例年通り昼〜夜と繰り返される大河釣行。

春の釣りから夏の釣りへと移行していくこの季節。
デイゲームとナイトゲームのどちらにウェイトを置くか非常に迷う季節でもある…

デイでは沢山の虎柄が相手にしてくれ、ナイトでは時期的に何時現れてもおかしくない本命”純淡水域川鱸”を期待しながらのゲーム。
特に今季のように早い時期に本命が登場してしまうとナイトも期待してしまい更に迷いが強くなる…

サンデーアングラーに比べ明らかに釣行回数が多い自分だが、一応家庭を持つ会社員でありそれなりの制約を考えるとデイ＆ナイトを毎回こなすのは難しい。時間的に可能な場合でもやはり釣行の疲れはそれなりでデイゲームで頑張ると夜は疲れと眠気でダウン。たとえ行ったとしても集中力が散漫し本気の釣りにならない事が多い…

そんな”過密釣行症候群”なりの悩みの中、昨晩に引き続き本日はデイゲーム。翌日の天気予報ではそれなりの大荒れで増水は間違い無いと思い現状の大河を釣っておきたいと思ったからだ。

本日はいつもより少し下ったエリアの偵察釣行から入る。

あっという間に初夏の装いとなった河川敷は生い茂る草木によって人を簡単に水辺へは寄せ付けない…


ひたすら薮を漕ぎ薙ぎ倒し急斜面を下り…


ようやく狙いの水辺へ。

初場所ということで最初は小型ミノーで手返し良く攻めて行く。
流れ＆地形も完璧と思われる中、流心から流心脇へ抜けた小型ミノーに”ゴンッ”と気持ちの良いバイトと共に魚が乗る。
鋭い突っ込みを繰り返した後に水面を割ったのは茶褐色ボディ…


レギュラーサイズの虎柄。


ライトタックル＆流心ではこのサイズでも充分。
それくらい川のこの魚は引く…

良さそうなポイントだがこの一本の後は何の反応も無い為に移動。
後日ナイトで入る価値もありそうだ…


次は今季入るのは初の虎柄＆川鱸の実績ポイント。
手前に寄っている流心のお陰で岸際には沢山の稚鮎の姿がキラキラと眩しい。

そこでは直ぐに答えが出た。
ダウンクロスで流すと先程同様に小型ミノーが”ゴンッ”と引ったくられ黒い魚体が水面を割る。


再びレギュラーサイズの虎柄。

そして最強兵器のジグヘッド＆ソフトに変更し水中を小移動しながら連発。








小型〜レギュラーサイズメイン。
このポイントではバラシ一回と四本の虎柄で終了。


次も同様の実績ポイント。

手前筋の流心をミノーで攻めるが反応は無い…
そして再び最強リグに変更し流心付近を流していると”コンッ”と小さいバイトに合わせが入る。


それなりのファイトを見せたのはレギュラープラスサイズの虎柄。

そして同様の攻めで流心向こうに撃ったジグヘッドをボトムに沈め立ち上げのワンアクションを入れた瞬間に”ドンッ”と引ったくり系の重いバイト。
乗った重みからして本日最大のサイズは間違い無い。
そして流心の流れに乗りライトロッドを絞り込みドラグを唸らせ下流にひたすら突っ走り一発ハイジャンプしたのは大虎サイズ。
ようやく寄せて来ても再び走りと突っ込みを繰り返しひたすら抵抗を続ける…
ロッドを持つ右手首が痛くなるようなファイトをどうにか征して無事ランディング。


強い引き味だった…


本日最大”大虎”サイズ。


デジカメ不調＆単独釣行なので珍しく”自撮り”
やはり格好悪い…

先日の本命”純淡水域川鱸”もそうだったがメバル用のライトロッドで流心のこのサイズはヤバ過ぎる…
釣り味を楽しむには最高のセッティングだが調子に乗り過ぎると再びの破損や魚を痛めつける可能性もあるので程々にしなくては…

この一本のファイトに納得し丁度タイムリミットとなり納竿。
最後の最後で良い釣りが出来た。

そして夜の部も考えていたのだが前夜の釣友とのナイトゲームと本日のデイゲームで疲れたのかやはり娘と寝てしまった…

やはり”昼”と”夜”の配分が難しい季節である…