みたかった・・・


次の日は仕事だったが、時間が空いたので、短時間だけ、久しぶりのキビレを狙いに。

ちょうど暗くなり始めた19時頃に、いつものポイントに到着。

今回はいつものキビレタックルではなく、今年新たに購入したゼナックのPA99で、キビレを狙ってみることに。



キビレにはかなりのオーバースペックだが、このロッドをもっと使い込み、色々と小技が使えるようになりたい。

ポイントに到着して、水面を眺めていると、ベイトが追われ、頻繁にボイルが起こっていた。

急遽シーバス狙いに変更。

急いでつけていたシンゾーベイトをアスリートミノーに変えて、水面直下をトゥイッチングしていると・・・

ドン！！

魚の重みが手に伝わり、一気に走って行く魚。
だがロッドはPA99にPE2号、一瞬で浮いてくるシーバス。

なかなかのサイズ。

手前に寄せてタモ入れをしようとした瞬間。

エラ洗いによるオートリリース・・・。

少し移動し、シーバスのフィーディングスポットへバイブレーションを投入。
水面直下を高速で巻いていると・・・

グン！！

引ったくるようなアタリが。
一瞬のるが、すぐに弾くような感じでバレてしまう。

ロッドが強すぎる。

気を取り直し、ドラグを緩めにして、別のストラクチャーへバイブレーションをキャスト。

すぐにコンッとアタリが。

あわせるとドラグを緩めにしていた為、一気にラインが出ていく。
スプールを手で押さえながらやりとりし、時間をかけて寄せてくる。

周囲を見ると、いつの間にかエロそうな主婦や青臭い少年達が集まって見ている。
その中にはチャリに乗ったポリスメンの姿も。

ここはみんなの期待に応えるべく、何としても獲らなければならない。

慎重に寄せて、浮いた魚を見ると、これまたグッドサイズのシーバス。

どよめくギャラリー。

そして最後のタモ入れをしようとした瞬間。

フッと魚の重みがなくなり、潜っていく魚。

痛恨のバラシ・・・

ドラグが緩すぎて、フッキングが決まっていなかったのかなんなのか・・・

落胆の声と共に気まずそうに、その場を後にしていく人達。
ポリスメンも無言で立ち去って行った。

ここでキビレ狙いにチェンジ。

すぐにコンッコンッとアタリがあり、フッキング。
今回はフルドラグでゴリ巻き。
46㎝のキビレは瞬殺だった。



次の日も仕事なので、これで納竿。

ゼナックPA99で3インチのシンゾーベイトを投げるのは、かなり気を使ったが、少しの間はこれでやってみようと思う。