一本の代償(危険とは紙一重)

  • ジャンル:釣行記
先週末は久しぶりにY君とサーフゲーム。
結果は待望のヒットも、足元でさようなら。


日付が変わろうとしてましたが、通り道だったので、最上川へ寄り道してみました。


まぁこんな日は、どこでやってもパッとしないもんで、釣れてもちびまる子ちゃん。


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パッとしないままの9月最終日。


残業後に、懲りなく出撃しました。


いつもの所へブーン…………ガサッ❗
人が居ます。「さーせん」


上をめざして、以前に根ずれブレイクを犯した難所に入ります。流れが動き出す好ポイントだけど、足場が高く足元にはケーソン状の根が走っています。西南西の微風にほどよいヨレが「釣れる感」たっぷり。


時間も無いので、バイブで中層をアップから切っていきます。反応がないままシンペンで表層を同じルートで通してきますが、かすりもしません。ならば、流れが集中して発生するヨレに狙いを絞り、ダウンからモルモを通すと………ズドン♪


ずっしりと重量感が伝わると同時にドラグが鳴り響く。シャロースプールのドラグはセミロック状態にもかかかわらず、ジリジリとラインがでていきます。


前回のラインブレイクが頭をよぎる。寄ってきてから、一気に根に入るパターンだ。それを回避するために護岸の下へ降り、ファイト再開………なかなか浮いてきません(スレ掛かりと思う位)。96のフルベンド状態で根とラインの距離がギリギリのひやひや………アップに頭を向けたところで、強引に水面へ浮かせる。


デカっ!
これはいったでしょう!
ランカー!


根に入られないように、左エラを出しながらネットを伸ばす…………………


………………ズルッ!…………………
………………ドシッ!…………………
………………ザバッ!…………………


落ちました。


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下半身水没。
水場のくそ力でなんとか命拾い。
マジで流されると思いました(死)


自分でもどんな状況だったのかわからないまま、右手にロッドとシャフトを持ち、左手で護岸にしがみついて、無事に脱出しました。


ランカー釣るのも命がけと思いながらも、ネットから出したサイズは………………
………………ミジカイ!
………………2㌢足りない‼
どっと疲れと左腕に痛みが………………


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ランカーには届かなかったけど、ベリーマッチョな秋らしい魚体でした。きっとこの先、記憶に残る一本になったことでしょう。


想定外を想定し、水難事故には気を付けましょう。


只今、左半身が痛い…………

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