この日は淡路島へ釣りに。

BGMはコーン。




まだビンビンギンギンに元気だった高校生の時にコーンと出会ってしまい、小生の人格形成に、多大な影響力があったのは否めない・・・

あの頃にてんとう虫のサンバをヘビロテで聴いていたら、もっとまともな思考を持った、健全な大人になれたかもしれない・・・


休日に早起きをするのが苦手な為、朝マズメに釣りをすることは少ないが、この日は特に出発が遅く、淡路島へ着いたのは昼頃。

とりあえずコブダイのブッコミ仕掛けを投入。

後は椅子に座って、ひたすら空想と瞑想と妄想の世界に浸るだけ。

アタリはチョコチョコあるが、雌なのか一気に食い込まない・・・

日射しがジリジリと焼き付けてくる・・・

忍耐力の欠片もない小生、じっとしていることが出来なくなり、そうそうにコブダイ釣りを切り上げ、淡路島のカムルチーを狙いに。

ポイントに到着し、とりあえず何もせずに池の周囲を徘徊。

池の角にあったオープンスペースに、グッドサイズの雷魚の姿が。



雷魚に気付かれないよう、その場で屈み、後退りして雷魚と距離をとる。

・・・。

いい歳をした大人が、草むらで屈みながら必死に後退りする姿は、絶対に他人に見られてはならない気がした・・・。

雷魚と距離をとり、フワッとしたキャストで、着水音を出来るだけマイルドにする。

フロッグがオープンスペースを通ると、反応する雷魚。

ロッドのバッドを叩いて、フロッグに細かい振動を与える。

だが、食わない。

少し移動させ、オープンスペースからカバーにさしかかった瞬間。

「ボッ」

という捕食音と共に消えるフロッグ。

すかさずあわせて、後はごり巻き。

あがってきたのは、淡路島ではなかなかお目にかかれない、グッドサイズのカムルチー。



雷魚を草の上に置いたが、刈られた草だったようで、魚体に付着してしまったのが、残念無念・・・

この日はこれで納竿。

今年の雷魚はこの一匹で、ほぼ満足。
後はライヒーの顔を見に行って、今年の雷魚は終了したいと思う。