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第78回日本ダービー・レース回顧

強い2冠馬の誕生でダービーを巡るストーリーは幕を閉じた。


特殊な天候条件により非常に予想が困難とされたレースであったが
終わってみれば・・・という順当な結果であったと思う。


*計算を間違えていたので修正


3つの半マイルによるペース分析


0-800m 49.9秒

800-1600m 51.5秒

1600-2400m 49.1秒


馬場コンディションを考慮すると前半の入りが厳しかった上に、続く800mでもペースと落としきれず体力を温存しきれていないと言える。


その中で勝ち馬と2着馬が記録した後半600mの時計は突出したものだった。


オルフェーヴル  34.8秒
ウインバリアシオン 34.7秒

3番目に後半600mが早かった馬が36.4秒だった点からも、この数字の凄さが解る。


話は戻るが、何故この様な厳しい前半とペースが落ちない中盤というレースになったかを先ず考えるに
先週行なわれたオークスの影響がなかったとは考えられない。


同じく悪化した馬場コンディションが影響したのか、逃げた馬と早めに抜け出した馬を
実力上位と思われた2頭は後方から捉えられずに3,4着。


同じ距離とコース、更には同様に悪化した馬場コンでションと重なりすぎた要素が、騎手達に必要以上に大きな影響を与えたのではないだろうか。


その結果、オークスとは全く逆に、前半以降の消耗ペースには乗らずに後方でじっと脚を温存した2頭が、出色のラストスパートで後続を大きく引きちぎる結果となったと考える。



残り600m以降

600m→400m 12.6秒

400m→200m 12.2秒

200m→ゴール 12.0秒


脚を温存し、加速し続けた2頭のラストスパートについていける馬はいなかった。



更に言うと共に2000m以上の距離で勝ち星があり、尚且つ東京競馬場での重賞勝ち馬と言う

距離適正+決め手勝負になった時の裏づけを持っていた、となる。

また、このペースを序盤から追走して3着に粘ったべルシャザールは評価を見直す価値がある一頭だろう。



数字には残らない部分として最後の4コーナーから直線におけるコース取りの攻防は久しぶりに熱い物を見た。


オルフェーブル&池添は前にいるサダムパテックの横を通る為に、右外に並ぶナカヤマナイトを弾いてインを取ろうと狙う。

それを察知したナカヤマナイト&柴田善が『ここは通さない』という断固たる意思を見せて応戦

この結果、馬体重で10キロ劣るオルフェーブルはインに押し込められる。

もしサダムパテックがあと10数mナカヤマナイトと並走する余力を残していればオルフェーヴルは一瞬進路を失い、外から抜け出したウインバリアシオンに交わされ、捉える事は難しかっただろう。

完勝に見えたレースも、この様な僅かな差が勝敗を分けたのであった。


そして冒頭でも触れたがこれでオルフェーブルは2冠達成。

秋には3冠達成の期待がかかる。


新しいストーリーはオルフェーヴルを中心に動き出した。




ところでfimoにもいる競馬好きが集まって

あーでもない、こーでもない、とブツクサ言う為に


原敬さんがfimo競馬部というコミュニティを作ってくれました。

競馬仲間をお待ちしております^^

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