【B.I.T.E】凱旋門賞'2011

今年も世界最高峰のレース、凱旋門賞の開催が目前に迫ってきた。

2011年凱旋門賞は本日、日本時間23時頃に多分開催される。
この辺の時間がピッタリ出ない所は欧州競馬の事情なので仕方がない。

エルコンドルパサーの見せた大健闘以後、手の届くレースとして日本馬の挑戦が続いている。

今年参戦するのは2011年春競馬のチャンピオン、ヒルノダムールと、昨年の凱旋門賞でサプライズの2着となったナカヤマフェスタの2頭。

共に長期間滞在し既に1戦を消化し、臨戦態勢は十分。

ヒルノダムールは本番でも本命になりうるサラフィナと接戦を繰り広げ、前評判は上がっている。

故障から10ヶ月近い休養明けとなったナカヤマフェスタも1回使えた事で上昇度合いは出走する中でもかなり高いだろう、昨年の雪辱を期待したい。

そびえ立つ壁

英国を模範に競馬を始めた日本にとって欧州をはじめとした芝馬場による競馬こそが主戦場であり、かつては挑む事さえも無謀とされた時代もあった。

近年の健闘により、最早勝利は目前の様に思われるがその牙城は堅い。

何しろこの凱旋門賞は異議なき世界最高のレースで、世界中から挑戦が行われているが、89年の歴史において欧州所属馬以外の勝利はただの一度もない。

その最短距離に、発展著しい日本馬が迫っているのは確かだが、エルコンドルパサーや、ディープインパクトと言った日本競馬の最高峰と呼べる馬達ですら敵わず、一敗地にまみれたのは紛れもない事実である。

サラフィナ　　　

牝馬でいながらその豪脚は牡馬をもまとめて一蹴する破壊力
昨年の凱旋門賞では大きな不利があっての3着。

騎手は日本でも大活躍のルメールと1番人気はこの馬。

ソーユーシンク　　　

豪州競馬のスターはアイルランドの超名門エイダン・オブライエン厩舎へ移籍。
ベストは2000ｍだが、ワークフォース、スノーフェアリーと言った実力馬を次々と破り、今や欧州中距離のエースに成長した・

ワークフォース　　　

ディフェンディングチャンピオンとして連覇を狙う昨年の勝ち馬。

人気に押されながらも勝ちきれないレースが続くが、英国ダービー馬であるように、比較的力の要求される戦いを得意とし、この凱旋門賞は絶好の舞台で復権を狙う。

スノーフェアリー　　　

牝馬でありながら、これまで制した大レースは英国、フランス、日本、香港と世界を飛ぶ実力馬。
日本や香港で見せたレースから馬場が固めになればその切れ味が活きる。

今年は絶対的なエースこそいないが、これまで脱落したのは春の大一番キングジョージ2世Sを制したナサニエルのみと高いレベルでの接戦の様相。

また回避馬がほとんど出ず１６頭によるレースとなりそうだ。

極めて激しいと言われる欧州競馬のポジション争いは不安材料となるが健闘を祈りたい。

無料生放送

グリーンチャンネルにて無料生放送が決定。

本日　１０月２日　２２時３０分～２４時

BSデジタル　２３４ch

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訂正　フジTWO　HD　615ｃｈ　アナログ　721ch　

*BSデジタル11chでも特別番組が放送