうやら奴は夢の中のようだ


ササっと用意を済ませてお先に失礼しようか悩んだけどキャラ的に起こさないと後がうるさそう



めんどくさかったけど車のガラスに思いっきり連打してあげました



ビクッ！！！としながら状況が飲み込めずキョロキョロしてるのを見てケラケラ笑ってるとノソノソと降りてきたので
「はよ！寝坊でよ！急いで！はよ！」



寝起きで目の焦点が合ってない相手には端的に要点だけ伝えるのが有効です



何か喋ろうとしてきますが「はよ！」で準備の再開を促して


なんでここにいるんですか？的な質問は全てスルー



寝ぼけて思考がハッキリしてない人間と話すほど今の私は寛大ではないのだ





なぜなら風が無いから





北西15mとは車のドアを開ける時には細心の注意と冷たい風に吹かれる覚悟が必要なはずなのに気温も低くないし風も微風




そのタイミングで現れたカズキ君と、ようやく呂律の回り出したハルユキ君と会話しながら海を目指す



海に着いたけどやはり風は弱い

ススキがそよそよ揺れる程度のそよ風




一気にヤル気はなくなり暗いうちに期待して流れを探しながら斜めキャストしながら浜をテクテク




そろそろいい時間！って時にひつこく鳴るスマホ



ものすごい嫌な予感がしながら確認すると

着信: ハルユキ


ものすごい嫌な予感がしながら出ると
「メジャー貸してください♡」

嫌！と即答したかった




けど今どこにいるのか聞いてみると僕の少し後方の少しだけ払い出しが出てた場所付近


ついさっき僕が歩いてきた場所…


釣れた場所を聞いた瞬間残り少なかったヤル気はほぼ0になりここまま歩いて山を上がってそのままお遍路さんになりたかった




自分たちが主催する大会のウェイインフィッシュ

自分のチームの若手

同じ釣り場に入ったよしみ


とても嫌な気持ちでいっぱいでしたが、どこをとってもメジャーを貸さないのは避けられないと判断し「嫌」とは言えないのを理解した私



「貸すけど遠いから魚を繋いで取りに来なさい」



連勝からの連敗でとても落ち込んでるおっさん

ひさしぶりの釣りで鳴門シーバスの釣れた若者



温度差ハンパなかった



普段はパッと打ってダメそうならすぐ帰るんですけどその日はやり切れない気持ちをルアーに乗せてストレス発散の為の無駄なフルキャストを続けました


ストレスが緩和された頃に若者から
「もう帰りましょー」


ストレス発散キャスト再開



明日も荒れる予報なので今日はこれぐらいにしてやるか…