【外坊主】濁流の覇者 TKR130H

息子のチンチンの方がデカイと言う父として男闘呼としてどうなの？と言うこの状況。ヒトコト言っておかねばなるまい。

「良いかパダワンよ。このﾁﾝﾁﾝ息子よ。ﾁﾝﾁﾝに限らず，デカサにこだわってはイカン。そのようなフロイト的強迫観念から解脱して釣りを楽しめるようになってこそ一人前のジェダイ（釣り師）なのじゃ。例えランカークラスのスズキを釣ったとしても･･･ランカー･･･あぁ，あのﾋﾘﾋﾘするような緊張感･･･ｱﾄﾞﾚﾅﾘﾝで頭の芯が冷たくなるような感覚･･･あ”ぁぁ，やっぱデケェの釣りてぇなや！ﾕﾘｯﾍﾟ～！」

とゆーコトで，デケェの狙って台風一過の川に浸かってみました。
以下，釣行記

昨日は今年最強の増水で，橋の上から見ているだけで怖くなるような濁流が猛り狂っていたが，今日はだいぶ治まっていた。とは言え，通常のホーム河川からすれば結構な流れであり，それは歓迎なのだけれど，水が相変わらず泥濁りであった。あちゃ～，こりゃダメっぽい。早すぎたな。まぁ，せっかく来たのだからやってみましょ。ｯﾃｶﾝｼﾞ

これだけ流れが速いと自分的にはTKRかK2Rである。が，一発大物の可能性がある増水時にはやはりフロイト的に長くて太いアニキ（TKR）に出動願おう。ﾀﾉﾑｾﾞｱﾆｷ～！

エントリーしたポイントは，シャローが川の中ほどまで張り出した地形であり，シャローの末端は斜めのブレイクとなっている。そのブレイクの下流側には盛大なヨレが形成されており，一見どこに投げても釣れそうだが，最高のピンは流心側のヨレの先端である。まずは，ピンを外して岸側のヨレの中を探るが反応なし。そして，いよいよピンを狙う。

流心にﾀﾞｳﾝｸﾛｽでTKRを撃ち込んで，流れに乗せてピンに寄せて来たら一発でゴン！おぉ，居たか！ヨレを突き破って黒い影が宙に躍った。あんまり大きくないけど元気ｲﾊﾟｰｲですな！

目測60cm弱　この泥濁りの中に居るとは，スズキと言う魚は強いと改めて思う。

まだ居るかな。と，続いてよりタイトにブレイクを攻めるために，ブレイクの上流側に落としてそこからヨレに流し込んでみたら，なんとまた一発でドン！合わせると一瞬止まった後，ズルズルとラインを引きずり出して走り出した。おぉ，デカイ！ｶﾓ

その後はたいして走らなかったが，流れのせいでやたら重いうえに，寄せようとするとガボッと鰓洗いして反転するのでなかなか寄って来なくて焦った。ひぃぃ，バレないで～。四苦八苦しながらキャッチ。

ギリ80cm超えﾖｯｼｬ!

しかし，リーダーでかなり背中を擦ってしまったのがマズイ。もっと迅速にキャッチせねばと反省。

その後，K2Rを通して見たが無反応なので納竿とした。
やはり，増水濁流時にはアニキですな。フロイト的に貫録勝ちですな。

とゆーコトで今期４本目のハチマルゲットで余は満足じゃ。
しかし，これだけ釣行を繰り返してやっと4本かと言う気もします。
うぅむ，再びキューマルを拝むのはいつの日になるのか。ｷﾋﾞｼｰﾉｩ･･･

と，フロイト的強迫観念から全然脱却できないワタクシでありました。
また小物釣り（ただしﾁﾝﾁﾝでないヤツ）でもするか･･･