Blue 89cm〜80cm爆発

  • ジャンル:釣行記
  • (Blast)
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この日もまた、代表タケさんの磯釣行に同行させてもらった。

タケさんは前日も磯に顔を出し、様子を伺っていた様だ。その日は何事もなかったようだが、この日は期待という文字があったのかもしれない。

その期待している魚を感じ、自分も熱くなり自然と高揚した。

磯場に着くと、二人で黙々と装備を整え

「さぁ、行くか」と言われれば「行きましょう」と答え、緊張感がお互いの間には走っていた。

まるで、青物の大群が走るかの如く。。








水位がまだ、全開で溢れている磯を歩きお互い距離を取り、ポジショニング。


ルアーは逆付けシーライド20gに段差フック1番。
まだ、暗いうちはボトムをシャカシャカと探る。


コッ!


とバイトがあり、間髪いれずにフッキング。

青物ではないと分かったので、メバルか?と思ったが

バシャバシャっと上がってきたのは40cmくらいのイサキ。


すぐにリリース。


その後は、明るくなり始めるのを待つ。


視線は常に定まらず、沖に走る潮目を見たり、右左とキョロキョロ。



そして、始まった壮大な海に壮絶なボイルが!
やっと来たか!そんな感じだった。

パァーン!!っと弾ける様な水柱や、バシャーンと聞こえてきそうな光景を目前にして、急ぐ気持ちを抑え、ルアーをシーライド20gから30g段差フック1/0を逆付け。


ほんの僅かな時間だが、収まったボイル。
何処で追っているのか…


すると、足元からトビウオが飛んだ。

イワシもいるが、トビウオもいる。。


そうしている間に徐々に左から聞こえてくる。

サザァァ



サザザァー




雨が降ってきたかの様な音に気を引かれ、振り向くと



イワシが無数に飛び回り、捕食者も背ビレを出しながら追い回し、イワシも更に逃げ惑う。

その音だった。


シーライドをフルキャストする。



ボイルが差し掛かり、ゴツ!っとバイトの瞬間

バットまでぶち曲がる。



キッタァ!!っと言わんばかりにロッドを煽りフッキング。


走りだす魚をポンピングで強引に向かせる。

グィと走ればグイグイ寄せる。

そんなやり取りをも飲み込むかの様に押し寄せた、群。


周りをチラっと見れば、タケさんのロッドも曲がっている。


これだ。一緒に魚をかけて、同じ感じを共感したかった。
せっかく一緒にやっているのだから。


そこから、スイッチが入った。


足元まで寄せ、下へ右への突っ込みをバットと腕で耐え、磯へズリあげる。


80はある…デカイ。と思えば、タケさんもズリ上げ。
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デカイ。と言い二人で歓喜する。

興奮し、スイッチが入ってドクドク鳴っている心臓。
落ち着かせる為に、タバコふかす。

無理だった。まだ、続くボイルにまた、投げ入れたくなる。


欲を抑えきれずに、気付くとバットまでまた入っていた。

ドラグは出すつもりなどなく、パワー勝負。

ロッドを腹に当て、グイッッグイっと寄せる。


気持ち良い。

また、足元で突っ込みをみせるが耐えずに上にあげる。

水面から魚が顔を、出した瞬間にそのままズリ上げる。

これも80up。


一旦、落ち着きを取り戻した海。と思えばまた

爆発する。

それを見て、またスイッチが入る。

シーライド30gを続いてキャストするもフックが折れてしまう。

直ぐさまシコトゥイッチャーHWを投げ込み、掛ける。

食ったぁ!っとポンピングを繰り返し。

ズイズイ寄せる。これもずり上げて三本目。
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ここからは間が少し空き。幾分か潮位が下がった。隠れていた岩肌が顔を出し始める。

シーライド20gに換えた。

沖で始まったボイル群はたちまち目の前まで到達する。

キャストするも喰わず、足元までルアーが来た所で右からイワシが前を猛スピードで通過する。

間髪いれずに、ギュン!!っとロッドが持っていかれる!

ヤバイ!疲れていない魚が下へ下へと突き刺す。

これぞ、勝負か!

うぉ…おぉぉ!っと持ち上げる。

手前に入ったスリットまで魚を寄せ。後ろに居た、タケさんがサポートしてくれ無事にキャッチ。

途中、タケさんが表層早引きして、ルアーの後ろから襲いかかる光景に爆笑した。。
良い意味でスイッチが切れ、リラックスできた。

遊ぼう。。そう思った。

ルアーはレッドペッパークルーズ。

水面を滑るレッドペッパーに


ガボッ!ガァボッ!!と襲いかかる魚に興奮した。

ゴポッっと水に飲まれたレッドペッパー。

食ったぁ!っと何度言ってるだろう。

岩に向かって突っ走るが耐えて浮かせスリットに誘導し、またタケさんがすかさずサポートしてくれた。
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この時、別場所で打っていた勇次くんが到着。
そして程なくしてボイルは遠くに消えていき、静かな海になっていった。
何人か居たアングラーも続々と帰っていき、僕ら三人になっていたが、三人で散り散りになり、黙々とキャストした。
離れた勇次くんを見るとロッドが曲がっており、タケさんと駆け寄る。
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これも80upだった。

更に別場所に居た、よし君からメールが来た。
90upでましたよ!これには三人でマジっすか。。と

前回、そして今回の89cm〜80cm三本。また、バラし数本含め活躍してくれたシーライド20.30g
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ボロボロになってしまった30gの方は良い思いでとして、キーホルダーにしようと思います。

最後に。

水柱をあげ激しくボイルするのも、こんな爆発劇にも遭遇する機会はまずないだろう。それに遇わせてくれたタケさん。
そして、今回もまた、笑って楽しむ事ができた。勇次くんが獲った時も嬉しくて三人で笑った。前回の釣行でもよし君に笑わせてもらった。
仲間である勇次くん、よし君、そしてタケさんに感謝したい。楽しかったです。
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そして、今回の釣行の最後にタケさんが良い写真を撮ってくれた。
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ブリ男になりました…

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