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夜の特殊部隊

ちょいと前に都心で雪が降り、
今日も振りそうな予報が出ている。
都民ではないので実際振ったとこを見たわけでないが
暖冬と言われている今年。
あたたかさが一転、それなりの寒さになると
身体がちぢこまって嫌だと思う反面
若干の安堵が生まれるのは生物としてのバランス感覚だろうか。

寒いと言えば季節的に真っ暗ポイントでの回遊待ちが
効率悪くなってきたように思うので
ハイシーズンというわけでもないし
最近橋脚に入ることにしている。
だがハイシーズンでないとはいえ
橋脚となると場所とりが問題になってくるので
早く着きたいからというのと運動不足解消を理由に
河口を走ったりしていた。

ちょいとだけ水に入って釣りしてるので
落っこったりしたら恐いのでジャケットなんかを最近着用。
わりとガッツリ装備を固めて
ガッシャガッシャ音を立てて走っていると
あれ、と思うことがあった。
いや、実はずっと前から思っていたのだが
周りに釣りをする人があまり居ないので
話すキッカケが無く
意識の下のほうに沈下していたことだったのだが・・
冬のシーバスフル装備。

・・特殊部隊っぽくね。

スポーティーな柄を毛嫌いしていたらいつの間にか
揃えた釣り着が何から何まで真っ黒。
黒い防寒具、黒いグローブ、深紺のブーツ、
黒いライジャケに、黒いロッドとリール。
竿を継がないで胸のあたりに抱えると
そのままどこかに突入、制圧しそうじゃないか。

もしかしたらそんなことは
シーバス界隈ではいままで普通に言われてて、
橋脚とかを制圧完了!
とかやってる人も居たのかも知れないが・・
シーバスを初めて1年くらいたってみて
客観的に考えてみると
シーバス釣り。
結構怪しい釣りだよね。

夜中うろうろ都内の川沿いを徘徊して
あかりのついた橋があると一目散に寄ってい行き
何故か同じような人が居ると反対岸に行ったり
微妙な間隔をとって川縁に居座ったりする。
魚は集団で定位するとき
ピラミッド形成すると聞いたことがあるが
人間も明暗のベストポジションを中心に
生物的な何かを形成してるのかもしれない。

明かりにプランクトンが集まり、それにベイトが集まり、
それを捕食しにシーバスが集まる。
で、それを求めてアングラーも集まる。
一概にその限りではないと思うがおおよそそうなのかと思う。
ただ、シーバスがベイトに寄るのと
アングラーが橋脚に寄ることの違う所があるとすれば
アングラーはシーバスの確実に釣れるところに
集まるのではなくて
シーバスが釣れるとどこかで見聞きしたところにも
集まることがある、ということだろうか。
そこではその時釣れなくても
(もちろん釣る人は釣るかもしれないが)
何かで情報を仕入れて集まってきてたりする。
そう考えるとシーバスはベイトの情報を何で仕入れているのか。
アングラーのようにはずれを引いたり
捕食能力で喰いっぱぐれたりするのかな・・。

と、話がそれたが
そんな格好だからか去年一年で一度だけ職務質問を受けた。
自転車に乗ってかっぱをかぶって竿やら網やら担いでたので
怪しかったのだろうが、
その時驚いたのは結構なメジャー運河周辺だったのに
このあたり魚釣れるんですか、と警官がと聞いてきたことだった。
一般にはシーバス釣りの人が
釣りをする人なのかサバゲーをする人なのか
もしかしたら区別がついてないのかもしれない。

車を止めるあたりには休日ともなると
子供や親子づれなんかもうろうろしているのだが
変なものを見るような目で子供に眺められる。
一応笑顔で答えて安全安心をアピールするが
それが逆効果なような気が最近はしているが・・。

夜になりがちなシーバス釣り。
シーバス釣り人口は他魚種の釣り人口が
縮小しているのにもかかわらず
増えていると耳にした。
もう少し一般に浸透して、
でっかいタモをしょってうろうろしてる人を見かけたら
「あ、ママ スズキの人だ」
「スズキじゃなくてシーバスって言うのよ」
とか言われるようになったら良い・・・とは
ホントは大して思っていないが
怪しさの緩和というか理解が進むことに
悪いことはなさそうな気がする。
特殊部隊みたいなカッコして言えたものではないけれど。

そんな話。


では
また釣りに行こう。

 

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