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マジャホ

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水の中

私はある大河川の側に住んでおり
車で数分のところに橋がある。
一昨日エンジンの調子が悪く
ディーラーに行くことになっていたので
車を走らせ夕方、橋を渡っていた。

この川は小さい頃、別の場所から釣りをしたことがあるが
今の所に住み始めてからは一度も釣りをしたことはない。
大きな河川で土手から川縁までとても距離があり
私の住んでるところからだとどこに道があるのかわからず
そもそも川縁に立ったことが無いのだ。
橋の下あたりには入りづらいからなのか
釣り人が立っているところを見たこともない。

橋の上から見ると所々に消波ブロックが入っているのが見え
上からではわからないが、おそらくその周りは少し掘れており
水色や流れの具合をみる感じだと魚も居そうには思う。

無意識に水の中を覗き込む時私は
何か生物がいないか見つけようとするようで
それは、田んぼのワキの水路であっても水たまりであっても
同じように思う。
そこにどういった生物達の
生活模様が描かれているのかが気になって
水面という境界の向こう側を覗き込む。

だから海などの水深のあるところや大海の真ん中をみるよりは
岸際にはりついたぼこぼこした牡蠣殻の周りや
底の見える浅場だったり、船についたフジツボの周りのほうが
何となく見飽きることが無い。
自分がそこに何をみているのかはわからないが
人間生活の縮図を見るようなつもりで
見つけた生き物に自分を投影しているのかもしれない。

私は車から水辺を眺めながら距離的に見えはしないが
水の中を想像し
一度、何がいるのか見に行ってみようかと考えたりした。


先日釣りが好きが集まって少し早い忘年会をしたが
みな同じ釣りものを狙う人達であるのにもかかわらず
その見ているものはそれぞれ違っているように
感じられた。
私が見ているのは、フジツボにくっついている小魚の
そのまた向こうにいる魚かもしれない。
方々はどこに何を見ているのだろうか。
違うものを見ているから会って話をするのかもしれない。

私がみる水面の先が私にとって
ずっと不可思議であったら良いと思う。


では
また、釣りに行こう。

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