地元の大河周辺及び上流域では連日の猛暑により梅雨にも関わらず減水状態。
毎日夕方になると黒い雲に覆われて一雨降るような雰囲気にはなるが川の水位が上がる程の雨は降らない…

そんなタフコンディションが続く中の休日。久々に実の兄と休日が重なった。

兄は自分と同様にやはり”釣馬鹿”…
子供の頃から用水路の雑魚釣り、沼での鮒＆鯉釣りといつも一緒に竿を振っていた。
そして大人になってからの沼、湖、川でのルアーフィッシングになってからも近所の釣りから遠征を含め一緒にフィールドに通った…

９０年代〜はこんなスタイルで深夜の沼〜川を駆け回り…


大きなヘッドライトを装着し夜はデカバス、昼はコイツ…


時には”雷魚”と”鯰”を狙い…


”奈良の聖地”＆”日本一の湖”へランカーを求めて遠征を続け…


そして現在のメインスタイル”純淡水域川鱸”に出会い…


現在では川鱸＆虎柄メインの釣行をお互い続けている。


流石に近年はお互いの家庭＆仕事もあってか以前のような遠征釣行は無くなった。

そんな訳で久々に休みが合ったということで軽く湾奥あたりにプチ遠征でもするかという話になった。湾奥といったら先日の先輩アングラーということで連絡＆即答で湾奥行き決定。

兄はいつの間にか購入していたニューロッド＆ニューリールのシェイクダウン。
先輩はNEW CAR購入ということでその車で湾奥へ向かう。

相変わらずの”節電湾奥”は薄暗い…
といっても地元の大河に比べたら数十倍の明るさだが…


ポイント到着時は中潮下げ３分〜といった感じ。
良いヨレの出来ているポイントは先行者多数。
空いているポイントへ入るがボラのジャンプ＆スレ掛かりがあるくらいで皆反応は無い…

そのまま先行者を縫うように実績ポイントに向かいながらランガンを続けるも全員ノーバイト…

そしてそのまま実績ポイントへ入る。
トップウオーターで攻めていた兄に派手なバイトがあるも乗らず…自分もトップで攻めるも一発出て軽く乗った魚は紛れも無く”ミニマムセイゴサイズ”…

そしてスローに誘っていた兄のトップに派手なバイト。
今度は魚が乗ったようだ。

元気に上がってきたのは”湾奥”らしいフッコサイズ。


その後、ソフトルアーで攻めていた兄は同サイズを追加。


先輩の方はセイゴサイズとここまで来て”良型ニゴイ”一本…


肝心な自分はその後ソフトルアーで一本バラして終了…

潮も下げ止まりとなって納竿。一人ノーフィッシュ…

今回この場所で初めてノーフィッユを味わった…
前回より状況は良さそうだったが思った以上に難しかった…

昔からだが兄が先に魚を手にする時は自分は必ず釣れないというジンクスがある。今回もまさにソレだ…

そして約４年に一度くらいは兄に”神が降臨”することがある。
とてつもない大釣りをしたり、大物を仕留める…
その時、自分は完全に惨敗となる…

そんな年がもうじき来そうな予感がしてならない…
そして回数は減っても”釣馬鹿兄弟”の釣行はこの先も続いていくのだろう…